Instagram広告のバナーサイズとハッシュタグ・CTAの設定について解説
現在では、多くの方が利用しているSNSですが、その中でも利用者が増えているのがInstagramです。
写真や動画などのビジュアルに特化しているInstagramですが、近年Instagram広告にも注目が集まっており、これから出稿を考えている方も多いですよね。
今回は、Instagramで利用可能なバナーサイズと、ハッシュタグ・CTA(Call To Action)の設定について解説してきます。
- Instagram広告の出稿が初めてで、広告の種類が分からない
- 用意すべき素材を知りたい
- 商材ごとに、どのようなフォーマットで配信すべきか知りたい
- ハッシュタグやCTAは、どのような設定にすべきか知りたい
上記にあてはまる項目があれば、ぜひ参考にしてみてください。
目次
1.Instagram広告のバナーサイズ
Instagram広告には下記4種類のフォーマットがあります。
フォーマットごとに設定可能なバナーサイズを確認していきましょう。
- フォーマット1.バナー広告
- フォーマット2.カルーセル広告
- フォーマット3.動画広告
- フォーマット4.ストーリーズ広告
フォーマット1.バナー広告
バナー広告は、写真1枚で配信を行う広告になります。
バナーサイズ
推奨:1,080×1,080px
正方形:600×600px~1,936×1,936px
横長:600×315px
縦長:600×750px
- ファイルタイプ:jpgまたはpng
- 最大ファイルサイズ:30MB
- テキストの最大文字数:2,200
- テキストの最大ハッシュタグ数:30
バナー広告では、WEBサイトへの誘導や、モバイルアプリのインストールを促すことが出来ます。
ユーザーが見飽きてしまう可能性が高いため、定期的に新しいバナーを入稿し、クリック率の低下を防ぐ必要があります。
フォーマット2.カルーセル広告
カルーセル広告は、スライドショーのように画像や動画を見ることが出来る広告で、1つの広告に最大10枚画像を設定することが出来ます。
バナーサイズ
推奨:1,080×1,080px
最大解像度:1,936×1,936px
最小解像度:600×600px
- カード点数(最小):2
- カード点数(最大):10
- 画像ファイルタイプ:jpgまたはpng
- 動画最大ファイルサイズ:4GB
- 動画の長さ:60秒以内
- 画像最大ファイルサイズ:30MB
フォーマット3.動画広告
動画広告は、最大60秒までの動画を広告として配信します。
- 推奨解像度:ファイルサイズとアスペクト比の要件を満たして、最も解像度が高い動画
- 動画のファイル:最大4GB
- 動画のキャプション:任意
- 動画の長さ:1秒~60秒
- 動画内のテキスト量:動画のサムネイル画像の20%以上をテキストが占めると、配信が制限される可能性あり
バナー広告と同じく、WEBサイトへの誘導やモバイルアプリのインストールを促すことが出来ます。
フォーマット4.ストーリーズ広告
ストーリーズ広告は、Instagramの利用者が投稿したストーリーズの合間に、画面フルサイズの広告を掲載します。
バナーサイズ
推奨:1,080px×1,920px
- 画像アスペクト比:16:9~4:5
- 画像のテキスト量:20%以上をテキストが占めると配信が減る可能性が御座います
- 動画ファイルサイズ:最大4GB
- 動画の長さ:1秒~15秒
一般の利用者との投稿の合間に表示することで自然とリーチさせることが出来、まだ広告の出稿自体少ないため、広告として認識される可能性が低いといった特徴があります。
2.Instagram広告の掲載場所
Instagram広告は、下記2か所が広告の掲載場所となっています。
Instagramフィード上では、フォローアカウントや友達がアップした投稿と同じように広告が表示されます。
ストーリーズは、Instagramフィードの上部が掲載場所となります。
先程もご紹介した通り、ストーリーズ広告は画面フルサイズでの広告となり、最近カルーセル形式に対応し始めたため、さらにInstagram広告ならではの個性が全面に出たフォーマットになったかと思います。
「様々な角度から見たシーンを表現したい」
「インパクトを与えたい」
「ブランドイメージや訴求ポイントを自然に伝えたい」
といった場合に採用してみるのがおすすめです。
3.ハッシュタグを付ける・付けないは配信する目的による
Instagram広告で使用出来るハッシュタグですが、付けるべきか付けないべきかは、広告を配信する目的により異なります。
- ハッシュタグを付けた方が良い:ブランディング目的
- ハッシュタグを付けない(最小限)方が良い:ウェブサイトへの誘導目的
ハッシュタグを付けた方が良いケースは、「企業の認知度アップ」や「メッセージを伝える」といった、「ブランディング目的」である場合があげられます。
逆に、ハッシュタグを付けない方が良いと思われるケースは、「ユーザーをウェブサイトへ誘導したい」場合です。
検索数が多いハッシュタグであれば、その分多くの流入を得られる可能性は高くなりますが、ハッシュタグから他の投稿に流れてしまう確率も高まってしまうためです。
4.設定可能なCTA
Instagram広告では、多様なCTA(ボタンやリンクなどを設置しユーザーの行動を促す)を設定することが出来、下記のようなものが用意されています。
設定出来るCTAは広告の種類や目的によって異なります。
Instagram広告の目的は、以下の7種類から選択することが出来ます。
CTAは目的にさえ合っていればそこまで成果に直結するものではありませんが、余裕があればこだわってみても良いかもしれません。
5.まとめ
Instagramは、なによりもビジュアルが重視されるSNSです。
Instagram広告でも、バナーや動画の内容によって費用対効果が左右される広告となります。
最適なバナーや動画を準備していただき、Instagram広告で集客してみてください。
この機会にInstagram広告を検討していただければ幸いです。