リスティング広告で設定できるURLの種類とその役割を徹底解説!
リスティング広告に慣れていない人の中でも、躓きやすい部分が今回ご紹介するURLの種類とその区別です。
リスティング広告のURLを設定しようと思っても、「表示URL」や「トラッキングURL」など、見慣れない項目が出てきて戸惑ってしまう方も多いです。
そこで今回は、リスティング広告のURLの種類とその役割についてまとめてみました。
この記事では、URLの種類や役割はもちろん、URLオプションやURLの仕組みなどについてもご紹介します。
リスティング広告のURLの種類は、意外とシンプルで成り立っており、一度理解してしまえばうまく扱うことが出来るようになりますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
1.リスティング広告におけるURLの種類と役割
URLの種類には下記の3つがあります。
- 表示URL
- 最終ページURL(最終リンク先URL)
- モバイル向けURL(スマートフォン向けURL)
表示URL
表示URLというのは、広告文と並んでユーザーに表示されるURLのことです。
このURLはあくまでユーザーに見せる為のURLになりますので、実際に飛ばす細かいURLでなくても良く、やり方次第ではクリック率を上げることも出来ます。
ただし、ドメイン名は一致させる必要があります。
例えば、飛ばしたいランディングページのURLが「https://marketer.jp/aaaaa-aaaaa」という場合であれば、表示URLには「marketer.jp」と表示させることが出来ます。
最終ページURL(最終リンク先URL)
最終ページURL(Yahoo!では最終リンク先URL)とは、ユーザーが広告をクリックした際に実際に飛ばされるページのURLの事です。
表示URLとは違い実際にユーザーが訪れるページになりますので、実際にアクセス出来るURLを設定する必要があります。
モバイル向けURL(スマートフォン向けURL)
モバイル向けURL(Yahoo!ではスマートフォン向けURL)とは、そのままの意味で、スマートフォンユーザー向けの最終ページURLの事を指します。
最終ページURLとは違い、こちらは任意で設定するものなのでスマートフォン向けのページを用意していないようであれば、設定する必要はありません。
2.URLオプションの種類と役割
上記でご紹介した3つとは別に、オプションとして下記のようなものがあります。
- トラッキングテンプレート(トラッキングURL)
- カスタムパラメータ
トラッキングテンプレート(トラッキングURL)
外部の広告効果測定ツールなどを使用すると、詳細なトラッキングデータを効率的に分析して、広告効果の改善に活かすことが出来るのですが、そのツールを使用する時に必要になるのが、トラッキングテンプレート(トラッキングURL)になります。
このオプションを使い、広告効果測定ツールで指定されたURLを設定しておくと、ユーザーが広告をクリックした時、一旦このトラッキングURLを経由してからランディングページに飛ぶようになります。
そうすることで、測定ツール側でトラッキングが可能になり、詳細な分析や追跡等が可能になるという仕組みです。
カスタムパラメータ
カスタムパラメータとは、最終ページURLなどの飛び先URLの末尾に付ける特殊な文字列のことで、「https://~~/?utm_source=bbb&utm_medium=ccc」というようなものになります。
このカスタムパラメータを設定しておくと、Googleアナリティクスでユーザーの流入減の媒体や、どのキャンペーン経由でやってきたかなどの分析が可能になります。
上記でご紹介した「トラッキングテンプレート」や「カスタムパラメータ」の詳細や設定方法などを解説した記事はこちらにありますので、参考にしてみてください。
「リスティング広告の正しいURL管理方法・設定方法」
3.リスティング広告のURLの仕組み
リスティング広告のURLの全体的な仕組みとしてはこのようになっています。
基本的な3つの種類の使い方としては、
- 「表示URL」で簡単に表示されたURLをユーザーがクリック
- 実際に「最終ページURL(最終リンク先URL)」や「モバイル向けURL(スマートフォン向けURL)」に遷移する
というようなものになり、これに加え必要であればURLオプションを使用する、というような形がリスティング広告のURLの種類になります。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか。
リスティング広告のURLは種類がたくさんあり、初めは困惑する方もいらっしゃるかと思いますが、実際に知ってみると意外とシンプルなものだったりします。
またこれらも実際に広告を運用し続けていくと自然に身につくようになります。
ですので、これからリスティング広告を始める方、始めたばかりの方は特にこの記事を参考に基礎を理解して、リスティング広告を運用してみてください。