人間関係に疲れた時、思い出したい世界の名言30選

人と人が付き合う限り、人間関係の問題は生まれます。
折り合いをつけてようと頑張っても思ったような結果にならず、時には心が消耗しきってしまうこともあるでしょう。

今回はそんな時に思い出したい、偉人たちが残した人間関係にまつわる名言を紹介します。

私たちと同じように人間関係に苦しみつつも、偉業を成し遂げた人々の言葉に元気をもらえるかもしれません。

相手は変えられない

俺は議論はしない。
議論に勝っても、人の生き方は変えられぬ。

坂本龍馬
(江戸時代末期の志士)

君は君 我は我也 されど仲よき。

武者小路実篤
(日本の小説家、詩人、劇作家)

人と交際する時に一番忘れてならぬことは、
相手には相手なりの生き方があるのだから、
それが他人の人生をかき乱さないように、
むやみに干渉しないことだ。

ヘンリー・ジェイムズ
(イギリスで活躍した作家・小説家)

時には折れる

負けるが勝ちの場合もある
細道で犬に出会ったら、

権利を主張して咬みつかれるよりも、
犬に道を譲った方が賢明だ。

たとえ犬を殺したとて、
咬まれた傷は治らない。

エイブラハム・リンカーン
(米国の第16代大統領)

セトモノとセトモノとぶつかりっこすると
すぐこわれちゃう。

どっちかがやわらかければだいじょうぶ
やわらかいこころを持ちましょう。

相田みつを
(日本の詩人、書家)

冷静に話を聞く

あなたを悩ましたり、
悪口をいう人にも、
平静な心で注意を向けなさい。

きっとあなたにとって
得るところがあるはずです。
良薬が口に苦いように、
あなたに偉大なる存在が
苦言を呈しているかもしれないからです。

ジョセフ・マーフィー
(米国で活動したアイルランド出身の宗教家、著述家)

悪口を言われて我が身を正すことの出来る人間は
幸せと言うべきだ。

ウィリアム・シェイクスピア
(イングランドの劇作家、詩人)

冷静を保て。
怒りは議論ではない。

ダニエル・ウェブスター
(米国の政治家・法律家)

多くの人が、話上手だから人との関係は得意だと思っている。
対人関係のポイントが聞く力にあることを知らない。

ピーター・ドラッカー
(オーストリア出身の経営学者)

許す・忘れる

人付き合いがうまいというのは、人を許せるということだ

ロバート・フロスト
(アメリカ合衆国の詩人)

人はしばしば理不尽で自己中心的です。それでも許しなさい。

マザー・テレサ
(カトリック教会の修道女)

あなたが私のことをどう思っていようと気にしないわ。
あなたのことなんてコレぽっちも考えていないもの。

ココ・シャネル
(フランスのファッションデザイナー)

自分を省みる

自己を責めることを知っているものは善人で、
他人ばかりを責めるものが悪人だ。

武者小路実篤
(日本の小説家、詩人、劇作家)

自分に思いやりが足りない人ほど
相手に思いやりを求める。

自分の言葉が相手を傷つけていないか、
まず反省してみる事。

美輪明宏
(日本のシンガーソングライター、俳優、演出家)

他人にイライラすることはすべて、
私たち自身のよりよい理解につながり得る。

カール・グスタフ・ユング
(スイスの精神科医・心理学者)

礼儀正しくする

次の6つの心得を守れば、
礼儀正しさの習慣を身につけることができる。

1.相手の話には熱心に耳を傾ける。
2.相手の話に口をはさまない。
3.初対面の人の名前はすぐ覚えてできるだけ使う。
4.もし相手の言い分が間違っていても、そっけなくやりこめるのはよくない。
5.自分のほうが偉いといった態度を見せない。
6.自分の考えが間違っていれば素直にあやまる。

デール・カーネギー
(米国の実業家、作家、ビジネスセミナー講師 )

人が意見に反対するときは
だいたいその伝え方が気に食わないときである。

フリードリヒ・ニーチェ
(ドイツの哲学者、古典文献学者)

謙虚な人は誰からも好かれる。
それなのにどうして
謙虚な人になろうとしないのだろうか。

レフ・トルストイ
(ロシアの小説家、思想家)

劣等感と付き合う

私が弱点や欠点だと思っていたものは、
他の人はなんとも思ってなかったということが分かりホッとしたの。
今は欠点も好きよ。

サンドラ・ブロック
(アメリカ合衆国の女優、映画プロデューサー)

自分のことを、この世の誰とも比べてはいけない。
比べることは自分自身を侮辱する行為だ。

ビル・ゲイツ
(アメリカ合衆国の実業家、慈善活動家)

人は誰でも、他人よりも何らかの点で
優れていると考えていることを忘れてはならない。

相手の心を確実に掴む方法は、
相手が相手なりの重要人物であるとそれとなく、
あるいは心から認めてやることである。

デール・カーネギー
(米国の実業家、作家、ビジネスセミナー講師)

相手を認める

誰でも心の中にもっとも深く根ざしている願望は、
自分の本当の価値を認めてもらいたいということです。

他人の価値を認めなさい。
そうすればあなたの価値も認めてもらえます。

ジョセフ・マーフィー
(米国で活動したアイルランド出身の宗教家、著述家)

自分をその人より優れているとも、
偉大であるとも思わないこと。

また、その人を自分より優れているとも、
偉大であるとも思わないこと。

そうした時、
人と生きるのがたやすくなる。

トルストイ
(ロシアの小説家、思想家)

視点を変えてみる

自分の価値観で人を責めない。
1つの失敗で全て否定しない。
長所を見て短所を見ない。
心を見て結果を見ない。
そうすれば人は必ず集まってくる。

吉田松陰
(日本の武士、思想家、教育者)

孤独を受け入れる

友達に好かれようなどと思わず、
友達から孤立してもいいと腹をきめて、
自分を貫いていけば、
本当の意味でみんなに喜ばれる人間になれる。

岡本太郎
(日本の芸術家)

怒りを鎮める

怒ると、その相手よりも
自分を傷つけてしまうものよ。

オプラ・ウィンフリー
(アメリカ合衆国の俳優、テレビ番組の司会者兼プロデューサー)

落ち着け。
人を恨んで自分をダメにするな

ヘルベルト・フォン・カラヤン
(オーストリアの指揮者)

からかわれても放っておく。
それはわたしの問題じゃなくて、彼らの問題だから。

アシュリー・ヘギ
(カナダのプロジェリア症候群患者)

誰かが私をムッとさせたとき、
怒りが心に届かないほど私の心持ちを高めようとする。

ルネ・デカルト
(フランスの哲学者、数学者)

開き直る

世の中に無神経ほど強いものはない。

勝海舟
(江戸時代末期から明治時代初期の武士)

偉人達も人間関係に悩んでいた

これらの言葉を見ると、偉人達も私たちと同じようにさまざまな人間関係に苦しんでいたということがわかります。

それでも偉業を成し遂げた彼らの言葉・生き方は、今同じ悩みを抱えている私たちに前向きな力を与えてくれます。

人間関係に疲れてしまった時は、このような名言を参考にしてみましょう。