YDN広告(ヤフーディスプレイアドネットワーク)の入稿方法をまとめてみた
前回GoogleのGDN入稿方法をご紹介した記事を作成させて頂きました。
「GDN(グーグルディスプレイネットワーク)の入稿方法を3つの手順にまとめてみた。」
今回はYahoo!のYDNの入稿方法をご紹介していきます。
基本的に両媒体で出来ることは同じなので、入稿方法を覚えて、両媒体を上手く活用して効果を伸ばしていきましょう。
YDNとは
YDN(ヤフーディスプレイアドネットワーク)とは、Yahoo! JapanやYahoo!と提携している様々なサイト(goo、Ameba、COOKPAD等)へバナーやテキストで広告配信する事をいいます。
下記の図のような場所に広告を配信する事が出来ます。
今すぐ客の顕在層ではなく、潜在層にアプローチする手法になっています。
顕在層にアプローチする場合は、検索連動型広告を利用するといいでしょう。
画像を用意しておこう
YDNを出稿する前に、まずは画像を準備しておきましょう。
GDNでも同様ですが、YDNで利用出来る画像(動画同様)はバナーサイズ等の規定がありますので気を付けましょう。
では表で確認していきたいと思います。
300×250サイズは全てのデバイスに適応しています。
拡張子(ファイル形式)は以下の4つが規定になっております。
- JPEG
- JPG
- PNG
- GIF
手順1 キャンペーンを作成しよう
では広告の入稿フローをご紹介していきます。
まずはキャンペーンから作成していきましょう。
「YDN」タブをクリックし、青色の「キャンペーン」を選択してから、「+キャンペーン作成」をクリックします。
次に、基本情報を入力していきます。
「広告掲載方式」は、インタレストマッチ、ターゲティング、インフィード広告の3つから選ぶことが出来るので、広告の目的に沿って選択しましょう。
「キャンペーン名」は任意のものを設定し、「キャンペーン予算(日予算)」は特に設定する必要はないので、今回は「設定しない」を選択しています。
ここまで出来たら、「保存して広告グループ作成へ」をクリックします。
目標とするコンバージョン単価(CPA)を維持しながら、出来るだけ多くのコンバージョンを獲得できるように入札価格を自動的に調整する機能です。
(Yahoo!公式ページ参照)
https://ads-help.yahoo.co.jp/yahooads/ss/articledetail?lan=ja&aid=4916
詳細設定では広告を掲載するスケジュールを決める事が出来ます(○月○日~○月○日まで掲載)。
キャンペーン作成時に、様々な広告掲載方式を選択する事が出来るので、状況に合わせて、様々な方式を試してみましょう。
手順2 広告グループを作成しよう
次は、広告グループを作成していきます。
「広告グループ名」は任意で決め、「デバイス」は、全てのデバイス、デバイスを選択のいずれかから選ぶことが出来ます(今回は全てのデバイスを選択しています)。
「画像自動付与機能」は、テキスト広告を配信する際、関連する画像をYahoo!が自動的に付与してくれる機能になります。
便利な機能ですので、今回は「設定する」を設定しています。
詳しくはYahoo!の公式ページをご覧ください
https://ads-help.yahoo.co.jp/yahooads/ydn/articledetail?lan=ja&aid=3884&o=default
次は、ターゲティング設定です。
様々なターゲティングを組み合わせることが出来ます。
どのようなユーザーに広告を配信したいのかをしっかり考えて、ターゲティングを絞っていきましょう。
入札価格は1円以上5万円以内で設定することが出来ます。
こちらは目標CVRと目標CPAから計算して適性価格が算出する事が出来ます。
(目標CPA÷CVR=入札価格(上限CPC))
ディスプレイ広告の一番の利点は、様々なターゲティング手法を組み合わせることが出来ることです。
詳細は他の記事でご紹介しているので、是非参考にしてみて下さい。
手順3 広告を入稿しよう
では、いよいよ広告を入稿していきましょう。
YDNでは、やはりディスプレイ広告が多く利用されるので、今回は掲載フォーマットではディスプレイを選択します。
予め用意しておいて、画像を新規で追加していきます。
このような画面が出てくるので、画像をアップロードしましょう。
掲載する広告が決まったら、タイトル、説明文、表示URL、リンク先URLを入力していきます。
この辺りは必須になっているので、必ず入力していきましょう。
以上でキャンペーン、広告グループ、広告の作成が完了になります。
完成後、しっかりと反映されているか確認しておきましょう。
キャンペーン
広告グループ
広告
ちゃんと反映されていれば完成です。
広告の審査については次章で解説していきます。
広告の審査はどれくらいかかるの?
審査期間は約3営業日です。
例)
3営業日を経過して、審査が終了しない場合は、一度サポートセンターに問い合わせてみましょう。
審査が通らない理由などは公式ページに記載がありますので、詳しくはこちらをご覧ください。
https://ads-help.yahoo.co.jp/yahooads/largecategory?lan=ja&cid=1696
審査が通ったら、いよいよ広告が配信されます。
まとめ
いかがでしたか?
今回は入稿手順のご紹介のみでしたが、YDNは様々なターゲティング手法などもあり、色々なユーザーにリーチ出来ます。
YDNはGDNよりも単価が安いと言われており、リスティング広告のCPCが高騰してきている影響もありますので、是非YDNも利用してみて下さい。