Twitter広告には、3つの広告タイプがありますが、その中で最も代表的な広告がプロモツイートになります。
プロモツイートでは、Twitter上でユーザーに起こして欲しいアクションに応じて、広告のタイプを変更することが出来るので、最も使いやすい広告になります。
ただ、プロモツイートが使いやすい広告だと知ってはいても、実際にどのように運用すれば良いのかよく分からないという方も少なくありません。
そこで今回は、プロモツイートの概要や料金、使い方などをご紹介していきます。
目次
1.Twitter広告とは
Twitter広告とは、Twitterのタイムラインやトレンド、おすすめユーザー欄に表示される広告のことであり、次の3つのタイプがあります。
- プロモトレンド
- プロモツイート
- プロモアカウント
Twitter広告は、「フォロワー数の増加」や「情報の拡散」を目的とした広告が多く配信されています。
![Twitter広告とは](https://marketer.jp/wp-content/uploads/2017/06/443a79eb66bf9f305670080c656a1885.jpg)
2.プロモツイートとは
プロモツイートとは、広告で使用するツイートを多くのユーザーに届けたい時に使用する広告タイプであり、イベントやプロモーション目的で使用されるケースが多いです。
プロモツイートは通常のツイートとほぼ変わらず、リツイートや返信、いいね等の操作が行えますが、「プロモーション」という表記が左下に表示されます。
![プロモツイートとは](https://marketer.jp/wp-content/uploads/2017/06/1b8f00f9b7e77a8780acc69d292c6651.jpg)
3.プロモツイートの基本的な使い方
プロモツイートはタイムライン上に表示される為、最も目につきやすい広告になります。
その結果、ユーザーのいいねやリツイートによって、情報が拡散されやすく、投稿を多くのユーザーに届けることが出来ます。
ユーザーをウェブサイトへ誘導する時や、イベント・ブランド等の認知拡大を図りたい場合に使うと非常に効果的です。
4.プロモツイートの費用
Twitter広告では表示されただけでは費用は発生せず、広告に対して”アクション”があった際に課金されます。また、キャンペーンの目的により課金方法が異なります。
キャンペーンの目的をツイートのエンゲージメントにした場合は「エンゲージメント」が行われた際に課金されます。エンゲージメントとは、返信する、リツイートする、お気に入りに登録、開くなどの行動を指します。
アプリのインストール数の目的の場合は、アプリクリック(広告枠をクリックした)やアプリがインストールされた際に課金されます。
また、ウェブサイトのクリックまたはコンバージョン目的の場合は、リンククリック(広告に設定された外部サイトへのリンクをクリックした)が発生した際に課金となります。
動画の再生数のキャンペーンでは、動画の50%以上の領域を表示した状態で2秒以上再生された場合か、動画の100%以上の領域を表示した状態で3秒以上再生された場合に課金されるかを選択できます。
5.プロモツイートの注意点
5-1.プロモツイートに特化した内容
Twitter広告では広告っぽいものはあまり好まれない傾向があったり、Twitter広告独自の広告作成を行う必要があります。
そこで、あなたの商材やサービスに合った広告を見つける為にも、画像とツイート文のテストを行うようにしましょう。
5-2.プロモツイートのフォーマットの注意点
次に、キャンペーンの目的によって、プロモツイートのフォーマットが変わりますので、注意が必要です。
どのキャンペーンでも共通するのがツイート文であり、116文字数以内で設定します。あとはキャンペーンごとに異なります。
ツイートのエンゲージメント
ツイート文に加え、画像を設定するかしないかを選択出来ます。
文字だけだと読み飛ばされてしまうことが多いので、画像は設定するようにしましょう。
![ツイートのエンゲージメント](https://marketer.jp/wp-content/uploads/2017/06/26a7170e9adb27d3d0c902b8321bf917.jpg)
アプリのインストール数またはアプリの利用率
インストールを促すAndroid、iPad、iPhone用のアプリをそれぞれ選択することが出来ます。そして画像、または動画のどちらかを選択出来、下記の中からボタン(広告の右下に表示)を設定します。
ボタン文言:「開く」、「プレイ」、「購入」、「予約」、「接続」、「注文」
![アプリのインストール数またはアプリの利用率](https://marketer.jp/wp-content/uploads/2017/06/f23ab00c0e9a0798a493d8184f995257.jpg)
ウェブサイトのクリックまたはコンバージョン
ウェブサイトカードを設定する場合としない場合の2パターンがあります。
ウェブサイトカードとは、ツイート中にウェブサイトのコンテンツを表示し、ユーザーを任意のサイトに誘導出来る機能です。
画像サイズは横800ピクセル以上×縦320ピクセル以上で、容量は3MB以下です。
設定した画像をクリックすることで、設定したリンク先へ誘導することが出来ます。
![ウェブサイトのクリックまたはコンバージョン](https://marketer.jp/wp-content/uploads/2017/06/1a4ecc9f4a7f601ab634705fe22b362e.jpg)
動画の再生数
動画、タイトル、説明文、ボタン文言(設定しない、今すぐ見る、ウェブサイトに移動から選択)、リンク先URLを入力します。
使用出来る動画ファイルの仕様は100MB以下で、最長10分となっています。
![動画の再生数](https://marketer.jp/wp-content/uploads/2017/06/5f598a37c036968d97f457b8263e3116.jpg)
6.プロモツイートの設定方法
まず広告を配信するキャンペーンの目的を選択します。
![キャンペーンの目的を選択](https://marketer.jp/wp-content/uploads/2017/06/efa4612e70d25fcd9c51fb3614ca032d.jpg)
次に配信するツイートを作成します。
Twitter広告ではインパクトがある広告が成果が出ると言われています。表現を工夫したり、独自のハッシュタグを活用するなどして、広告を作成してみましょう。
![ツイートを作成](https://marketer.jp/wp-content/uploads/2017/06/7bfe7183c285d55d0eaa3bfffcb84c6e.jpg)
最後にターゲティングを設定します。
ターゲットも商材やサービスに関連するキーワードやフォロワーだけでなく、リアルタイムで話題になっている出来事やキーワードを設定してみたりも効果がある場合があります。より柔軟にターゲティング設定を考えてみましょう。
![ターゲティングを設定](https://marketer.jp/wp-content/uploads/2017/06/38c6e25ec189b4dfc58d371e52696aed.jpg)
7.まとめ
Twitter広告のプロモツイートのことを簡単に説明しましたが、お分かりいただけたでしょうか。
若年層をターゲットとする商品やサービスの情報拡散を行いたい方はもちろん、ターゲティングや広告次第では単なる認知拡大だけでなく、コンバージョンも促すことが出来ます。
まずは配信を検討する媒体の一つとして、選択肢に加えてみてください。