リスティング広告をGoogleAnalyticsで計測する方法とメリットとは?
サイトを運営している方の殆どがGoogleAnalyticsを導入しているかと思いますが、リスティング広告の数値を計測して活用している企業様は以外と少なく、リスティング広告はリスティング広告の管理画面だけで計測を行っている企業様が大多数になります。
そこで、今回はリスティング広告をGoogleAnalyticsで計測する方法と計測するメリットを紹介していきたいと思います。
目次
1. Yahooプロモーション広告を計測する方法
Yahooプロモーション広告をGoogleAnalyticsで計測を行うには、リンク先のURLに計測用のパラメータを付与する必要があります。
パラメータを付与するには下記のURL生成ツールを使用すると、簡単に作成することが出来ます。
http://www.cr-fix.co.jp/urlencode/
1.ウェブサイトURL
広告で使用するリンク先のURLを入力します。
2.キャンペーンソース
広告の媒体名を入力します。今回はYahooと入力しております。
3.キャンペーンのメディア
広告の種類を入力します。検索広告=CPC ディスプレイ広告=display 等が一般的になります。
4.キャンペーン名
広告のキャンペーン名を入力します。
※キャンペーンキーワード/キャンペーンのコンテンツは入力することが出来ますが、任意の項目となりますので、入力をしなくとも大丈夫です
必須項目を入力後は送信ボタンをクリックします。
ウェブサイトのURLにパラメータが付与された状態で表示されますので、表示されたURLを広告のリンク先に設定して広告を配信するとGoogleAnalyticsで計測が出来るようになります。
2. Googleアドワーズと連携する方法
GoogleアドワーズはGoogleが提供するサービスとなりますので、パラメータを付与しなくとも簡単に連携することが出来ます。
GoogleAnalyticsにログインを行い、登録しているURL(プロパティ)を選び、「AdWordsのリンク設定」をクリックします。
そこで、リンク済AdWordsアカウントが表示されますので、アカウントを選択して続行をクリックします。
次に「リンクグループのタイトル」を記載します。分かりやすい任意のタイトル名で大丈夫です。
最後にリンクさせるビューデータの選択を行い、「アカウントをリンク」をクリックして完了です。
3.リスティング広告を連携させるメリット
リスティング広告に限らず、DSP等の広告GoogleAnalyticsで計測を行う主なメリットとしては、下記の4点になります。
1.ユーザーが広告経由でサイトにアクセスした際に、流入から離脱までの行動を観測することが出来る
ユーザーの動きを把握することで、様々な仮説を立てることが出来、PDCAをより効率的に回すことが出来るようになります。
2.GoogleAnalyticsで設定したイベントトラッキングやeコマースの情報や、PV数・滞在時間等の各指標を確認することが出来る
CVだけではなく、eコマースやPV数・滞在時間等の情報を取得することで、広告の質を最適化することが出来ます。
例えばですが、CVRが同一でも滞在時間が長いキーワードの方がユーザーの質が高いと想定出来ます。
3.アトリビューションを計測することが出来る
管理画面ではCVの獲得が出来ていなくとも、実は間接効果が出ているキーワードは多数あります。
4.GoogleAnalyticsで作成したリマケリストを活用することが出来る
上記はGoogleアドワーズだけの機能になりますが、GoogleAnalyticsで作成を行ったリマケリストを活用して広告の配信を行うことが出来ます。
下記参照
https://marketer.jp/listing-ads-remarketing.html#5GoogleAnalytics
4.まとめ
リスティング広告に限らずWEBの運用型広告の最大のメリットは、リアルタイムで改善を行うことが出来る点になります。
GoogleAnalyticsを活用することで、LPの改善は勿論ですが、広告の改善を行うことも出来ますので、この機会に連携を行って見てください。