初心者でもすぐに獲得単価を安く出来る見落としがちな3つの設定方法

リスティング広告,獲得単価

あなたはリスティング広告で顧客単価を安く獲得することが出来ていませんね。

恐らく、クリック単価や広告文の変更ばかりを行っていて見落としている設定方法があることでしょう。

もしそうだとしたら、その見落としていることを改善すれば獲得単価を安くすることが出来ます。

何故なら、本日説明する内容はアカウントを良く見ていないと気づかないことであり、いつの間にか獲得単価が高騰していたということ状況になってしまうからです。

そこで、今すぐにアカウントを改善出来る方法をお伝えします。

ぜひ、アカウント改善にお役立てください。

リスティング バナー

1.リマーケティングでコンバージョンしていないサイトを除外する

リマーケティングは、一度アクセスした人を追跡する広告なので効果が良いです。

効果が良いので、リマーケティングの配信内容を見落としがちなことがあります。

じっくりとアカウントを確認すると一度アクセスしているのにも関わらず、コンバージョンされにくいサイトが存在します。

そのような配信先があるのであれば、リマーケティングで除外してしまうことも1つの方法です。

この結果を判断するには、ある程度の期間が必要となります。

あまりにも悪い場合に除外をして、獲得出来るサイトへ配信することがおすすめです。

ここでは、弊社で設定内容を変更していないのに悪化してしまった事例をお伝えします。

【事例】1件の売上が数十万するサービスでアカウント構築、広告文などに縛りがあるアカウント

リマーケティングの配信を行っておりましたが、リマーケティングは効果が良いと思っていた為に、判断が遅くなってしまったのです。

あるドメインに対して配信ボリュームが増え、コンバージョンされずに悪化してしまいました。

下記があるドメインの結果です。

左側からクリック数、表示回数、クリック率、平均クリック単価、平均CPM、利用料金、クリックスルーコンバージョンの順番になります。

8月リスト 9月リスト 10月リスト 11月リスト 12月リスト

ご覧頂いた通り、コンバージョンは1件ですので獲得単価は389,406円となります。

これであれば、獲得出来るサイトに配信した方が広告費の無駄になりません。同じようなことが起こる前にチェックしてください。

2.ディスプレイネットワークでコンバージョンしたユーザーを除外する

リマーケティングでコンバージョンしたユーザーを除外して配信することはもちろん行っていると思いますが、通常のディスプレイネットワークの配信でも、コンバージョンしたユーザーを除外して配信することが出来ます

この設定をすれば、ディスプレイネットワークでコンバージョンしたユーザーには、今後ブログなどを見ていても広告が表示されないようにすることが出来ます

① オーディエンスを選択して、除外設定をクリックします。

オーディエンスから除外設定をクリック

② キャンペーンを選択します。

キャンペーンの選択をする キャンペーンの選択 ユーザーがお客様のビジネスを利用した方法を選択

③ キャンペーンに付属するリストから「ウェブサイトを訪れたユーザー」を選択します。

ウェブサイトを訪れたユーザーを選択

④ ディスプレイネットワークを配信しているキャンペーンを選択します。

リストから選択してチェック

これで、ディスプレイネットワークでもコンバージョンした人に広告を配信しないように設定することが出来ます。

3.スマートフォンでGDN配信したときにアプリ内で広告を表示させない

Google AdWordsでディスプレイネットワーク配信後に関連のないサイトからコンバージョンされないのであれば、URLを指定して除外設定をしなければなりません

検索広告と比べるとコンバージョン率が低くなるので、出来るだけ関連したサイトに表示させたほうが良いです。

つまり、無駄なクリックを少なくしなければ獲得単価を下げることが出来ないわけですが、ディスプレイネットワークでスマートフォン向けに配信された場合は、アプリに広告が表示されることが多くなります。

表示先を確認すると「Mobile App: ●●●●●●●●●●」というURLを確認することが出来ます。これがスマートフォンのiPhoneやAndroidアプリ内に表示されているということです。

アプリを利用しているユーザーに広告を表示しているわけですが、この広告が誤ってクリックされてしまう可能性があります。

実際に関連しているサイトでコンバージョンがあれば良いですが、意外とコンバージョンしていないものが多いです。

「Mobile App: ●●●●●●●●●●」と表示されているサイトを1件ずつ除外することも良いですが、それでは時間がかかる為に、一度の設定でアプリに広告を表示させない方法をご紹介します。

① adsenseformobileapps.comをコピーします。

② 先ほどと同じように、オーディエンスから除外設定を選択します。

③ スマートフォンのディスプレイネットワークを配信しているキャンペーンを選択します。

④ プレースメントが表示されますので、ここでadsenseformobileapps.comを登録します。

これで完了です。

一度の設定だけでアプリに広告を表示されなくなります。もし、アプリ内の広告で獲得出来ていないのであれば配信停止をするようにしましょう。

まとめ

見落としていたり、設定していなかったということがあったのではないでしょうか。判断が遅くなったりするだけで、獲得単価はあっという間に悪化してしまいます。

全体として良くても、細かい部分を見ると悪かったということは多々あります。出来るだけ細かい部分も見るようにしてチューニングをしていきましょう。