Facebook広告のコンバージョン最適化を分かりやすくご紹介
WEB広告の中でも群を抜いて高いターゲティング精度を持つFacebook広告、その大きな魅力から、これから広告を出稿しよう、もしくは出稿しているよーという方も非常に多いです。
ただ、もちろん配信するなら限りなく良い成果を上げたいですよね。
そこで今回は、Facebook広告のコンバージョン最適化についての概要や注意点、設定手順などをご紹介します。
Facebookは、魅力的なターゲティング精度をうまく使えればしっかりと効果を出してくれるので、ぜひ理解してください。
目次
1.コンバージョン最適化とは
Facebook広告のコンバージョン最適化とは目的に対して、コンバージョンする可能性が高いユーザーをFacebookが自動で選び配信してくれる機能の事を言います。
そもそもコンバージョン目的の例としては下記のようなものがあげられます。
- リンクをクリックして欲しい
- 流入を増やしたい
- 認知拡大をはかりたい
- 動画の再生数を増やしたい etc…
それぞれの目的に応じて配信の最適化を行うことが出来、基本的にFacebook広告運用では初めから最適化配信を行っていきます。
もちろん、あらかじめ設定したターゲティングの中から選ばれるので、ターゲティングに関してはきちんと設定する必要があります。
2.コンバージョン最適化を使用するための条件
結論から言うと、コンバージョン最適化を利用するために必要な条件はありません。
ですので、新しく広告を作り始めるという時でもコンバージョン最適化を選択することが出来ます。
ただし、コンバージョンしやすいユーザーに配信するためには、週に50件のコンバージョンデータが必要だと言われています。
ですので、コンバージョン最適化を選択しても、最初はターゲティングで指定したターゲット層に配信し、ある程度データが溜まってきてから初めて効果を発揮する機能となっています。
3.コンバージョン最適化の注意点
最適化を使用する際の注意点として、配信量が狭まってしまうという点があげられます。
広告を配信する際にはリーチ数が表示されます。
最適化が始まってしまうと、ターゲティングで指定したターゲットの中からコンバージョンしやすいユーザー層に配信されるので、配信量が落ちてしまいます。
ただ、配信量が落ちてもコンバージョン最適化が始まっていれば、コンバージョンは増えていきますし、その精度もかなり良くなっているので、今ではコンバージョン最適化を選択するのが推奨されるほどになっています。
4.設定方法
下記のような手順で設定をしていきます。
- 広告を作成
- キャンペーンの設定
- 広告アカウントの設定
- 広告セットの「予算と掲載期間」より目的を選択
- 広告を設定し、完了
①広告を作成
まずは広告を作成するところから始めます。
下記ページにアクセスし、「広告を作成」をクリックしてください。
https://www.facebook.com/business/products/ads
②キャンペーンの設定
キャンペーンを設定します。
今回は例ですので、「コンバージョン」で設定を進めていきます。
③広告アカウントの設定
次に広告アカウントを設定します。
ここでは任意のものを選択し、「次へ」をクリックしましょう。
④広告セットの「予算と掲載期間」より目的を選択
次に広告セットの設定に入ります。
ここではコンバージョンの設定やタグ発行、ターゲティングの設定などが出来ますが、コンバージョン最適化にあたる場所は「予算と掲載期間」の中にあります。
上記図の赤枠内にある「詳細オプションを表示する▼」をクリックします。
すると詳細オプションが表示されます。
この中にある「広告配信の最適化対象」というところをプルダウンすると、様々なメニューが出てきますので、目的に応じて決めましょう。
ちなみに、プルダウンメニューの中には下記のようなものがあります。
インプレッション数とデイリーユニークリーチに関しては、説明だけ見ると最適化に含まれないような気もしますが、「インプレッション数を増やすために調整する」「1日1回だけ配信するために調整する」という意味で考えればこれも最適化に含まれるかと思います。
⑤広告を設定、完了
あとは、広告の形式やリンク先、広告プレビューなどを確認し「実行する」をクリックすることで完了となります。
5.まとめ
いかがでしたでしょうか。
今では、Facebook広告を出す上で欠かすことの出来ないコンバージョン最適化ですが、ターゲティングで設定したターゲット層の中での配信になりますので、ターゲット層にも重要になってきますね。
コンバージョン最適化の精度はこれからも上がっていくと思いますので、これからWEB広告を出そうと思っている方は、ぜひFacebook広告も視野に入れてみると良いと思います。