運用型LINE広告LINE Ads Platformの掲載面LINE NEWSの概要と特徴

LINE広告,ニュース

LINEの運用型広告であるLINE Ads Platformがリリースされてから1年以上経ち、実際に広告を出稿する企業も増えてきました。

LINE Ads Platformの主な掲載面には、Timeline・LINE NEWS・Hike Networkの3つがあります。

今回は、その中でもLINE NEWSに特化し、どのような特徴があり、どういった使い方が出来るのかをご紹介していきます。

LINE NEWSは、非常に多くのユーザーが利用しているサービスで、上手くいけばかなりの認知拡大効果が期待出来ます。

1.LINE NEWSとは

LINE NEWSとは、LINEアプリ内のタブをタップすることで、無料で最新ニュースや天気などの情報を閲覧することが出来るサービスの事になります。

様々なジャンルのメディアやコンテンツから記事も掲載されており、幅広い層に利用されています。

LINE NEWSとは

2.LINE NEWSの特徴

LINE NEWSには、月間5,900万人以上のアクティブユーザーがおり、幅広いユーザー層にアプローチする事が出来ます(日本人口の約半分にアプローチ出来るという事になります)。

LINE NEWSは、1日3回のリッチメッセージ200媒体以上のアカウントメディアの記事を掲載する事で、多くのユーザーに支持されています。

LINE NEWSの特徴LINE公開資料:http://ad-center.line.me/mediaguide/

3.3つの視点から見たLINE MEWSのユーザーの特徴

LINE NEWSを利用するユーザーの特徴を、次の3点からご紹介していきます。

  • LINE NEWSのユーザー属性
  • LINE NEWSの利用時間
  • LINE NEWSユーザーの行動意識

LINE NEWSのユーザー属性

LINE NEWSのユーザー属性は、男女比が1:2ボリュームゾーンが10~40代となっています。

主婦やパート・アルバイト、学生が6割弱を占めているというのも、LINE NEWSの特徴となっています。

LINE NEWSのユーザー属性LINE公開資料:http://ad-center.line.me/mediaguide/

LINE NEWSの利用時間

LINE NEWSは、朝・昼・晩と1日に3回よく利用される時間帯がありますが、それぞれの時間帯で特徴が異なります。

朝は、通勤や通学のタイミングで利用される為、最新ニュースの情報収集芸能ネタを探しているユーザーが多いと考えられます。

昼は、昼食時に利用される為、暇つぶしで確認していると考えられます。

夜は、自宅でくつろいでいるタイミングであり、テレビを見ている時より圧倒的に多くのユーザーが利用している為、朝のように特定の情報探すのではなく興味のある情報を次々とみていると考えられます。

LINE NEWSの利用時間※LINE公式資料より引用

LINE NEWSユーザーの行動意識

LINE NEWSユーザーは、LINE NEWSの下記4点を気に入り、利用しています。

LINE NEWSユーザーの行動意識※LINE公式資料より引用

また、LINE NEWSのユーザーは、一般的な消費者と比較すると口コミを大事にしており、良いと思う商品があれば自ら友人に勧めるという特徴もあります。

人からお勧めされたり、自分で良いと思った商品は、多少高くても購買する意欲が高い為、流行りものや商材に魅力があれば、売れる傾向が高いと考えられます。

LINE NEWSユーザーの行動意識2※LINE公式資料より引用

4.LINE NEWS広告の掲載面

LINEの運用型広告であるLINE Ads Platformを使って、LINE NEWS内の複数個所に広告を掲載する事が可能です。

ニュースの記事と記事の間に広告が表示される為、ユーザーが記事をスクロールする中で、自然と目が留まるような設計になっております。

イメージ的にはYahooのインフィード広告と近い為、商材とユーザーのニーズがマッチしていれば、高い効果が期待出来ます。

LINE NEWS広告の掲載面

5.LINE Ads Platformの仕組み

LINE NEWSに広告を掲載出来るLINE Ads Platformですが、ここからは簡単にその仕組みを次の2つの視点からご紹介してきます。

  • セグメント(ターゲティング)
  • 課金方式

LINE Ads Platformの仕組みについては下記記事で詳しくご紹介しています。
運用型LINE広告LINE Ads Platformの仕組みを徹底解説

セグメント(ターゲティング)

LINE Ads Platformのターゲティングは、LINE上のユーザーデータを活用して行われます。

基本的には、アカウント上のユーザーの動きからターゲティングを行う為、「みなし属性」という言葉を使います。

ユーザーのデモグラデータはもちろん、興味関心配信先のデバイス等を使ってターゲティング設定を行います。

詳細は下記記事を参考にしてみてください。
運用型LINE広告(LINE Ads Platform)のセグメントとターゲティング手法

課金方式

LINE Ads Platformには初期費用がなく、バナー(画像)を使った広告動画を使った広告があり、それぞれクリック課金とインプレッション課金となっています。

LINE NEWSでは、基本的にバナー(画像)使った広告しか掲載出来ない為、全てクリック課金となります(おまけで例外をご紹介します)。

課金方式

6.LINE NEWSならではの3つの広告

LINE Ads Platformでは、最低出稿金額が配信された為、効果は別として1,000円くらいあれば広告を配信出来ます

ただ、Yahoo!のブランドパネルのようなイメージで、掲載費を支払う事で、LINE NEWSの特殊枠であるLINE NEWS DIGESTに広告を掲載する事が可能です。

具体的には、次の3つの広告があります。

  • DIGEST Spot(記事広告型)
  • DIGEST Infeed(記事広告型)
  • DIGEST Video(動画広告型)

LINE NEWSならではの3つの広告※LINE公式資料より引用

そもそもLINE NEWS DIGESTとは

LINE NEWS DIGESTとは、名前の通り1日に3回LINEの「トーク」に通知されるLINE NEWSのダイジェストになります。

このLINE NEWS DIGESTは、2,000万人のユーザーが利用しています。

LINE NEWS DIGESTとは

登録方法は簡単で、LINE NEWS内の「本家ダイジェストでお届け」と表示されている広告の「追加」をクリックするだけで、②のように友達に追加されます。

LINE NEWS 追加

これで、LINE NEWS DIGESTの設定は終わりですので、登録後は1日に3回の頻度でLINE NEWSのダイジェストが送られてきます。

DIGEST Spot(記事広告型)

DIGEST Spotは記事型の広告であり、下記のようにLINE NEWS DIGESTの記事に広告を掲載する事が可能です。

広告はLINE NEWS DIGESTのリッチメッセージの昼刊/夕刊のいずれかに掲載されます(昼刊/夕刊は指定する事が出来ます)。

DIGEST Spot(記事広告型)

DIGEST Spotは、「掲載保証」の広告であり、50万~150万PVが見込めます。

平日は500万円土日祝日は600万円で掲載することが出来、掲載期間は1日になります。

DIGEST Infeed(記事広告型)

DIGEST Infeedも記事型の広告であり、下記のようにLINE NEWS DIGESTの4~5番目の位置にてローテーション表示される広告であり、テキスト部分にしか広告を掲載出来ません

DIGEST Infeed(記事広告型)

DIGEST Infeedは「PV保証」の広告であり、40万PVが保証されています。

曜日は関係なく200万円で広告を掲載出来、掲載期間は40万PV達成までになります(目安は1日~3日)。

DIGEST Video(動画広告型)

DIGEST Videoは動画型の広告であり、下記のようにLINE NEWS DIGESTの記事一覧のトップに広告を掲載する事が可能です(リッチメッセージ内には広告を掲載出来ません)。

DIGEST Videoは、最初6秒間の動画が表示され、「すべて再生」をクリックすると最大60秒の動画広告を配信する事が可能ですので、最初の6秒の動画でいかにユーザーに興味を持たせるかが重要になります。

DIGEST Video(動画広告型)

記事一覧は、LINE NEWS DIGEST内のいずれかの記事をクリックする事で表示されます。

LINE NEWS 記事一覧

DIGEST Videoは「期間保証」の広告であり、掲載開始日の11時頃~掲載開始日翌日の11時頃まで広告の掲載が保証されています。

曜日は関係なく200万円で広告を掲載出来、最初の6秒間動画のインプレッション数は500万~750万が想定されています。

7.まとめ

他のWeb媒体と比べてみると、まだ広告が始まって間もないので、これからさらに配信の幅が広がったり精度が高まったりする可能性が十分にあるかと思われます。

これからさらに多くの企業が参入してくる可能性もある為、出遅れてしまわない為にも配信を試してみてはいかがでしょうか?