Facebook広告のトラフィック目的とは?
Facebook広告には、下記のように目的別に様々なキャンペーンがあります。
その際に、「どのキャンペーンを設定して広告配信をしたらよいのか?」と迷ってしまう方も多くいらっしゃると思います。
そこで本日は、目的別に様々なキャンペーンありますが、「トラフィック目的」に関しての記事になります。
この記事を読む事で、トラフィック目的を有効活用しFacebook広告を配信する事が出来るようになります。
特に、Facebook広告を任された新人の広告運用者の方の参考になれば幸いです。
目次
そもそもトラフィックとは?
では、そもそもトラフィックとは何でしょうか?
トラフィックとは、ネットワーク上を行き来するデータ量の事で、より簡単に説明すると、「アクセス量」の事になります。
◆「アクセス量」が多い=トラフィックが多い
◆「アクセス量」が少ない=トラフィックが少ない
と言い換える事が出来ます。
トラフィックが少ないサイトの場合、ユーザーに商品を購入して頂く事も、問い合わせをして頂く事も出来来ません。
なのでトラフィックは非常に大切な指標になってきます。
まずはここを理解しておきましょう。
「トラフィック目的」と「リーチ目的」の違いとは?
では、①を踏まえてFacebook広告には、「トラフィック目的」と「リーチ目的」があります。
「リーチ目的」とは、出来るだけ多くの人に広告を配信する事を目的としたキャンペーンになります。
「トラフィック目的」と何が違うの?という方が多くいらっしゃると思うので解説をしていきます。
前提として、Facebook広告には最適化システムがあり、この最適化システムに則ってキャンペーンを作成していく必要があります。
「トラフィック目的」の場合
トラフィックキャンペーンでFacebook広告を配信する場合に最も大切な指標は冒頭で説明した通り、トラフィック量(アクセス量)になります。
トラフィック量は当然ですが、広告をクリックしリンク先に遷移しないと増加はしないです。
なので、Facebookの最適化の動きとしては、リンクをクリックする可能性が最も高いユーザーへ広告を表示するようになります。
「リーチ目的」の場合
リーチキャンペーンで最も大切な事は、1人でも多くのユーザーにリーチする事です。
多くのユーザーにリーチし、商品やサービスの認知拡大を最大化するようにFacebookの最適化が掛かるようになっています。
なので、トラフィックとは違い、新規サービスや新商品のプロモーションの際に活用される事が多いです。
「トラフィック目的」のメリット・デメリットは?
この章では、「トラフィック目的」のメリット・デメリットを解説していきます。
メリットは?
安いクリック単価でアクセスを集める事が可能です。
リスティング広告など、クリック単価が高い商材でもFacebook広告の場合だと、安価でサイトに流入させる事も可能です。
デメリットは?
フリークエンシーが悪化してしまう傾向にある事です。
Facebookの最適化システムでは、クリックしやすいユーザーに広告配信されます。
なので、同一ユーザーでクリックしやすいと判断された場合に何度も広告配信される可能性もあります。
こちらは、フリークエンシーという指標で確認する事が出来ます。
フリークエンシーとは、同じユーザーに広告が何度表示されているかを計測出来る指標になります。
このフリークエンシーが、3以上の場合だと注意が必要です。
ユーザーから否定的な意見等が付く可能性もあります。
※否定的な意見が付くことにより、CPCが悪化する可能性もございますのでクリエイティ
ブ変更やフリークエンシーを意識しつつ、運用していく必要がございます。
「トラフィック目的」の有効活用方法とは?
ここで1つ「トラフィック目的」の活用方法を見ていきましょう。
リンクをクリックするという事は、興味関心を持ったユーザーの可能性が高いですよね?
それらのユーザーのリストを貯めて、そのリストに広告配信する事が出来れば、成果が伸びる可能性が高いです。
リマーケティングはFacebook広告でも非常に有効な配信手法になります。
上記「トラフィック」キャンペーンと組み合わせて、配信する事も1つの手段として活用してみましょう。
またリンク先を変更する事で、特定のページへのトラフィックを増やす、あるいは特定のページへのリマケリストを貯める事も出来ます。
様々な、ページのリストや配信手法を組み合わせ、成果改善していきましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
Facebook広告は、リスティング広告と比較すれば取り扱いやすい媒体かと思います。
目的をしっかりと意識し、広告配信する事で最短で成果を伸ばす事が可能なので、色々な手法を駆使していきましょう。
最新情報を常にキャッチアップし、成果改善していきましょう。