リマーケティング広告の概要と効果的な使い方|リスティング広告
リスティング広告をしているが、なかなか成果が伸びない。最近成果が出ていない。
このように感じている方もいるかと思います。
そんな時に「リマーケティング広告」はいかがでしょうか?リスティング広告の中でも定番の配信方法であり、成果に繋がることが多いので、まず試してほしい配信方法の1つです。
そこで、この記事ではリマーケティング広告についてご紹介します。
目次
1.リマーケティングって何?
1-1.仕組み
リスティング広告を導入し、ウェブサイトを訪れるユーザーが増えた方も多くいるかと思います。
ですが、興味を持ってサイトを訪れたが、成果に繋がらず離脱してしまうケースも少なくありません。
しかし、一度そのサイトを訪れたということは、関心が高く、成果に繋がる見込みがあると考えられます。
そこで、一度サイトに訪れたユーザーに再アプローチするのが、リマーケティング広告(Yahoo!ではサイトリターゲティング広告といいます)となります。
掲載枠について、検索広告とは異なります。Googleではアメブロ等の提携サイト、Yahoo!ではヤフーニュースや食べログ等の提携サイトに広告が表示されます。
また、テキスト広告だけでなく、バナー広告も掲載することが出来ます。バナー広告のサイズもGoogleとYahoo!それぞれありますので、ご注意ください。
2.リマーケティング広告の始め方
2-1.タグ
しかし、すぐにリマーケティング広告の配信を始められるものではありません。まず、リマーケティングタグ(サイトリターゲティングタグ)を取得する必要があります。
タグの取得については「【保存版】リスティングのタグ発行・設置は簡単5ステップ♪」を参考にしてください。
次に、取得したタグを対象のウェブサイトに設置します。
設置する場所としては、サイト内の全ページの終了タグ</body>の直前に貼り付けます。
設置の仕方についても、詳しくは「【保存版】リスティングのタグ発行・設置は簡単5ステップ♪」を参考にしてください。
2-2.リスト
タグを設置したことで、ウェブサイトへの訪問履歴のデータを蓄積していき、リストを作成することが出来ます。
しかし、Googleではリストが一定数以上(過去に30日間に100人以上のリスト)にならないと、広告が配信されません。
Yahoo!はGoogleのように必要数はないとのことですが、Google・Yahoo!ともにリストは多いに越したことはありません。
リストをためてからのリマーケティング広告を設定して配信するのも良いかと思いますが、当初より、検索広告とリマーケティング広告を同時に配信を開始しておくことをおすすめします。
ここで、ようやくリマーケティング広告の配信準備が完了です。
3.効果的なリマーケティングの配信方法
3-1.リストの掛け合わせ
まず挙げられる効果的な組み合わせとしては、「CV除外のリスト」です。Googleでいえば、「すべての訪問者」から「コンバージョンに至ったすべてのユーザー」を除いたリストになります。
3-2.訪問履歴の有効期間の設定
Google・Yahoo!ともに、ユーザーをリストに保存しておく期間を指定出来ます。有効期間が切れると、ユーザーがリストから削除されます。
有効期間は最大540日間まで設定出来ます。しかし、取扱いのサービスや商品によりますが、一般的にユーザーの購入意欲は日ごとに下がっていくものなので、リストを分けて管理する必要があります。
4.注意点
ECサイト・セミナーなど、何度も購入・申し込みの可能性があるサービス・商品については、CVを除外しないリストで配信する方が良い場合もあるので、注意が必要です。
またGoogleでは、サービスによりリマーケティングの設定が出来ないものがあります。
例えば、健康状態に関連するサービスや処置、離婚関連サービス、政治的な内容に関するものがありますので、ご注意ください。
詳しくは公式ページを参照してください。
https://support.google.com/adwordspolicy/answer/143465#sensitive
5.まとめ
リマーケティング広告と検索広告との違いを理解し、サービスや商品に応じて、リストを細かく設定していくことで、さらに効果的な配信となります。
まだ配信していない方は、ぜひお試しください!