これさえ読めば大丈夫!リスティング広告のアカウント構成について
リスティング広告を運用する時、アカウントはどのような構造になっているか理解する必要があります。
今回は、リスティング広告のアカウント構成についてご紹介します。
目次
1.リスティング広告のアカウントを構成する要素
リスティング広告のアカウントは下記の4つで構成されています。
- キャンペーン
- 広告グループ
- キーワード
- 広告
アカウントの中には、1つまたは複数のキャンペーンがあり、そのキャンペーンの中には、1つまたは複数の広告グループがあります。
また、広告グループの中には、キーワードと広告があります。
イメージ的には、キャンペーンという一番大きな箱の中に、広告グループという中ぐらいの箱が入っており、その中にキーワードと広告が入っている感じを想像すると、理解しやすいかもしれません。
2.要素ごとの役割
➀キャンペーン
キャンペーンでは、1日に使用出来る予算を設定したり、スケジュールの管理が出来ます(配信開始日や終了日を設定出来る)。また配信するデバイスを指定したりも出来ます。
➁広告グループ
広告グループでは、キーワードの入札単価の調整などが出来ます。
③キーワード
リスティング広告ではアカウントの「核」となる部分です。
簡単に言いますと、設定されていたキーワードが、検索された時に広告が表示される仕組みとなっています。
④広告
広告では、広告をクリックしたユーザーが移動するWEBページを設定したり、広告のタイトルや説明文を設定します。
3.アカウントの構成の例
これまでリスティングのアカウント構成について説明してきましたが、何となくイメージが出来たでしょうか?
では実際にアカウントの構成例を見てみましょう!
アカウントを構成する場合は、まずキーワードの選定を行います。
キーワードを選定する際は下記のパターンと参考にしてみると良いと思います。
➀社名やブランド名のキーワード
社名やブランド名で検索してくれるユーザーは、最も商品を購入してくれる可能性が高いです。
➁競合他社名のキーワード
自社と似たような商品を販売している企業を検索するユーザーも、商品を購入する可能性があります。
③商品やサービスを表すキ-ワード
商品やサービス内容を検索するユーザーも、商品を購入する可能性があります。
【例】商品:ダイエットサプリ
キーワード:「ダイエットサプリ」、「痩せる」など
例えば、サッカーシューズを販売する場合ですが、上記➁の場合ですと、スポーツ商材を販売しているメーカー名を使用したキーワードを設定することで、成果が見込めます。
商品:サッカーシューズ
キーワード:「サッカーシューズ ミズノ」。「サッカーシューズ アディダス」など
上記③の場合では、商品名、そのサービス内容のキーワードを設定することで成果が見込めます。
商品:サッカーシューズ
キーワード:「足が速くなる」。「サッカーシューズ 選び方」など
4.アドリスが行っている入稿方法
【1広告グループ1キーワード】
1広告グループ1キーワードとは、1つの広告グループに1つのキーワードしか入れないことです。
- メリット:➀広告の品質を上げる ➁狙ったユーザーに訴求が出来る
- デメリット:入稿や手間がかかる
5.まとめ
今回は、リスティングのアカウントの構成について解説しました。要点をまとめますと下記になります。
アカウントは4つの要素から成り立っている。
- キャンペーン
- 広告グループ
- キーワード
- 広告
キーワードを選定する際は、社名やブランド名、似たような商品を販売している競合他社名のキーワードを行った方が良い。
これはリスティング広告を運用していく上で、理解しておくべき基本的な知識となります。
リスティング広告のアカウント構成は理解出来たかと思いますので、これを機に自分なりのアカウントを構築を目指してみてはいかがですか。