FacebookページとInstagramを連携する方法とそのメリットをご紹介!
今や企業のWebマーケティングにおいて、欠かせない重要な存在となったソーシャルメディア、特にFacebookページやTwitterを活用したマーケティングは、業種を問わず多くの企業が実践しています。
そして最近、新たな定番プラットフォームとして注目を浴びつつあるのがInstagramです。
特に若年層の間ではInstagramの影響力が急速に高まってきており、B2C企業にとっては無視出来ないトレンドとなっています。
そこで今回は、FacebookページとInstagramの連携方法や、連携のメリット・注意点などについてご紹介していきたいと思います。
目次
1. FacebookページとInstagramの連携手順
FacebookページとInstagramの連携はとても簡単で、すぐに完了します。以下より、連携の具体的な手順を確認していきましょう。
- Instagramアプリを起動し、自分のプロフィールページに移動します。
- 画面右上にある「設定ボタン」をタップします。
- 下の方にスクロールして、「リンク済みアカウント」という項目をタップします。
- 連携できるSNSの一覧が出てくるので、「Facebook」を選択。
- Facebookのログイン画面に移動するので、連携したいFacebookページの管理者となっているFacebookアカウントでログインします。
- ログイン後、SNS一覧の画面に戻るので、もう一度「Facebook」をタップします。
- 「シェア:」という項目の下に、そのFacebookアカウントで管理しているFacebookページ一覧が表示されます(iPhoneの場合は、「シェア:」をタップすると表示されます)。
- 連携させたいFacebookページを選んでタップします。
FacebookページとInstagramを連携させると、Instagramアカウントの投稿を簡単にFacebookページにもポスト出来るようになります。
難しい知識や手順も必要ないので、特に迷うことなく設定出来るのではないでしょうか。
2. アカウント連携後のシェア方法
FacebookアカウントとInstagramアカウントを連携した後、Instagramの投稿をFacebookページに載せたい場合は、投稿時にFacebookとのシェアをONにする必要があります。
シェアの方法は下記のような手順を踏んで行います。
- 通常通りInstagramアプリを立ち上げ、写真を撮って投稿画面に進みます。
- タグやキャプションをつける画面に移動したら、下の方にあるSNSのアイコン一覧からFacebookを選択し、タップします。
- 最後にシェアボタンを押して、Instagram上に写真を投稿します。
これだけで、Facebookページへの同時投稿は完了です。
アカウントを連携させても、自動的に全ての投稿がFacebookに流れるわけではないので注意しておきましょう。
3. FacebookページとInstagramを連携させるメリット
FacebookページとInstagramを連携させることの最大のメリットは、SNSアカウント運用にかかる手間やコストを削減出来るという点です。
すでにFacebookページやTwitterなど複数のSNSアカウントを運用している企業にとっては、新たにInstagramの運用までプラスするのはそれなりの負担となることも多いでしょう。
しかし、連携によってInstagramの投稿をFacebookページでも流すようにすれば、総合的なSNSアカウント運用の手間がそれほど増えずに済みます。
また、Instagramの投稿は当然写真(あるいは動画)がメインになりますから、それをFacebookページにも投稿すれば、ビジュアル面での訴求力が向上しますので、運用しているFacebookページに対するユーザーのエンゲージメントが改善することにも繋がる可能性もあります。
4. FacebookページとInstagramを連携する時の注意点
FacebookページとInstagramを連携する際の注意点として下記の2点があります。
- 投稿先のページの設定に気を付ける
- 連携だけに頼らないSNS運用を心がける
投稿先のページの設定に気を付ける
複数のFacebookページを同時に運用している方も多いかと思いますが、ひとつのInstagramで同時に連携出来るのは、ひとつのFacebookページのみです。
ですので、投稿した先のFacebookページが間違いないかを確認しましょう。
例えば、投稿ごとに連携先のFacebookページを変えたいという場合は、その都度投稿前に設定の切り替えが必要になるので注意しましょう。
また、連携時に投稿先のFacebookページを指定するのを忘れると、個人アカウントのタイムラインに投稿されてしまうので、連携後初めて同時投稿する時は、一度事前に連携ページの設定が出来ているかどうか確認しておくことをおすすめします。
連携だけに頼らないSNS運用を心掛ける
InstagramとFacebookとでは、ユーザー層や好まれる投稿の傾向が異なります。
その為、FacebookページにInstagramの投稿ばかりを流していると、ユーザー離れを引き起こしてしまいかねません。
SNSによるマーケティングの効果を最大化させる為には、やはりそれぞれのサービスに合わせた個別の運用戦略が必要になってきます。
FacebookページとInstagramの連携機能にだけ頼ったアカウント運用は、出来る限り避けるようにしましょう。
SNSアカウント運用の手間を減らしてくれる便利な連携機能ですが、「頼りすぎ」は禁物です。
5. まとめ
いかがでしたでしょうか。
FacebookページとInstagramの連携設定は、Instagramアプリの中だけで簡単に行うことが出来ます。
この連携機能を上手に活用すれば、SNSアカウント運用にかかる時間的コストを抑えつつ、効果的なマーケティングを展開することが可能です。
FacebookページとInstagramを両方運用していたり、これから運用することを検討していたりするWeb担当者の方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください!