「Facebookを利用して、人を集めたい!」という人は非常に多いです。
知り合いを集めるのであれば、Facebookに投稿するだけで、多くの人を集められることも少なくありませんが、あまり知らない人を集めるとなると、なかなか難しいですよね…。
ですので、そういう場合はFacebook広告の「イベントの参加者を増やす」という広告を利用する事で、接点がほとんどないような人たちを集める事が出来ます。
ただ、この広告は少し注意する必要があるので、その辺も併せてお話ししていきます。
目次
1.「イベントの参加者を増やす」とは
「イベントの参加者を増やす」とは、イベントや説明会、セミナーなど、多くの人を集めたい時に使用するキャンペーン目的になります。
この広告を利用する事で、多くの人にイベントの告知を行う事が出来る為、効率的に集客を行う事が出来ます。
2.「イベントの参加者を増やす」を利用するタイミング
身内だけのイベントではなく、多くの人参加してほしいイベント(セミナー等)を告知する際には、この広告を利用する必要があります。
Facebookでは、個人の投稿(通常の投稿)やFacebookページの投稿を利用して、イベントの告知を行う事が出来ます。
しかし、そこで出来るイベントの告知では、イベントを告知する人とFacebook上で繋がっている人にしか広告を配信することが出来ません。
ですので、知り合いではない人にも参加してほしい場合は、広告としてイベントを告知する必要があります。
3.「イベントの参加者を増やす」の出し方
Facebook広告では、基本的に広告作成画面で全ての登録を済ませる事が出来ますが、イベントの参加者を増やすには、先にイベント告知用の投稿を行っておく必要があります(この辺は、「投稿を宣伝」と大きく違う部分ですね)。
事前にイベント名や日時、場所等を決め、Facebookページ上に投稿しておきましょう。
また、イベント広告用の投稿は「イベント・クーポン」ボタンから投稿していきます。
例:イベント広告用の投稿方法
4.広告の配信イメージ
実際にこの広告を配信した場合は、次のような形で広告が表示されます。
まずは、友達の投稿が表示される「ニュースフィード」という部分に広告が表示されます。
※この部分以外にも広告は表示出来ます
広告をクリックすると、イベントの告知ページに飛びます。
ユーザーが「興味あり」をクリックすると、右下の「興味あり」の人数が増え、「参加予定」をクリックすると、「参加」の人数が増えます(ユーザーはいつでも参加予定や興味ありを取り消す事が出来ます)。
5.この広告の利点
この広告は「興味あり」や「参加予定」を選択したユーザーに対して、情報を発信することが出来ます(Facebookページに「いいね!」を押したユーザーに、投稿が表示される感じです)。
その為、ユーザーの関心度を持続させるという事が出来ます。
どうしても、無料のイベントで開催までの日数が長い場合は参加率が減少しがちです(特に無料のイベントは参加者がドタキャンしやすいです)。
ですので、この機能を利用して、定期的にイベントの魅力や最新情報を配信していくことで、参加率をあげるという効果が期待出来ます。
この広告ではLPが必要ないので、少ない予算でイベントの告知がしたいという場合でも非常に便利です。
これは他の広告目的(キャンペーン目的)にはない強みです。
6.この広告の注意点
イベントの参加者をFacebook上で集める場合、十分効果が見込めますが、イベント用にLPが存在する場合は「コンバージョン目的」の広告を利用するようにしてください。
というのも、私たちの経験上、イベントの参加人数や参加者の1人当たりの予算はそちらの方が安い傾向にあるからです。
ですので、イベント用のLPがない場合は「イベントの参加者を増やす」を利用し、LPがあれば「コンバージョン目的」を利用するという配信方法をおすすめします。
7.まとめ
「イベントの参加者を増やす」を利用する事で、LPなしでイベントの告知や参加者を集める事が出来ます。
また、定期的にイベント情報を告知することで、ユーザーの興味関心を維持させることも出来ます。
ただ、単純にイベントの参加者を増やす場合、そのイベントのLPがある場合は、コンバージョン目的の方が効果を発揮しやすい傾向にあるので、注意してください。