【図解】リスティング広告の配信方法とその特徴の総まとめ!
リスティング広告の配信方法って多すぎて分かりにくいですよね。
GoogleもYahoo!も独自の配信方法を色々生み出していて、その複雑さは増すばかりです。
上手く使いこなせれば便利だし、正確なターゲティングが出来るのですが、整理出来てない人も多いのではないでしょうか。
今回は、リスティング広告配信方法を図を使って分かりやすく説明していきたいと思います。
目次
Googleでの広告配信方法
◇AdWords検索ネットワーク
Google 検索結果ページの他、検索パートナー サイト(BIGLOBE など)の検索結果ページ、検索結果の関連ページ、その他の Google 検索サイト(Google 画像検索、Google マップ、Google ショッピングなど)のことを言います。
「AdWords検索ネットワーク = Yahooスポンサードサーチ」です。
検索広告向けリマーケティング広告(RLSA)
検索広告向けリマーケティングは、リマーケティングで活用しているリマーケティングリストと検索キーワードを紐付けます。
それにより、ウェブサイトを訪問したことのあるユーザーが、指定した入札キーワードで検索した場合に、通常の入札価格よりも高く設定したり、通常とは異なった広告訴求が出来ます。
動的検索広告(DSA)【EC向け】
動的検索広告(DSA)(DSA=Dynamic Search Ads)は、Google Adwordsで、「Googleがウェブサイトに基づいて、自動で広告を表示してくれる」機能です。
従って、キーワードの設定を行わなくても、サイトのコンテンツと関連性の高い検索に対して自動的に広告を表示してくれます。
ショッピングキャンペーン広告【EC向け】
ショッピングキャンペーン広告は、検索語句に基づき、関連性が高い商品の広告を写真付きで表示します。
商品ごとに独自の広告を作成する必要はありません。必要になるのは、Googleアドワーズのアカウント、Google Merchant Centerのアカウントと、プロモーションを行いたい商品の商品フィードを準備するだけです。
Adwards管理画面で商品在庫を確認し、記載結果を商品単位で細かく把握することが出来ます。
◇Googleディスプレイネットワーク(GDN)
Google検索エンジンの検索結果ではなく、Googleと提携するWebサイトやGmail、YouTubeの画面のことを言います。
「Googleディスプレイネットワーク(GDN)=Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)」
リマーケティング
リマーケティングは、特定のページに訪れたユーザーをリマーケティングタグを用い「リスト化」します。リスト化されたユーザーだけを対象に、ディスプレイネットワーク内で広告を表示出来るという仕組みです。
Yahoo!では「サイトリターゲティング」、Googleでは「リマーケティング」と呼ばれています。
類似(シミラー)ユーザーターゲティング
類似ユーザー(シミラーユーザー)ターゲティングは、あくまでもリマーケティングリストに「類似している」ユーザーに広告を表示する配信方法です。
プレイスメントターゲティング
プレイスメントターゲティングとは、広告を配信したい、または配信対象外としたいウェブサイトのURLを指定することで、広告の配信先を制御出来るターゲティング機能です。
コンテンツターゲット
コンテンツターゲットは検索連動型広告とは違い、登録したキーワードと一致した場合に広告が配信されるのではありません。
設定されたキーワードの関連性から判断され、Googleが広告を配信するに 妥当と判断した(マッチした)ウェブサイトページ上の広告枠へ広告が配信されます。
動的リマーケティング広告【EC向け】
「Google動的リマーケティング広告」は、過去にサイトで閲覧した商品やサービスの閲覧履歴を基に、ユーザー毎にカスタマイズされた広告を表示出来ます。
Google動的リマーケティングでは過去の閲覧履歴を使って、「見ていた商品」と「関連するお勧めする商品」の画像とともに、その人向け広告を配信することが出来ます。
バナーから個々の商品詳細ページに直接誘導出来る為、高い効果が見込まれます。
サーチコンパニオンマーケティング(SCM)
ユーザーがGoogleで検索したキーワードを元に、広告主の設定キーワードとマッチングした時にリマーケティングを行います。
「サーチコンパニオンマーケティング(SCM)=サーチターゲティング」です。
Yahooでの広告配信方法
◇Yahooスポンサードサーチ
Yahoo検索ページの他、検索パートナーサイトの検索結果ページ、検索結果の関連ページのことを言います。
「Yahooスポンサードサーチ=AdWords検索ネットワーク」です。
◇Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)
Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)は、「商材やサービスに興味・関心を持っている人」や「過去にサイトを訪れた人」などの条件を設定し、それぞれの条件に一致するインターネットユーザーが閲覧しているコンテンツページに最適な広告を表示することが出来る仕組みです。
インタレストマッチ
インタレストマッチ広告とは、ユーザーが現在または過去に閲覧したページのコンテンツと適合性が高い場合に配信される広告です。
プレイスメントターゲティング
Googleにあるプレイスメントターゲティングと同じです。こちらを参考にしてみて下さい。
サイトリターゲティング
Yahoo!では「サイトリターゲティング」、Googleでは「リマーケティング」と呼ばれています。仕組みはGoogleと一緒なのでこちらを参考にしてみて下さい。
類似(シミラー)ユーザーターゲティング
Googleにもある類似(シミラー)ユーザーターゲティングと同じです。こちらを参考にしてみて下さい。
サーチターゲティング
サーチターゲティングはGoogleのサーチコンパニオンマーケティング(SCM)と同じです。こちらを参考にしてみて下さい。
まとめ
今回は複雑になってきたリスティング広告の配信方法を整理しました。
これらの配信方法を理解した上で、最大限効果を上げられるような広告配信を目指していきましょう。