運用型LINE広告(LINE Ads Platform)のセグメントとターゲティング手法
2016年6月からLINEの運用型広告であるLINE Ads Platform(LAP)がスタートしました。
LINE Ads Platformは、これまであったLINE@とは異なり、リスティング広告やFacebook広告のように、広告費を使う事で多くのユーザーにアプローチ出来る、運用型のLINE広告になります。
LINE Ads Platformでも、リスティング広告やFacebook広告と同じように配信するターゲットを設定する事が出来、ターゲティング手法もいろいろあります。
今回は、LINE Ads Platformで使用出来る、「セグメント」と「ターゲティング」についてご紹介します。
目次
1.LINE Ads Platformの広告配信先は?
LINE Ads Platformでは、LINEの「タイムライン」や「LINE NEWS」、「Hike Network(ハイクネットワーク)※」に配信可能です。
※「Hike Network」では、LINEが提携している1000位上のメディアの広告枠に広告を配信することが出来ます
LINE内
Hike Network(LINE外)
2.LINE Ads Platform広告のセグメント
LINE Ads Platformのセグメントは、リスティング広告やFacebook広告で言うところのリストになります。
URL単位で様々なリストを作成する事が出来、このリストをターゲティング設定に活用するようなイメージになります。
3.LINE Ads Platformで使える3つのターゲティング手法
LINE Ads Platformで使えるターゲティング手法は大きく次の3つであり、これらは組み合わせる事も可能です。
- 掲載面によるターゲティング
- 属性によるターゲティング
- セグメントターゲティング
掲載面によるターゲティング
LINE Ads Platformは、LINEとLINEと提携しているメディア(Hike Network)に広告を配信する事が出来ます。
また、LINEの中でもタイムラインやLINE NEWSに広告を配信出来るので、掲載面を使い分けることでターゲティング設定出来ます。
属性によるターゲティング
LINE Ads Platformでは、「年齢・性別・地域・興味関心・配信先デバイス」で属性を分ける事が出来ます。
このオーディエンスデータは、実際にユーザーが登録した正確なデータをもとにしたものではなく、「スタンプの購入」「友達登録」など、ユーザーがLINE内でとった行動履歴をもとに類推した「みなし属性」になります。
年齢・性別・地域・興味関心は、下記になります。
また配信先デバイスは、次の項目から選択する事が出来ます。
セグメントターゲティング
先ほどご紹介したセグメント(リスト)を使ってターゲティングを行います。
セグメント(リスト)に対して広告を配信する事はもちろん、特定のセグメント(リスト)を除いた配信も行えます。
また、作成するセグメント(リスト)の有効期間は、1日~180日で指定することが出来、この期間指定出来る機能のことを「リーセンシー機能」と言います。
4.まとめ
LINE Ads Platformはサービス開始以来、出稿条件も緩和されてきており、今後も多くの企業が広告出稿することが予想されます。
FacebookやTwitterでは、カバーしきれないユーザー層に対してもリーチすることが期待出来る為、すでに他のSNS広告をやっている企業でも、新たな顧客獲得の施策として検討してみてはいかがでしょうか?