初心者必見!Facebook広告のCPC(クリック単価)を分かりやすくご紹介

幅広い世代の間でソーシャルメディアの利用が当たり前になる中、近年ますます勢いを増しているのがFacebookです。

そこに目を付けた企業がWebマーケティング戦略の一環として、新たにFacebook広告の活用を検討しているというケースも少なくありません。

ただ、これからFacebook広告を始めるとなってもコスト面や費用対効果など、お金のことをしっかりと把握しなければならないけど、そこら辺の仕組みはどうなっているのか、分かりづらいですよね。。。

そこで今回は、Facebook広告の初心者がつまずきやすい「課金方法」の中でも、特にメジャーな「クリック単価」について、基礎から丁寧に解説していきたいと思います!

目次

1.Facebook広告で選べる2つの課金方法

そもそもFacebook広告にはいくつかの課金方法があり、大きく分類すると下記に分けられます。

Facebook広告で広告を出す際には、どちらのタイプで出稿するのかを選ぶことになります。

CPC(クリック単価)

クリック課金とは、広告がクリックされた時に課金される課金方式のことで、Facebook広告の利用者の間でも最もメジャーだと言える基本的な課金タイプです。

課金のタイミングは「実際にクリックされた時だけ」なので、いくらユーザーに広告が表示されても、クリックされなければ課金は発生しません。

CPM(インプレッション課金)

CPMは「コスト・パー・ミル」の略で、日本語に直訳すると「1,000インプレッションあたりのコスト」となります。

つまりCPM(インプレッション課金)とは、「広告が1,000回表示されるごとに課金される課金方式」のことです。

今回はクリック単価についてご紹介するので、インプレッション課金についてはまた別の機会にご紹介します。

2.CPC(クリック単価)のメリットとデメリット

メリットとデメリットは下記の画像のようになります。

クリック単価のメリット

CPC(クリック単価)の最大のメリットは、何と言っても「実際にユーザーが広告をクリックした時にしか費用は発生しない」という点です。

クリック単価では、お金がかかるのはあくまでも実際のクリックが発生した時だけなので、余計なコストが少なくなる傾向にあります。

クリックされない限り、広告が表示される分には無料なので、特に予算が少ないケースでは認知度を上げるのに役立つことも多いでしょう。

「なかなか広告がクリックされなくて、効果が出ない……」という場合に無駄なお金を払う必要がないので、初心者でも比較的始めやすい方式だと言えるかもしれません。

クリック単価のデメリット

デメリットとして、「広告をよくクリックするユーザーが、必ずしもコンバージョンに繋がりやすいユーザーとは限らない」という点があります。

CPC(クリック単価)ではクリック数が最大化されるように広告のターゲティングが自動調整されるのですが、その先のコンバージョンまで考慮した上で最適化されるわけではありません

そのため、広告をクリックしてくれるユーザー層が必ずしもコンバージョンしやすい層と一致しない場合もあり、この点は運用していく中で注視しておく必要があります。

3.Facebook広告のクリック単価が高い時の対処法

Facebook広告でクリック単価が高くなってしまった時にチェックしておきたいのが、「フリークエンシー」という項目です。

フリークエンシーとは、その広告が1人のユーザーに対してどれほど表示されたかを表す指標で、簡単に言えばその広告の出現頻度を示します。

このフリークエンシーが高いと、ユーザーの間で広告が飽きられてしまいクリック単価が上がってしまう傾向にあります。

このような場合には、広告のクリエイティブを別のものに差し替えたり、ターゲティングの設定を変更したりすることでユーザーの「飽き」を防ぎ、クリック単価を下げることが可能です。

フリークエンシーに関しては下記記事を参考にしてみてください。
「Facebook広告には2つの「フリークエンシー」がある!その意味を解説」

4.まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、Facebook広告におけるCPC(クリック単価)の基本についてご紹介してきました。

商材や戦略によって最適な課金タイプは変わってきますが、初心者の方にとってクリック単価はとっつきやすく、これからFacebook広告を始めるのにはぴったりな方式だと言えるでしょう。

Facebook広告での広告出稿を検討されている方は、ぜひ今回の内容を参考にしてみてくださいね。

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