Facebook広告の広告文や広告画像内のテキストの決まりをご紹介!

今やWeb広告のメジャーなプラットフォームとしてすっかり定番となりつつあるFacebook広告。

一度はFacebook広告の運用をしてみたり、広告ツールに触れてみたりしたことのある方は多いでしょう。

Facebook広告には他の広告媒体と同様、出稿する広告に関する様々なルールがありますが、中でも大切なのが、テキスト周りの規定です。

今回は、Facebook広告の数ある決まりの中でも、テキスト関連のルールに絞って、その概要を確認していきたいと思います。

目次

1.広告文に関連したテキストの決まり

Facebook広告は基本的に、下記の3部分から成り立っています。

この内、広告本文のテキストの推奨文字数は125文字以内(半角)です。

これはあくまで「推奨」なので125文字を超えても何かペナルティーがあるわけではありません。

しかし、125文字を超えるとデバイスによっては表示が途切れてしまう可能性もあるので、出来ればこの推奨文字数に収めておくのが良いでしょう。

また、リンク部分の見出しの推奨文字数は25文字以内リンク説明文の推奨文字数は30文字以内となっています。

こちらもあくまで推奨文字数ではありますが、特にスマートフォンでの表示のことを考えると、基本的にはこの文字数に収めておくのがおすすめです。

2.広告画像内に含まれるテキストの決まり

Facebookは、一部の例外(商品画像や書籍の画像、イベント用ポスターなど)を除いて「広告画像の中に含まれるテキストは、なるべく少ない方が良い」という姿勢です。

ひとつの基準となるのが「20%」で、画像内(動画であればサムネイル画像内)に占めるテキストの割合が20%を超えると、その広告の掲載量が減らされたり、停止されてしまったりする可能性が高まります。

広告画像内のテキスト量が多すぎるかどうかをチェックするには、以下のFacebook公式チェックツールを使用するのがおすすめです。

テキストオーバーレイツール

注: 広告画像内のテキスト量の制限は撤廃されました。グリッドツール(テキストオーバーレイツール)は利用できなくなりました。

ちなみにカルーセル広告の場合は、1画像でもテキスト量のルールに違反しているとその広告全体が掲載を減らされてしまうので、注意が必要です。

3. Facebook広告のテキストで気をつけておきたいポイント

Facebook広告のテキストに関して、気を付けておきたいポイントとしては下記の2点があります。

画像内のテキストはなるべく減らして、広告っぽさを落とす

先述したように、Facebookは画像内に含まれるテキストには、比較的厳しい姿勢を持っています。

近年特にその傾向が強まっていて、以前は広告画像内のテキスト量が20%以内であれば一律でOKだったのですが、現在では20%以内に収まっていてもケースによっては広告掲載量が減らされてしまう可能性があるのです。

そのため、何か特別な理由がない限り、画像内のテキストは可能な限り減らして、そのぶん広告本文のテキストや、画像自体の魅力で勝負した方が賢明でしょう。

また最近では、SNSユーザー側の「広告っぽいもの」に対する拒否感がやや高まりつつあります。

この傾向は、Facebook広告で同時に出稿出来るInstagram広告で特に顕著ですので、Instagramにも同時出稿するのであれば、どうしても「広告っぽさ」が出てしまう画像内テキストは、やはりなるべく控えめにしておくのが良いのではないかと思います。

伝えたいメッセージはなるべく先頭の方に含める

広告文の中で特に伝えたいメッセージや情報などは、なるべく広告文の先頭の方に含めるようにしておきましょう。

FacebookユーザーやInstagramユーザーが普段使用しているデバイスは様々で、スクリーンの大きさや解像度も多様です。

そのため、広告文において省略されずに表示されるテキスト量は、ユーザーによってそれぞれ異なってきます。

基本的にはFacebookが定めている推奨文字数以内(広告本文125文字、リンク見出し25文字、リンク説明文30文字)に収めていれば問題ありませんが、それでもデバイスによっては途中で文章が切れてしまう可能性もゼロではありません

先頭部分はテキスト部分全体の中でユーザーの注意をもっとも引きやすい部分でもありますので、「広告文では伝えたいことをなるべく先に言ってしまう」癖をつけるようにすると良いかもしれませんね。

4.まとめ

いかがでしょうか。

Facebook広告に限らず、Web広告において「テキスト」はやはりユーザーにメッセージを伝えるための一番の手段であると言えます。

そのためFacebook広告で高い結果を出していくには、テキスト部分のブラッシュアップが不可欠です。

ここまでご紹介してきた内容は、そんなFacebook広告におけるテキスト部分に関するもっとも基礎の部分。

ぜひ今回の記事を、普段のFacebook広告運用に役立ててみてください!

モバイルバージョンを終了