リスティング広告を運用する方にとって、たくさんある広告表示オプションに対しどれを使えば一番効果が出るのかと迷うことも多いです。
ただやみくもに設定すれば良いというものではなく、商材によって効果の程も変わってきます。
そこで今回は、広告表示オプションの一つ、「レビュー表示オプション」についてご紹介します。
この記事では、レビュー表示オプションの概要からメリット・デメリット、どんな商材が向いているのか、設定の方法やその効果までをしっかり解説していきます。
0.広告表示オプションについて
広告表示オプションとは、リスティング広告の下の方にテキストや電話番号などを表示出来る機能のことです。
扱う商材によって必要なもの・不必要なものは違うと思いますが、広告表示オプションを設定することで成果がアップすることも大いにあり、リスティング広告を出稿する上で欠かせない機能の一つとなっています。
現在使用出来る広告表示オプションとしては、
- サイトリンク表示オプション
- 住所表示オプション
- アプリリンク表示オプション
- コールアウト表示オプション
- レビュー表示オプション
など、他にも様々な広告表示オプションがあります。
この機能を使用することで追加の費用は発生せず、通常の広告費のみになります。
それでは、レビュー表示オプションについてご紹介します。
1.レビュー表示オプションの概要
レビュー表示オプションとは下記の画像の部分になります。
このようにサイトへのサードパーティの評価を広告として掲載することが可能ですが、掲載するにあたって下記のようにいくつかのルールがあります。
- 個人的なレビューを使用している(出版物 / 機関のレビューではない)
- レビューテキストに会社名を繰り返し記載している
- 1年以上前のレビューを使用している
- レビューがオリジナルのソースからのものではない
- レビューのオリジナルに変更を加えている(感嘆符を追加するなど)
広告表示オプションの中でも制約が多く、上記の条件を一つでも満たしてしまうとレビューを掲載することが出来ないので注意してください。
ただ、出稿して実際に表示されたレビューのリンクへのクリックで課金されることはないので安心してください。
レビュー表示オプションが向いている商材としては下記のようなものになります。
上記以外にも当てはまるものはあると思いますので、広告を出稿する際はぜひ検討してみてください。
2.レビュー表示オプションの効果
レビュー表示オプションを設定することで、クリック率の向上やエンゲージメントの向上、顕在層の購入や利用へのモチベーションを高めることが期待出来ます。
例えば、扱っている商材が何か有名な賞を取ったとして、肯定的なレビューが増えた場合、広告を見た人はそのレビューの評価に対して安心し、詳しく見てくれる可能性も高くなります。
普段からレビューを参考にしてお店を決めている人も少なくありませんので、そういった場合、かなりの成果を上げることも出来ます。
3.レビュー表示オプションのメリット・デメリット
ここではレビュー表示オプションのメリット・デメリットをご紹介します。
メリット
レビューの部分を追加した分、広告が占める大きさも増え、それと同時に評価が良い場合は信頼性も高めてくれます。
また、レビューを表示したことでクリック率が向上した場合、
- 品質スコアの改善
クリック率が向上する為 - 広告ランクの向上
広告表示オプションを設定するだけで広告ランクに影響があります
というようなメリットもあります。
デメリット
デメリットとしては1章でご紹介したようなルールが多く、少し手間がかかるということくらいです。
4.設定方法
ここからは設定方法についてご紹介します。
①広告表示オプションタブを選択
②表示メニューからレビュー表示オプションを選択
③「+広告表示オプション」をクリック
④「+新しいレビュー」をクリック
⑤編集画面にて必要な項目を入力し、保存する
言い換えはテキストをカスタマイズする際に選択してください。
また、言い換えを選択した場合は、レビューのソースページで明確に参照できる情報を基準にする必要があります。
5.まとめ
いかがでしたでしょうか。
レビュー表示オプションを上手く使えば質の高いユーザーを付けることが出来ます。
商材によってはメリットは大きいと思いますので、ぜひ使用してみてください。