Instagram広告にアカウントは必要ない!アカウントなしで出稿する手順
近年「インスタ映え」という言葉が流行っているくらい、Instagramの流行はすさまじく、そこに目を付けて広告を出稿しようとする人も非常に多いです。
しかも、その中にはInstagramのアカウントを持っていないという方も少なくありません。
ですが、Instagram広告はInstagramのアカウントを持っていなくても出稿出来ることをご存知でしょうか?
そこで今回は、Instagram広告をアカウントなしで広告を出す場合のメリット・デメリット、そして実際に出稿するまでの手順をご紹介します。
目次
1.Instagram広告をアカウントなしで出稿する場合のメリット
Instagram広告をアカウントなしで出稿する場合のメリットとしては下記のようなものがあります。
- Facebook広告アカウントとFacebookページがあれば広告は出せる
- 広告出稿時にFacebookの情報が利用される
Instagramは2012年にFacebookが買収し、現在もFacebookの傘下となっていますので、今Facebookしかやっていない、という企業でも手軽にInstagramに出すことが出来ます。
また、Facebook特有の細かなターゲティングをInstagram広告でも利用出来るので、そのターゲティング精度もかなり高いです。
また、フィード上やストーリーズに配信することが出来るため、ユーザーの投稿に似ているような広告っぽくない広告を配信することが出来るので、クリエイティブをうまく使えれば効果の程も高いです。
FacebookとInstagramではその特性は大きく違いますので、それらを簡単に使い分けられるのは良い点ではないでしょうか。
2.Instagram広告をアカウントなしで出稿する場合のデメリット
Instagram広告をアカウントなしで出稿する場合のデメリットとしては下記のようなものがあります。
- 広告に対するコメントへの返信、削除が出来ない
- Instagramのアカウント名が灰色になりFacebookページ名で表示され、クリックすることが出来なくなる
手軽にInstagramへ広告を出せる反面、上記のような縛りもあります。
ただ、広告を出稿する目的としては「詳しくはこちら」などのCTAから遷移させたいという人も多く、その場合であれば、例えFacebookページ名で表示されクリック出来なくても問題はありません。
つまり、普段からオーガニックで投稿することもない、という場合であればInstagramアカウントなしで広告を出しても問題はなく、実際Instagramアカウントなしで広告を出稿している方も非常に多いです。
逆に、普段から商品を紹介したいというような場合は、Instagramアカウントを作っておき、オーガニック投稿をしていく必要があります。
3.Instagramアカウントなしで広告を出稿する手順
広告を出稿する手順としては下記のような順番で行っていきます。
- 「広告の作成」に移動し、キャンペーンでInstagramに対応している広告の目的を選ぶ
- 広告アカウント、広告セットの作成をする
- 広告を作成する
一つずつご紹介していきます。
①「広告の作成」に移動し、キャンペーンでInstagramに対応している広告の目的を選ぶ
まずは「広告の作成」に移動します。
その後、キャンペーンの目的を設定します。
キャンペーンの目的の中でInstagram広告として選べるものには下記のようなものがあります。
- ブランドの認知度アップ
- リーチ
- トラフィック
- アプリのインストール
- エンゲージメント
- 動画の再生数アップ
- リード獲得
- コンバージョン
これ以外のものではInstagramには広告は出せないので注意してください。
②広告アカウント、広告セットの作成をする
次に広告アカウントを作成します。
その後、広告セットを作成していきます。
まずはターゲットを決めます。
その後配置を決めますが、配置には「自動配置」と「配置を編集」があり、自動配置にするとInstagramだけではなく、FacebookやAudience Networkなど、様々な場所に配信されます。
Instagramだけに広告を配信したい場合は、「配置を編集」を選び、「Instagram」にのみチェックを入れましょう。
その後、予算と掲載期間を決定し、「次へ」をクリックします。
③広告を作成する
次に広告を作成していきます。
「アイデンティティ」の部分で、FacebookページとInstagramアカウントについて選ぶことが出来ます。
Instagramアカウントがない場合は選択出来ないので、Facebookページだけをきちんと選択すればOKです。
次に形式を選択し、最後に広告文や画像、CTAなど細かい部分を決めて、「実行する」を押せば完了になります。
4.まとめ
いかがでしょうか。
制約があるとはいえ、Facebookページがあれば広告を出稿出来るのは手軽で良いですよね。
Instagramはその性質上、写真や動画などのクリエイティブが重要になりますが、若い女性のユーザーが多く、商材によっては非常に強力な媒体になります。
Instagram広告の出稿を考えている人はこの記事を参考に、ぜひInstagram広告に挑戦してみてください。