リスティング広告でPDCAサイクルを回す方法を広告文を例に紹介

みなさんPDCAと言葉を聞いたことがあるでしょうか?

これはリスティング広告の成果を向上させるには必要不可欠なものであり、継続的に行っていく必要があります。

PDCAとは「Plan」「Do」「Check」「Act」の頭文字を取ったものです。

計画を考えその計画を実行し、その評価を行い、更に改善していくといったものになります。

今回は、PDCAの概要とそれを行う上で重要な「仮説」と「検証」についてお話ししていきたいと思います。

目次

第1章 PDCAとは

PDCAとは「Plan(計画)」「Do(実行)」「Check(評価)」「Act(改善)」の頭文字を取ったものであり、リスティング広告を運用する上では欠かすことの出来ない考え方の一つになります。

この4つの項目を繰り返すことによって成果を継続的に改善していきます。

第2章 PDCAの概要

➀Plan(計画)

まずは目標を設定することが非常に重要です。

「会社のブランド認知を行いたい!」「月に100件以上お問い合わせが欲しい!」「サイトへのクリック数を1週間で50回増やしたい!」「CPAを2,000円以下に抑えたい!」など様々な目標があると思いますが、目標によって行う施策が異なってきます。

目標は具体的な数値で設定を行う必要があります。

具体的な数値で設定しておかないと、広告運用の途中で成果が順調かどうか分からなくなってしまう恐れがある為です。

➁Do(実行)

目標を設定しましたら、次はそれを達成する為に施策を実行していきます。

リスティング広告の場合ですと、キーワードや広告文などの設定を含むアカウント構築になっていきます。

③Check(評価)

リスティング広告の運用を始めてからある程度経過しましたら、アカウントをしっかりと確認します。主に着目する点としては主に下記が挙げられます。

④Act(改善)

上記で説明しましたCheck(評価)を基に改善案を出していきます。

目標を達成出来た場合は、どのようにすればもっと良くなるか考えていきます。

また目標を達成出来なかった場合は、今回の運用でどこが悪かったのかを洗い出し、それに対し解決策を出していきます。

例えば、デバイス別で成果を見た時に、モバイルの方が成果が良いのでしたら、その後の配信はモバイルに寄せる。もしくはモバイルに絞っていくことで、成果の改善を図っていける可能性が高いかと思います。

また、成果の傾向を見てキーワードや広告文の停止や追加などの施策を行っていくことも大切です。

第3章 PDCAで重要な「仮説」と「検証」

PDCAを行っていく上で重要になっていくのが「仮説」「検証」です。

この「仮説」と「検証」を行っていくことで、スムーズにPDCAを繰り返し行っていくことが出来ます。

例えば、野球のバットを販売しているとしましょう。野球のバットの販売を目的としリスティング広告の運用を行っています。

現在、リスティング広告では2パターンの広告文を配信しています。

一つが「安さを打ち出した広告文」(野球バット12000円「20%OFF!」等)、もう一方が「バットの質を打ち出した広告」(特別な繊維を使用していてボールが飛びやすい等)とします。

ここで仮説を立てます。

恐らく、ユーザーはとにかく安いバットが欲しいので、安さを打ち出した広告の方が成果が出るだろうという仮説を立てるとします。

その後、検証を行います。

「安さを打ち出した広告文」の成果が良ければ仮説が正しいことになりますので、今後は「安さを打ち出す広告文」を配信していけば良いことになります。

また、仮説が間違っていた場合はその結果を踏まえ解決策を出していきます。

今回の例で言いますと、ユーザーはバットの安さよりも質を求めていたことが分かったので、今後は「安さを打ち出した」広告文は停止すれば良いと思います。

また安さよりも質を求めているということは、金銭に余裕のある層がターゲットとしては考えられるかと思います。

このように「仮説」と「検証」を行いながら、PDCAを行うことで次の施策が考えやすくなり、次のPDCAにスムーズに移行することが出来ます。

まとめ

今回は、PDCAの概要についてお話してきましたが、いかがだったでしょうか?

PDCAをここで初めて知った聞いたって方はぜひ今後に活かして頂きたいと思います。PDCAをご存知の方も改めて再認識出来たのではないでしょうか。

また、PDCAでは「仮説」と「検証」が重要になります。

合っていても間違っていても良いので、まずは仮説を立てることが大切になります。

仮説を立てる中で自分なりの法則ややり方などが身についてくると思いますのでチャレンジしてみて下さい!実践あるのみです!

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