Instagram広告にかかる料金と課金方式は?

「インスタ映え」が流行語になる等、Instagramの勢いが凄いですね。

現在、日本国内でユーザー数が2,000万人を超えており、今後ますます利用者層が増えていくと言われている媒体です。

そんなInstagramで、広告を配信する際の料金や課金方法が分からないという方もいらっしゃるかと思います。

現在Instagram広告は100円からでも広告出稿が可能になっております。

今回は、そんなInstagram広告の料金や課金方式を詳しくご紹介させて頂きます。

1.Instagram広告とは

Instagram広告とは、名前の通りでInstagram上に出稿できるSNS広告の事です。

Facebook広告と並び、比較的導入がしやすく多くの企業が利用されている広告媒体になります。

Instagramのアカウントがなくても、Instagram広告を配信する事が可能で、手軽に広告配信する事が出来るのも魅力ですね!

女性ユーザーが多いイメージですが、最近では男性ユーザーも増えてきており男性にリーチしたい広告主様のニーズにも答えてくれる媒体になっております。

基本構造はFacebook広告と同じなので、ぜひチャレンジしてみて下さい。

2.課金方式は?

Instagram広告の課金方式は4種類ありますので、1つずつご紹介していきますね。

①CPM

CPMとは、「Cost Per Mille」の事で「1,000インプレッションあたりのコスト」の事を言います。

1,000回表示されたタイミングで課金される方式になっております。

CPMの配信ロジックは、インプレッション数が最大になるように配信されます。

なので、この課金方式は多くの人に広告を見てもらいたい場合など認知拡大を目的としている場合に向いていると言えます。

②CPC

CPCとは、「Cost Per Click」の事で「1クリックあたりのコスト」の事を言います。

クリックに応じて課金されます。

こちらはそのままの意味なので、理解はしやすいかと思います。

CPCの配信ロジックは、クリック数が最大になるように配信されます。

なので、この課金方式は商品購入や、資料請求などが目的としている場合に向いていると言えます。

③CPI

CPIとは、「Cost Per Install」の事で1インストールされるごとに課金される方式になっております。

こちらも、CPCと同様そのままの意味なので、理解しやすい課金方式となっております。

④CPV

CPVとは、「Cost Per View」の事で、動画が10秒以上再生される度に課金される方式となっております。

こちらは、動画広告のみで選択可能な課金方式であり、動画広告の性質上、主に認知拡大を目的とした広告キャンペーンの広告出稿の際によく利用されます。

3.費用対効果を最大化する為に抑えておきたいポイント

Instagram広告を配信する際は、下記のポイントを意識して運用をしていくと成果を出しやすいと感じています。

⓵に関しては、Instagramの性質上クリエイティブは非常に大切な要素になってきます。

Instagramはユーザー同士で、色々な写真を投稿しあっています。

その中で、いきなり広告が流れてくるので、普通のクリエイティブでは、目をとめてくれませんし、記憶にも残りません。

奇抜なクリエイティブを出せと言っている訳ではないですが、ターゲットユーザーに刺さるクリエイティブを考え抜いて設定する必要があります。

⓶に関しては、同じクリエイティブを配信し続けるデメリットとして、ユーザーから否定的な意見が付く可能性があります。

定的な意見とはユーザーから広告を非表示にされる事です。

否定的な意見が付く事で、CPCが悪化するなどの悪影響が生まれますので、定期的に変更する事を推奨しております。

⓷に関しては、#タグを有効活用する事が可能です。

例えば、自社名を入れてブランドの認知拡大を狙ったりする事も可能です。

他には検索されやすいキーワードを設定する事で、ユーザーが流入する可能性が上がります。

積極的に活用してみましょう。

4.予算をいくらかけるべきか?

では、Instagram広告への予算をどうするのか、下記2つのケースで見ていきたいと思います。

例えば、目的が「認知拡大」の場合、多くのユーザーに商品あるいはサービスを認知してもらう必要があります。

認知拡大の場合は、少額で実施してもあまり意味がなくある程度まとまった金額が必要になってきます。

広告に割ける予算が少ない場合、誰に認知してもらいたいのかを決め、ターゲットを絞る必要があります。

目的が、コンバージョンの獲得の場合、単価をしっかり決めて広告を配信することで低予算でも確実に成果を出すことができます。

とはいえ、リスティング広告と違い、低CPCで配信する事が可能なのでまずは少額からチャレンジしてみるのも良いかもしれませんね。

まとめ

いかがだったでしょうか。

Instagram広告は、今後もSNS広告の中心的媒体として成長を続けていくと考えられます。

今のうちに、課金方法や仕組み等を把握して、成果の出せる運用者になれるようにしましょう。

クライアントさんに幅広く提案が行えるような人材になれるように日々勉強が大切ですね。

リスティング広告と同様に、アップデートが早い媒体なので常に最新の情報をキャッチアップして進化の波に乗り遅れないようにしましょう。