今や多くの人が利用しているTwitter。その匿名性や簡単に投稿出来るその手軽さから、日本人の利用は非常に多く、国内向けに広告を出すなら必ず押さえておきたい媒体の一つです。
しかし、アクティブなユーザーが多い反面、きちんとターゲットを絞らなければその広告も効果を出すのは難しいです。
そこで今回は、Twitterのターゲティング方法の一つ、「デモグラフィックターゲティング」についてまとめてみました。
この記事では、デモグラフィックターゲティングの概要からその効果的な使い方までをご紹介します。
目次
1.デモグラフィックターゲティングって何?
デモグラフィックターゲティングとは、性別や住んでいる地域、年齢などユーザーの属性情報を用いて行われるターゲティング手法です。
インターネット広告には様々な種類のターゲティング手法がありますが、その中でも最も基本的なものになります。
広告を配信する上で闇雲に配信しても効果は出ませんが、デモグラフィックターゲティングをしっかりと設定することで適切なユーザーにリーチ出来る為、非常に重要なターゲティングオプションになります。
2.Twitter広告で利用出来るデモグラフィックターゲティング
Twitter広告で利用出来るデモグラフィックターゲティングには下記の4種類があります。
- 言語ターゲティング
- 性別ターゲティング
- 地域ターゲティング
- 端末(デバイス)ターゲティング
言語ターゲティング
ユーザーが使用している言語を指定して広告を配信することが出来ます。
例えば、日本に住んでいるが日本語が分からない外国人に広告を配信しても、効果を得るのは難しい上に、その分の費用も無駄になってしまいます。
性別ターゲティング
性別を限定するターゲティングです。
初期設定では全ての性別をターゲティングしていますが、女性向け商品など、商材によってどちらかに配信しなくても良いケースもありますので、どの性別に向けての商品かが分かっている場合には必ず設定しましょう。
地域ターゲティング
地域を限定するターゲティングです。
地方や都道府県、海外なら州と言った広い地域でのターゲティングはもちろん、都市や郵便番号による細かい指定も出来るとても強力なターゲティングです。
端末(デバイス)ターゲティング
ユーザーが使用している端末(デバイス)ごとにターゲティング出来ます。
デバイスの種類、OS、利用している通信会社等の条件を指定したり、過去〇ヶ月以内に新しいモバイル端末でTwitterアプリを使用したユーザーを対象にする・除外するなどの選択も出来ます。
3.デモグラフィックターゲティングの効果的な使い方
Twitter広告のデモグラフィックターゲティングを有効利用するコツとしては下記のようなものがあります。
- モバイル向けキャンペーンで端末ターゲティングを利用する
- 地域ターゲティングと言語ターゲティングをセットで設定する
モバイル向けキャンペーンで端末ターゲティングを利用する
現在、Twitterを利用しているユーザーはPCよりもモバイルからのユーザーが圧倒的に多いと言われており、モバイルユーザーを対象にした広告を配信したい時は、端末ターゲティングを利用しましょう。
端末ターゲティングで大事なポイントは下記の3つになります。
- 端末のOS
- Wi-Fi接続状況
- 新しい端末
地域ターゲティングと言語ターゲティングをセットで設定する
商材によってはこの2つの組み合わせが非常に強力な効果を発揮してくれます。
例えば、在日外国人や訪日観光客などをターゲットにしたサービスを宣伝したい場合、その地域を「日本」にしつつ、言語を「英語」や「中国語」などに設定することで、確実に配信することが出来ます。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか。
初歩的なターゲティングな為、疎かにされがちなTwitter広告のデモグラフィックターゲティングですが、きちんと設定することで、適切なアプローチと無駄な広告費を節約することが出来ます。
これからTwitter広告を始めようと考えている方は、この記事を参考にしてデモグラフィックターゲティングを有効に活用してみてください。