インターネット上で集客や商品の販売を行いたい時によく耳にする言葉は、リスティング広告やSEO対策ではないでしょうか?
今回この記事を読んで頂いているという事は「リスティング広告を出すと集客出来る」「リスティング広告は費用対効果が良い」と言われるけれど、具体的にはどんなメリットがあるの?と疑問に感じられていると思います。
そんなあなたに、これからリスティング広告を始める5つのメリットをご紹介していきます。
目次
1.リスティング広告とは?
検索エンジン(Google、Yahoo!など)で検索を行い、その検索したワードに対して検索結果画面に表示される広告の事です。
この場合、赤枠部分がリスティング広告で緑枠が自然検索の結果です。
検索結果に連動して広告が配信される為、検索連動型広告とも呼ばれます。
ここでも分かりやすいメリットとして、自然検索で1位を取ったサイトよりも上位に検索結果を表示させる事が可能ですね。
2.メリット1 成果に繋がり易いユーザーにアプローチ出来る!
リスティング広告はユーザーが検索しそうなキーワードを選んで、そのキーワードに対して広告を出稿します。あなたも検索を行う時は、そのキーワードの情報を知りたい、集めたいと興味があるはずです。
そういった興味関心が強いユーザーに対して広告を配信する事が出来ます。
認知層は商品やサービスについてあまり知らない層である為、大枠で検索する事が多くモチベーションも高くありません。
ですから「リスティング広告」では、リスティング広告の代理店を探しているかもしれませんし、リスティング広告についての情報を探している可能性もあるので、まだ意欲は低いと言えます。
潜在層はまだあなたの会社の存在は知らないけれど、これから先ニーズが顕在化される可能性があるユーザーなので、「リスティング広告 代理店」では、リスティング広告の情報より代理店を探している事が分かります。
色々な情報収集の為とも考えられますが、先程より意欲が高く認知層と比べると顧客になる可能性が高いと言えます。
顕在層はすでにあなたの会社を知っており、問い合わせまで考えている可能性があるユーザーで「Ad Listing」は、固有名詞で指名されており、その他の代理店ではなくこの会社の情報が知りたいと考えている為、認知層や潜在層に比べ1番意欲が高いと言えます。
この様にどのキーワードに対し広告を出稿するかを自分で設定が出来るので、潜在層や顕在層に向けて広告を配信する事で、より成果に繋がりそうなユーザーに的確に広告を出すことが出来ます。
3.メリット2 低予算からでも広告配信が出来る!
リスティング広告は1回のクリックに対して課金される「クリック課金」という仕組みになっています。
ですから、広告が表示されてもクリックされなければ費用は発生しません。
1回のクリックにかかる費用は、入札形式で行われています。
1つのキーワードに対して最低入札価格(1円~9,999円)以上で入札を行います。自由に設定をする事が出来て、上限クリック単価を設定すればその単価を超える事はありません。
*クリック単価の詳細はこちらを参照下さい
「リスティング広告のクリック単価の調べ方と相場・目安を一挙公開!」
また、キャンペーン毎に1日の予算を設定し毎月の費用を調整する事が可能です。
最大で1日の予算の120%まで超過する事がありますが、1ヶ月の費用として1ヶ月の平均日数(30.4日)を掛けた金額を上回って請求される事はありません。
例
Googleヘルプページ引用
https://support.google.com/adwords/answer/1704424?hl=ja
この様に1ヶ月にかける広告費も自分で設定が出来る為、テレビCMや新聞の広告枠の様に初期費用として、まとまったお金が必要といった事はありません。
ですから、始めたての頃は月に50,000円から運用してみて、成果が出る様になったら100,000円~200,000円と段階的に増やしていく事も出来ます。
また、テレビCMや新聞の広告枠等と違って、成果が出なかった際や、サイトの改善を行いたい際に、リスティング広告の場合は簡単に配信を停止する事が出来ます。
4.メリット3 最短で1~2日で広告を配信出来る!
はじめてリスティング広告を配信する時に、簡単なアカウント構成であれば、1~2日で配信することが出来ます。
配信までの流れとしては、新規アカウント作成→入金→キャンペーンや予算設定→広告文作成→配信となります。
アカウントの作成の詳細はこちらを参照下さい
*Google AdWordsのアカウント取得方法
「15分でGoogle AdWordsの広告アカウントを取得する方法」
*ヤフープロモーション広告のアカウント取得方法
「ヤフープロモーション広告のアカウントを取得する5ステップ」
自然検索で上位に表示をさせようと考えた場合、SEO対策を行い、ユーザーの検索キーワードに対してより良いコンテンツやサイトを作成しなければなりません。それには多くの工数と時間がかかります。
しかしながら、リスティング広告はお金を払う事で、通常は時間を掛けて取り組まなければならない「より良いコンテンツやサイトを作成」の部分を短縮させる事が出来ると言えます。
5.メリット4 広告の改善も適宜対応出来る!
リスティング広告等の運用型広告は、広告などを簡単に変更する事が出来ます(媒体により一定の審査はあります)。
広告文を2つ用意して配信を行うことで、簡単にABテストを行う事が出来ます。
ABテストの結果、成果が悪い広告文を停止し、新たに広告文を作成しテストを繰り返す事で広告文をより成果が出るものに改善出来ます。
また先程もお伝えしましたが、リスティング広告はキーワード毎に入札を行っており、単価の調整や停止をすぐに行う事が出来ます。
ですから、配信を始めてしばらくすると、キーワードによっては成果が上がるキーワードと上がらないキーワードに分かれてくる事があります。
「リスティング 代行」では一定の成果が出ており「リスティング 運用」では全く成果が出ていなかった場合、「リスティング 運用」の単価を下げ「リスティング 代行」の単価を上げる事で成果を改善していくことが出来ます。
6.メリット5 配信した広告のデータが財産となる!
リスティング広告で配信した広告は、管理画面上で全て数値化され管理されます。
この他にも様々な項目があり、キャンペーン毎、広告毎、キーワード毎、日別のデータと様々な角度から計測出来ます。
配信開始から現在まで、データとして蓄積されるので、例えば今後新しい地域に支店を出す時や、新製品の広告を出す時の参考資料としても活用出来ます。
テレビCMやチラシなどの広告は、実際にどれだけ成果に繋がったかは計測しづらいですが、リスティング広告の場合は管理画面上で簡単に計測することが出来ます。
また、GoogleAdWordsでは実店舗への来店コンバージョンも計測が可能になっております。
来店コンバージョンとは、広告をクリックしたユーザーがモバイル端末の位置情報をオンにしていれば来店した時に計測出来るという仕組みです。
現在は一部の国限定、複数の実店舗がある、一定のクリック数や来店数が必要、と要件が厳しいですが、本格的に来店コンバージョンが計測出来る様になると、益々リスティング広告の費用対効果が分かり、これからリスティング広告を始めるメリットになるのではないでしょうか。
7.リスティング広告のデメリット
ここまでリスティング広告のメリットしかお伝えしてきませんでしたので、簡単にデメリットをお伝えします。
- 無駄なコストが掛かる可能性がある
- コンテンツとして残るものではない
- 市場規模に限界がある
- 莫大な知識と多くの経験を積む必要がある
8.まとめ
今回はリスティング広告のメリットについて紹介しました。
リスティング広告は低予算から気軽に始めることが出来ますので、まだリスティング広告の配信を行ったことがない企業様は、この機会に試してみて下さい。