これは必読!インフィード広告で獲得単価を2分の1にした基本ポイント
Yahoo!ディスプレイアドネットワークのインフィード広告は、効果が高い手法として現在も多くの広告主が出稿をしています。
何故なら、Yahoo!JAPANのページに広告を表示させることで表示回数もクリック数も多く獲得することが出来ているからです。
しかし、インフィード広告から獲得単価を安く出来る設定方法を実施していないアカウントもあります。
今回は、インフィード広告から獲得単価を安く獲得出来る設定方法と運用のポイントをお伝えします。
目次
1.インフィード広告とは?
コンテンツとコンテンツの間に自然に溶け込ませて表示される広告を「インフィード広告」といいます。
Yahoo!JAPANでは2015年4月13日より配信開始されています。スマートフォンがタイムライン型に表示変更されたことにより、新たな広告の1つとして注目されてきました。
2.インフィード広告の掲載箇所・画像サイズ
スマートフォンで検索するとYahoo!JAPANの記事内に表示されます。
画像サイズは「300ピクセル×300ピクセル」「1200ピクセル×628ピクセル」です。タイトル・説明文・主体者等を表記することが可能です。
赤枠が配信後に表示されるインフィード広告です。
300ピクセル×300ピクセル 1200ピクセル×628ピクセル
広告を記事のように溶けこませて配信することで、広告と思われないように配信することが出来ます。
つまり、ユーザーにストレスを与えることが少ない広告になるので、お客様を獲得しやすい傾向があり、獲得単価を下げられる結果が出やすいということです。
しかし、それだけではありません。さらに、インフィード広告からの獲得単価を下げる配信方法があるのです。
3.獲得単価を安く出来る配信設定
インフィード広告だけを配信するよりも、組み合わせを利用することで成功率を高めることが出来ます。
インフィード広告だけでも十分に成果が出る配信方法ですが、Yahoo!ディスプレイアドネットワークではリターゲティング広告も成果が出ます。
この2つを組み合わせることにより、リターケティングユーザーをインフィード広告の掲載箇所であるヤフーで表示させ、高確率でコンバージョンを増やすことが可能です。
①化粧品関連
②身体の悩み関連
身体の悩みのコンバージョンはお問い合わせですが、契約に至ると1件で数十万円の利益になります。
契約率も高いので、例えば契約率が約50%と想定した場合は7件の獲得、1件の利益率を10万円と想定した場合は合計で70万円の利益になります。
それでは、設定方法をお伝えします。
4.サイトリターゲティング×インフィード広告の設定方法
インフィード広告だけを配信するのではなく獲得単価を下げるのであれば、サイトリターゲティングと組み合わせることが必要です。
何故なら、組み合わせの設定をすることで、サイトに訪れたユーザーのみをインフィード広告に表示させることが出来ます。
4-1.サイトリターゲティングリスト設定
①YDN管理画面の「ツール」から「ターゲットリスト管理」をクリックします。
②どのユーザーに対して配信するのかによりリストを作成します。既に作成しているリストを利用する場合は作成する必要はありません。
新しいリストを作成する場合は「ターゲットリスト追加」の「条件を設定」をクリックします。
③対象となるURLを入力してリストを作成します。
最後に「保存」ボタンを押せばリストが完成します。
④おすすめとしては、獲得したユーザーに配信を行わない設定をすることです。③の方法でコンバージョンページを設定して組み合わせるだけになります。
⑤組み合わせ設定では、対象となるリストからコンバージョンしたリスト以外に配信することを設定するだけです。
ここでは、デフォルトリストからCVページに訪れたユーザーを差し引いたリストを「すべての訪問者CV除外」というリスト名にします。
次は、作成したサイトリターゲティングリストをインフィード広告に組み合わせます。
4-2.インフィード広告にサイトリターゲティングを組み合わせ
①YDNのキャンペーン作成から「インフィード広告」を選択します。選択後に広告グループ作成に進みます。
②広告グループのターゲティング設定では、先程作成した「すべての訪問者CV除外」を選択します。
この時点でインフィード広告の配信に対して、全ての訪問者からコンバージョンしていない人に配信するという設定が完了します。
そして、広告作成画面に進みます。
③広告設定では画像サイズ300×300、1200×628を選択後に広告を設定します。片方ではなく、両サイズを入稿しておくことをおすすめします。
広告文を設定して完了になります。
5.成果を出す運用の基本3ポイント
5-1.心理に合わせる、馴染ませる、ストレスを与えない
ユーザーは広告を見ているわけではありません。コンテンツを見ているので、広告だと思われない様にコンテンツに馴染ませることが必要になります。
あくまでも、「面白そうだな」などのように興味を持ってもらえるようにしましょう。
5-2.広告文・バナー
広告文やバナーでは売り込み臭を無くすことが必要です。
広告だと思われてしまうと避けられてしまう傾向があります。
スマートフォンでYahoo!JAPANのコンテンツ画像を確認して、違和感のない画像を選ぶようにしましょう。広告文も煽り過ぎないように注意が必要です。
5-3.フリークエンシー
Yahoo!JAPANに表示されるということもあり、ユーザーの視認率の高い広告です。掲載面も限られているので同じ広告を何度も見てしまうことがあります。
フリークエンシーを確認して効果が悪くならないように確認をしましょう。
※フリークエンシーとは広告に接触した回数のことです
まとめ
いかがでしょうか。
年齢や性別などターゲティングを設定してインフィード広告を出稿しても効果は見込めますが、サイトリターゲティングにインフィード広告を組み合わせるだけで、獲得単価を安くすることが出来ます。
商品により十分に利益が取れる配信方法ですので、実施していないのであればすぐに設定をしましょう。