運用型LINE広告LINE Ads PlatformのHike networkの概要と特徴
現在、LINEは、スマートフォン利用者の約80%のユーザーが利用していると言われており、LINE広告の出稿をご検討されている方も多いのではないでしょうか。
LINEの運用型広告であるLINE Ads Platformは、これまで最低広告費用が100万円以上と敷居が高く、誰もが参入することは中々難しかったかと思いますが、最低出稿金額が撤廃され、ますます注目されています。
今回は掲載面の一つである「Hike Network」に関してご紹介します。
目次
1.LINE広告のLINE Ads Platformとは
「LINE Ads Platform」 とは、LINEの運用型広告になります。
掲載面は、LINEのタイムラインやLINEニュース、Hike Networkとなっており、予算・期間・ユーザー属性を基に特定のユーザーへ広告出稿が可能です。
掲載に関しての審査があり、審査に出す際に掲載面を選択する必要があります。
2.Hike networkとは
Hike Networkはインフィード型の広告ネットワークであり、LINEと提携している1,000を超える優良メディアに対してインフィード広告を配信する事が出来ます。
インフィード型広告とは、コンテンツとコンテンツの間に表示される広告のことを指し、ユーザーからの視認性が高いことが特徴です。
ユーザーの多くがモバイル中心にシフトしており、コンテンツのUIと親和性の高い広告フォーマットを活用することによって、ユーザー体験を損なわずに広告体験をさせる事が出来るといわれています。
Hike Networkでは、アプリとWEBメディアに合わせて広告枠のカスタマイズが可能です。
質の高い法人メディアを中心に取り揃えがあり、配信面の多くはウェブの優良在庫となる為、LINE Ads Platformとのリターゲティングによる併用で効果が高まってきているそうです。
3.Hike Networkの特徴
Hike Networkでは、これまで配信する事の出来なかったサイトに広告を配信出来る事はもちろん、通常のディスプレイ広告に反応しなかった層に対してアプローチが可能です。
ユーザーがインターネットを活用する際、コンテンツ部分に集中してしまう為、それ以外の部分(ディスプレイ広告の掲載面)には、あまり視線が行かず広告に気づかないというケースも少なくありません。
しかし、Hike Networkの場合はインフィード型広告なので、広告をしっかりと視認させることが出来ます。
さらに、インフィード型広告はバナー広告に比べて、ユーザーから誤ったクリックが少なく、直帰率も低く、滞在時間も長いと言われています。
4.広告フォーマットと入稿の規定
Hike Networkの入稿規定は下記のようになっています。
Hike Networkは、メディア側のタイムラインやViewの形に極力なじませる仕様になっている為、縮小やトリミングが自動的に行われる可能性があります。
意図せぬデザインの広告が配信されない為にも、縮小・トリミングされ表示される掲載面もある為、テキストを含まないデザインが推奨されています。
画像のテキスト制限
Hike Networkで使用するバナーに使用出来るテキストは、画像内の20%以内の制限となっています。
詳細なテキストルールは、下記2点になります。
- ルール①:画像を5×5で25分割し、テキストがボックス5個以内であれば掲載可能
- ルール②:ロゴはテキスト対象外
テキストエリア制限の確認の際はこちらのツールを活用することで入稿前に事前確認が可能です。入稿予定のファイルを入れ、テキスト部分を選択するとテキスト領域20%以内かどうかの確認を取ることが出来ます。
テキスト超過の際は数字が赤字になります。
ただし、こちらはあくまでも参考となる為、実際に入稿した際の審査結果とは異なる場合があります。
グリッドツール:https://ui.mtburn.com/tools/gridtool.html
5.課金体系
Hike Networkの料金は、下記右側に記載されています。
参照:http://ad-center.line.me/mediaguide/contents_type=95
6.広告掲載可否
LINE Ads Platformに広告を出す為には、掲載前に審査が必要となります。
審査基準については、下記を参考にしてみてください。
7.まとめ
Hike Networkについてご紹介させて頂きましたが、概要は掴んでいただけましたでしょうか。
Hikeは特定メディアへの掲載保証は配信先媒体の状況があり出来ませんが、配信先には優良なサイトが多く、LINE面より成果が良くなる可能性もあります。
この機会に、Hike Networkへの掲載もご検討されてはいかがでしょうか。