アドリス流マル秘テクニック!「コンバージョン目的で配信されない。。。」を解消する裏ワザ

ライブ配信機能や360度画像の投稿が出来るようになったりするなど、様々な機能がアップデートされているFacebookですが、広告での売上がとても伸びています。

引用:http://jp.techcrunch.com/2016/11/03/20161102facebook-earnings-q3-2016/

売上高は70.1億ドル、1株あたり利益は1.09ドル、月間アクティブ・ユーザー(MAU)は17.9億人という驚異的な業績を上げており、売上の84%がモバイルにおける広告収入となっています。

そんなFacebook広告で、「コンバージョン目的で広告が配信されない時に使えるマル秘テクニック」を伝授いたします。

目次

そもそもコンバージョン目的とクリック目的の違いってなに?

Facebook広告のキャンペーンを作成する上で、目的に応じて様々な配信方法を選択することが出来ます。

参照:https://marketer.jp/facebook-ads-3055.html

その中で、一番メジャーな配信方法(配信目的)はコンバージョン目的クリック目的です。

コンバージョン目的は、Facebook内での過去のユーザー行動分析を行い、その中で過去にコンバージョンアクションした、もしくはアクションしそうなユーザーに優先的に配信する手法です。

クリック目的は、Facebook内での過去のユーザー行動分析を行い、その中で過去にリンク先のページを見たり、イイネをしたり、シェアをしやすいユーザーに優先的に配信する手法です。

資料請求や問い合わせや商品の購買などを目的に広告配信している場合は、コンバージョン目的で配信する広告主様が多いのですが、配信されにくいケースがあります。

配信されにくい場合はまず、配信されない理由を明確にしましょう!

配信されない理由を明確にしよう!

ぜひ、あなたも見返してみて欲しいのですが、費用をかけずにコンバージョンを取りたいと思うあまり、上限クリック単価が低すぎる値で設定されているのではないでしょうか?

キャンペーン、広告セット、広告、それぞれがアクティブになっているか

まずは基本的な所を確認しましょう。

キャンペーン、広告セット、広告の配信ステータスがちゃんとアクティブになっているかを確認します。

◇キャンペーン

上記のように、【配信】がアクティブになっていれば、問題ありません。

◇広告セット

上記のように、【配信】がアクティブになっていれば、問題ありません。

◇広告

上記のように、【配信】がアクティブになっていれば、問題ありません。

注意点

上記のように、広告をアクティブにしていても、広告セットやキャンペーンの配信設定がオフになっている場合は「アクティブ」になりませんので、ご注意ください。

配信したい広告が含まれる、キャンペーン、広告セットが「アクティブ」になっているかどうかを確認するようにしましょう。

何故【アクティブ】にならないかは、配信のところにコメントが書かれております。

広告審査をしっかり通過(合格)出来ているか?

配信したい広告が含まれる、キャンペーン、広告セットが「アクティブ」になっているかどうかを確認が出来たら、次は広告の審査に通過しているかチェックしましょう。

Facebook広告の審査には2種類あります。

まずは入稿後すぐに「自動審査」がスタートし、約1分程度で完了します。

自動審査では、画像に含まれるテキスト量や広告文にNGワードがないかやリンク先の簡易チェックなど簡単な審査を行います。

自動審査で合格すれば、広告配信が可能です。

その後、明確なタイミングは公表されておりませんが、不定期のタイミングで「目視審査」が行われます。

目視審査は自動審査よりもチェック項目が厳しいことが多く、配信されてから1ヶ月後などに急に審査に落ちる場合は、「目視審査」にて落ちた可能性が高くなります。


審査に落ちると上記のように、配信のステータスが「未配信(未承認)」というステータスになります。

広告審査に落ちた場合については、今回は割愛させていただきますが、画像に占めるテキスト量が多くないか使用している画像が露出の多い画像じゃないかなどを確認して、審査に通る広告を入稿しましょう!

広告セットの設定予算に達していないか

上記の赤枠のように、広告セットの設定予算よりも消化金額が上回ってしまう場合、設定予算に近づくと配信がされなくなってしまいます

広告マネージャーにて、1日の成果で見て、設定予算に達していないかを確認するようにしましょう!

配信されるようにチューニングしよう!

キャンペーン、広告セット、広告、それぞれをアクティブにしよう!


【キャンペーン】【広告セット】【広告】において、配信設定をアクティブにしましょう。

手順は下記2つです。

  1. ボタンをクリックして、左側が青色になるように変更する
  2. 配信設定が「アクティブ」になっているか確認する

「アクティブ」になっていない場合、1つ上の階層がアクティブになっているか確認しましょう!

1つ上の階層の例:「広告」の場合は「広告セット」、「広告セット」の場合は「キャンペーン」

広告審査をしっかり通過(合格)させよう!


上記のように、広告が未承認となってしまった場合は、下記2つの可能性があります。

  1. 広告の画像、もしくはテキスト、またはその両方がFacebookポリシーに違反している場合
  2. Facebookポリシーに違反していないが、Facebook側の手違いの場合

◇Facebookポリシーに違反している場合の対処方法

ますFacebookポリシーに違反しているものは下記の通りです。

下記の商品・サービスは広告配信が出来ません。

商品やサービス関連でポリシーに違反しているものは、以下のものがあります。

また、ビジネス関連でのポリシー違反しているものは、以下のものがあります。

上記以外に、Facebookポリシーに関しては、露出の多い画像やテキストの多い画像など、画像についてもFacebookポリシー違反がありますので、画像の確認・修正もしましょう。

◇facebookポリシーに違反していない場合の対処方法

Facebook社に異議申し立てを行うことが可能です。

広告を編集出来ない場合や、広告が却下されたのは間違いだと思われる場合は、下記URLから異議申し立てを行うことが可能です。
https://www.facebook.com/help/contact/1582364792025146/

広告セットの設定予算を調整しよう!

広告セットの設定予算によって配信がされにくい場合は、広告セットの設定予算を調整しましょう。

上記のように、設定予算が一日の消化予算よりも高くなるように設定しましょう。

上記に当てはまらない場合の改善マル秘テクニック

コンバージョン目的のおさらい

Facebook広告のコンバージョン目的は、コンバージョンの数が多ければ多い程、Facebookのシステムによって解析を行い、よりコンバージョンしやすいユーザーに優先的に配信させることが出来ます。
参照:Facebook広告の「ウェブサイトでのコンバージョンを増やす」とは?

コンバージョン目的で配信されない理由

1. 広告審査や配信設定や予算設定による要因

今までにご説明した下記の内容を参照してください。

2. コンバージョン数が少ない要因

商品やサービスの広告を行ってPRしても、商品やサービスに競合優位性がなかったり、ターゲティングしているユーザーが外れていたり、広告文での打ち出したいキャンペーンが弱いなど様々な要因でコンバージョンが生じない、もしくはコンバージョン数が少ない場合があると思います。

この場合、コンバージョン目的はコンバージョン数がある程度(目安10コンバージョン以上)があって、初めて最適化されて配信される仕組みになっています。

その為、コンバージョン数が少ないと、コンバージョン目的にて最適化されず配信されにくくなる可能性があります。

補足:稀にあるケース

  1. コンバージョンタグが設置されていない
  2. コンバージョンタグは設置されていないが、機能していない

上記の可能性がございますので、テストコンバージョンは必ずするようにしましょう!

コンバージョン目的で配信されない時の改善テクニック

コンバージョンの計測方法は、基本は問い合わせや購入が完了したページ(通称、サンクスページ)にコンバージョン計測タグを設置します。

このコンバージョン計測タグが多いと、コンバージョン目的の広告が最適化され、配信も安定していきます。

ただ、当たり前ですが、実際に問い合わせや購入がされないとサンクスページのタグは反応しません

◇アドリス流マル秘改善テクニック

上記のような場合は、コンバージョン計測タグを、問い合わせフォームにも設置しましょう。


Facebook広告の場合、様々な種類のコンバージョンタグを作成が可能ですので、問い合わせや購入の数を計測するための計測タグとは別に、コンバージョンタグを作成し、フォームに設置しましょう。

こうすることで、コンバージョン計測の総数が増え、最適化されやすくなり、配信が安定するようになるケースが多いです。

まとめ

コンバージョン目的で配信されにくい場合は、基本的な【審査】【予算】【配信設定】を確認してください。

上記が正常でも配信されない場合は、問い合わせフォーム用のコンバージョン計測タグを作成し、問い合わせフォームに設置するようにしましょう。

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