リスティング広告とFacebook広告の違いとは?それぞれの特徴をご紹介!

Web広告を始めるにあたってどの広告から始めればいいのか迷っている、また、始めたは良いものの成果が上がらない…そんな悩みをもっている方も多いのではないでしょうか。

一口にWeb広告と言っても、目的や業種によっても最適な媒体は異なります。

今回は、リスティング広告とFacebook広告の違いをご紹介したいと思います。

目次

1.リスティング広告とFacebook広告の大まかな比較

以下詳しく特徴を見てみましょう!

2.リスティング広告の特徴

リスティング広告は、基本的に「キーワード」でユーザーの属性を判別します。

例えば「ダイエット」「ジム」だけで検索するとキーワードの幅が広すぎて、検索の目的が掴みづらくなりますが、「銀座 女性限定 ジム」で検索する人は、銀座で女性限定のジム探している人ということが分かりますよね?

このように、リスティング広告は検索されたキーワードにより、ユーザーニーズを知ることが出来、検索キーワードが増えれば増えるだけ、ユーザーの意図が明確に分かります

ユーザーが能動的に行動しているリスティング広告を上手に活用する事が出来れば、最も高い効果が期待出来る媒体の1つになります。

リスティング広告で効果的な商品・サービス

リスティング広告は、基本的に全ての商材で有効活用することが出来ます。

ただ、ホームページを見ただけで家を購入しないのと同じように、コンバージョンのハードルを調整する必要はあります。

リスティング広告は、クリック課金型で広告の表示順はオークション制になっています。

ですので、基本的にクリック単価の高いキーワードは、それだけ高い効果が見込めるキーワードになっています。

もちろん、ブランディング目的のような成約目的以外で入札する場合もあるので、「高単価=効果が高い」ではありますが、「高単価=成約に繋がりやすい」というわけではありません

3.Facebook広告の特徴

Facebook広告はソーシャルな情報発信、情報交換を行なってる人に配信されます。

何気なくソーシャルメディアを楽しんでる、繋がりを楽しんでる、といった方々に対して配信されることが特徴です。

リスティング広告も地域やキーワードで配信地域を選べますが、Facebook広告は、年齢・性別関心があるもの住まい等、より細かなターゲティングを行えます。

Facebookは、実名制のコミュニケーションツールですので、ユーザーは自分の個人情報を積極的にプロフィールに記載している為、Facebook広告のターゲティング精度は97%と非常に高いものになっています(他の広告媒体は27%と言われています)。

その商品・サービスに興味を持ちそうなユーザーに対して広告配信を行える為、TVのように不特定多数のユーザーではなく、潜在層になりうるユーザーに広告の配信が出来ます

また、リスティング広告と比べてFacebook広告は、競合があまり多くありません

例えば、ダイエットサプリを販売する場合、リスティング広告では「ダイエットサプリ」というキーワードをサプリの販売会社全てが入札することになります。

しかし、同じダイエットサプリであっても、10代向け、20代向け、30代向け、40代向け、というようにターゲットとしている年齢に違いがありますよね?

Facebook広告では、その違う年齢に対して広告を配信することが出来るので、ライバルの数が減ることになります。

もちろん、Facebook広告も一概に良いことばかりという訳でありません。

Facebook広告は検索エンジンに直接キーワードを打ち込んで情報を探してる人ではないので、顕在層への広告というより潜在層に向けた広告となります。

その為、リスティング広告よりもユーザーのモチベーションが低く、コンバージョンに繋がりにくくなっているのです。

Facebook広告で効果的な商材・サービス

BtoBでも成果は期待出来ますが、BtoC向けの商品やサービスの方が相性は良いです。

Facebookは、国民の5人に1人が利用しており、そのうちの70%が毎日アクセスしていると言われているので、アクティブなユーザーに広告を配信出来る可能性は非常に高いです。

他にも、リスティング広告でライバルの多すぎる業界認知拡大(ブランディング)などは、Facebook広告が向いています。

4.まとめ

それぞれ特徴を見ていくと、ターゲットの情報に対する訴求具合が違います。

なので、「どちらをやるべきか?」というより、「どちらもやった方が効果の出る可能性が高い」というのが、本音になります。

まずは様々な方法を試してみて反応を見ていくのが重要です。

今はアトリビューションも非常に大事になってきており、Facebook広告があるからリスティング広告の成果が高いという事も普通に起こりえます。

早急な決断も重要ですが、あくまでトータルの収益と将来の収益を考えた上で、広告の配信媒体や配信手法は選ぶようにしましょう。

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