5分で分かる!話題のInstagram広告の特徴を徹底解説!
写真や動画といったビジュアルに特化しているInstagramは近年ますます勢いを増しています。
実際、若い女性を中心としてInstagramを利用するユーザーはどんどん増えており、今ではFacebook・Twitterと並んで人気の高いSNSとなりました。
そしてそれに伴って、企業の間でもInstagram広告が注目を集めております。
そこで今回は、Instagram広告についての特徴をご紹介します。
目次
0.Instagram広告とは
Instagram広告とは、Instagramのフィード上に画像・動画で掲載が出来る広告となっております。
2015年9月までは、限られた企業のみが企業アカウントを持つことが出来、フォローしてくれているユーザーに対してサービスの訴求を行っておりましたが、2015年10月より、Instagram広告が出稿出来るようになりました。
1.Instagram広告の特徴
Instagram広告には下記のような特徴があります。
- 多彩なターゲティング
- 4種類の広告タイプ
- 独自のハッシュタグ文化
- 4種類の課金タイプ
Instagramは他のSNSとは少し違い、自分で撮った写真や動画を共有するSNSですので、どのような目的の広告を出すにせよ、画像や動画などのクリエイティブが非常に重要になってきます。
Instagram広告が表示される個所は、【Instagramフィード】と、最近増えました【ストーリーズ】の2箇所になります。
Instagramフィードは、フォローアカウントと友達がアップした内容と同じInstagramフィードに広告が掲載されます。
ストーリーズは、Instagramフィードの上部に表示がされるストーリーズがオーガニック投稿の間に広告を配信させることが出来ます。
それでは、次の章より一つ一つを詳しくご紹介します。
2.Instagram広告の多彩なターゲティング
Instagram広告は地域、年齢、性別はもちろん、言語や興味関心、行動まで幅広いターゲティングを行うことが出来ます。
理由として、Instagram広告のターゲティングはFacebookユーザーの情報を基に設定することが出来るためです。
Facebookは実名で登録する人が非常に多く、そのためセグメントも細かく設定することが出来る、Facebook広告の大きな特徴の一つです。
Instagramは2012年4月にFacebookの傘下になっているため、Facebookの大きな特徴である細かなターゲティングを利用することが出来るのです。
3.Instagramの4種類の広告タイプ
Instagram広告には下記の4つの広告タイプがあります。
- 写真広告
- 動画広告
- カルーセル広告
- ストーリーズ広告
写真広告
WEBサイトへの誘導やモバイルアプリのインストールをさせることが出来る、一般的な広告になります。
写真広告では、ユーザーが見飽きてしまうので定期的に新しいクリエイティブを入稿させ、クリック率の低下を防ぎましょう。
- ファイルタイプ:jpgまたはpng
- 最大ファイルサイズ:30MB など
引用:https://www.facebook.com/business/ads-guide/image/instagram-feed
動画広告
動画広告はバナー広告と同じく、WEBサイトへの誘導やモバイルアプリのインストールを促すことが出来ます。
- 推奨解像度:ファイルサイズとアスペクト比の要件を満たして、最も解像度が高い動画をアップロードしてください。
- 動画のファイル:最大4GB
- 動画のキャプション:任意
- 動画の長さ:1秒~60秒
- 動画内のテキスト量:動画のサムネイル画像の20%以上をテキストが占めると、配信が制限される可能性が御座います。 など
引用:https://www.facebook.com/business/ads-guide/video/instagram-feed
カルーセル広告
左にスライドさせることが出来、スライドショーのように画像や動画を見ることが出来る広告です。
1つの広告には10個まで画像を設定することが出来ます。
- カード点数(最小):2
- カード点数(最大):10
- 画像ファイルタイプ:jpgまたはpng
- 動画最大ファイルサイズ:4GB
- 動画の長さ:60秒以内
- 画像最大ファイルサイズ:30MB
- 推奨解像度:1,080×1,080ピクセル以上 など
引用:https://www.facebook.com/business/ads-guide/carousel/instagram-feed
ストーリーズ広告
ストーリーズ広告は、Instagram初のフルスクリーン広告です。
ストーリーズ広告は、ストーリーズの投稿の間に掲載することが出来るので、自然とユーザーにリーチすることが出来ます。
スマートフォンの画面いっぱいに広告が表示されるので、他の広告よりインパクトを与えることが可能で、ブランドイメージや訴求内容を自然に伝えることが出来ます。
- 画像アスペクト比:16:9~4:5
- 画像のテキスト量:20%以上をテキストが占めると配信が減る可能性が御座います
- 動画ファイルサイズ:最大4GB
- 動画の長さ:1秒~15秒 など
引用:https://www.facebook.com/business/ads-guide/video/instagram-story
4.Instagram広告独自のハッシュタグ文化
Instagram広告にはハッシュタグを付けることは可能ですが、ハッシュタグ検索では広告の投稿は検索に表示がされません。
むしろInstagram広告でハッシュタグをクリックされてしまい、本来誘導させたいランディングページへ誘導させることが出来なくなる要因の1つになってしまいます。
ですので、ハッシュタグを付けるケースとしては、ブランディングを目的とした広告が挙げられます。
商品の認知度を上げたいという場合や、企業としてのメッセージを届けたいという場合であればハッシュタグは有効な手段になります。
5.Instagram広告の4種類の課金タイプ
Instagram広告には下記の4つのタイプがあります。
- CPM(インプレッション数によって課金されるタイプ)
- CPC(クリックされると課金されるタイプ)
- CPI(アプリがインストールされると課金されるタイプ)
- CPV(動画が視聴されると課金されるタイプ)
CPM課金
Cost Per Mill(コスト・パー・ミル)の略で、広告が1,000表示された段階で課金となります。
WEB広告ではCPC課金と並んでスタンダードなものですので、知っている方も多いのではないでしょうか。
CPC課金
Cost Per Click(コスト・パー・クリック)の略で、広告がクリックされる度に課金が発生します。
リスティング広告などでもよく使われるCPC課金です。
CPI課金
Cost Per Install(コスト・パー・インストール)の略で、広告経由でアプリがインストールされるごとに課金が発生します。
Instagramはスマートフォンから閲覧するユーザーがかなり多く、アプリ広告との相性も良いので、使われることも多いです。
CPV課金
Cost Per View(コスト・パー・ビュー)の略で、動画広告が見られる度に課金が発生します。
こちらもInstagram広告では多く使われる方式で、特にストーリーズ広告を使い、動画でしっかり訴求したい場合などに使われます。
6.まとめ
いかがでしたでしょうか。
Instagramでは、アカウントを複数持ち趣味趣向性が出ます。
例えば、マタニティー関係ならマタニティー専門のアカウント、キャンプ関係ならキャンプ専用のアカウントを作られているユーザーが多くなっております。
上記の内容からInstagramではターゲティングがしやすくなってきております。
この機会にInstagram広告を検討していただければ幸いです。