Twitter広告の効果が出る使い方と3つの事例をご紹介!

Twitterは現在、国内の月間アクティブユーザーが4,500万人とかなり大きな広告プラットフォームになっており、実際にこれから広告を出稿しようと考えている方も少なくありません。

ただ、やるなら効果を出したいと考えるのは当たり前ですが、どのようなことに気を付けて広告を出せば効果が出るのか、わからない方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、Twitter広告の効果的な使い方についてをまとめてみました。

この記事では、Twitter広告の概要から効果的な使い方、さらにはTwitterの公式サイトで紹介されている3つの事例を基に徹底的に解説していきます。

目次

0.Twitter広告の概要

Twitterは2017年11月現在、海外で3億2,800万人、国内では4,500万人のユーザーがいる、日本でも人気のSNSです。

国内だけで見た場合の年齢分布を下記の表にまとめてみました。

上記の表を見て分かる通り、20代~30代の方も多く利用しているため、その年代をターゲットにした広告によるアプローチも効果的です。

それでは簡単に、Twitter広告の概要についてご紹介していきます。

Twitter広告掲載面

Twitter広告には下記のような場所に広告を出稿することが出来ます。

広告には必ず「プロモーション」というラベルが付けられ、他のユーザーのツイートと簡単に区別出来るようになっています。

検索結果に関しては、検索したキーワードを指定した広告が表示されるので、上記の掲載面のどこかに掲載されるという仕組みになっています。

Twitter広告の目的設定

Twitter広告の目的としては下記のようなものがあります。

商材やサービスによって様々な目的があると思いますが、その目的に沿ったキャンペーンを選び広告を出稿する為には、どのような目的で配信するのかを明確に決める必要があります。

Twitter広告の種類

Twitterの広告には下記の3種類の方法があります。

プロモアカウント

プロモアカウントとは主に、フォロワー数を増やすことを目的とした時に使われる広告です。

広告主のアカウントに興味を持ちそうなユーザーに対し、広告主のアカウントをおすすめする機能が主になっており、「おすすめユーザー」欄に広告を出稿することが出来ます

プロモアカウントの詳細は下記記事にてご紹介していますので、参考にしてみてください。
Twitter広告プロモアカウントの概要と配信までの手順

プロモツイート

プロモツイートは、通常のツイートとほぼ変わらない形で広告を配信する為、エンゲージメントやウェブサイトへの誘導など、多岐に渡る目的で使用される広告です。

ツイート単体を宣伝として使用する為、通常のツイートと変わらずタイムラインに表示されます。

プロモツイートについては下記記事で紹介していますので、参考にしてみてください。
プロモツイートの概要と使い方

プロモトレンド

プロモトレンドは、幅広いユーザーへの認知拡大に向いている広告です。

1日1社限定で、Twitterのトレンド枠に任意のキーワードやハッシュタグを表示できる広告ですが、プロモトレンドは個人では出稿することが出来ませんので、出稿を考えている方はTwitter社や広告代理店に連絡してみてください。

プロモトレンドに関してはこちらの詳細を記載していますので、参考にしてみてください。
Twitter広告「プロモトレンド」の特徴と活用方法

1.Twitter広告の効果的な使い方

Twitter広告を効果的に使うためには、Twitter広告の特徴をうまく活かす必要があります。

Twitter広告の特徴を踏まえた上で、Twitter広告を効果的に使う為に意識すべきポイントとしては下記の3点があります。

  1. 商材やサービスがTwitterのコアユーザーと合っているか
  2. 2次拡散を狙うためにどうすればよいか
  3. クリエイティブをうまく使い、どれだけユーザーにインパクトを残せるか

これらはプロモツイートを使用する上で広告効果を左右するかなり重要な要素になっています。

商材やサービスがTwitterのコアユーザーと合っているか

Twitterのコアユーザーは0章の表から、10代~30代だと考えられます。

商材やサービスがコアユーザー層と被っていない場合、広告のリーチ数がそもそも少なくなってしまうので、アプローチとしても弱くなってしまう恐れがあります。

逆に、コアユーザー層がターゲットである場合には、効果的なプロモーションを狙うことが出来るので、自社の商材やサービス内容がTwitterのコアユーザーに合っているかどうかを見極めましょう。

2次拡散を狙うためにどうすればよいのか

Twitter広告は、2次拡散による課金は発生しないという特徴があります。

2次拡散というのは、広告を見たユーザーがその広告を拡散してくれるという現象の事で、直接広告を見ていなくても拡散されることにより、課金されないまま広告効果が高まっていきます。

Twitter広告による高い効果を狙う為には、この2次拡散が起きるにはどのような広告が良いのかを考える必要があります。

つまり、拡散されるようなコンテンツを宣伝するか、拡散されるような内容の広告文を作るなどの工夫により、高い広告効果を得ることが出来ます。

クリエイティブをうまく使い、どれだけユーザーにインパクトを残せるか

2次拡散を狙う上で重要なのが、どれだけユーザーにインパクトを残せるか、というところになります。

そのためには最適なクリエイティブを選択する必要があります。

クリエイティブとはツイートのタイプで、例えば下記のようなものがあります。

どの広告を使い、どれだけユーザーの目を引くか、興味を持ってもらえるかで広告効果が決まると言っても過言ではありません。

商材やサービス、広告の内容によって最適なクリエイティブを選択し、ユーザーに2次拡散を起こさせるような広告を作ることが出来れば、広告効果はかなり高まるのではないでしょうか。

Twitter広告のクリエイティブについての詳細は下記記事にてご紹介していますので、参考にしてみてください。
Twitter広告で知っておくべきクリエイティブについてを徹底解説!

2.Twitter広告の3つの事例

ここでは実際にTwitter広告での事例を目的に分けて3つ、ご紹介します。

事例1.タウンワークがCPAを抑えつつ新規応募率を増加させた方法

目的:求人応募者の獲得
結果:CPA改善率が160%、通常50%だった新規率が70%まで増加、CVR改善10倍

施策
「激レアバイト」というキャッチで、魅力的で珍しいバイトをあえてピックアップした。

下記のようなイベント広告を出稿しました。

「あの、F1日本グランプリのホンダF1展示ブースでのバイトを募集しています」
「急募:ロケット打ち上げイベントをサポートするバイト!」
「1日益若つばさのマネージャーバイトさんバイトさん募集。」

(参照元:https://marketing.twitter.com/apac/ja/success-stories/recruit.html

事例2.テレビCMにハッシュタグを入れることで多くのツイートを生み出すことに成功

目的:来店者の獲得
結果:CMにハッシュタグを入れ、ツイート率が5倍、キャンペーン効果での来店ユーザー反応率が1.6倍、キャンペーンツイートを見たユーザーが303万人

施策
TVCMやイベントなどで、ハッシュタグをユーザーの目につかせることで、キャンペーンに関するツイートを増やし、イベントの認知拡大。
また、Twitter広告にて話題性のある商品を活用し、フォローとリツイートを応募条件とし、プレゼントキャンペーンを配信、ユーザー同士の会話でさらに拡散を促す。

下記がテレビCMの時に流れた画像になります。

そして、下記はイベント時の写真になります。

そしてTwitter広告はこのように出稿しました。

(参照元:https://marketing.twitter.com/apac/ja/success-stories/711sej_shingeki.html

事例3.10代の若者によるインストール数の増加に成功した教育アプリ

目的:アプリのインストール
結果:他媒体と比較したCPI削減率33%

施策
アプリ使用者の実際のユーザーボイスをピックアップし広告で配信

10代をターゲットにしていたため、若者に人気のある特定のコンテンツメーカーを選定し、そのフォロワーに似たユーザーにアプローチしました。

(参照元:https://business.twitter.com/ja/success-stories/aceable.html

3.まとめ

いかがでしたでしょうか?

配信方法とターゲットさえ間違わなければ、アプローチ次第で効果的な配信が出来るのがTwitter広告です。

特に、若いユーザーが多い為、訴求軸は「目新しい」「リーズナブル」は必須項目になってきますので、現時点でキャンペーンなどを打たれている方は是非、試してみてください。

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