リスティング広告運用者の4つの必須スキルを細かくご紹介します!
WEB広告は日々アップデートが行われ、非常に進化の早い業界です。
また同様に、ツールやAIといった分野も日々成長を続けており、広告運用の面でも人の手が必要なくなるのではないか、といったトピックも見かけます。
そこで今回は、今後も活躍出来る運用者になるために必要なスキル4つをご紹介します。
運用者の方はもちろん、この業界で働きたい方の参考になれば幸いです。
目次
1.リスティング広告運用者に必要な4つのスキル
リスティング広告運用者に必要なスキルは下記4つになります。
難しいもののように思えますが、一つ一つ紐解いていけばそこまで困難な内容ではありません。
ただし、一度習得して終わりというようなものではなく、進化していく媒体やツールに合わせて日々勉強していく必要があります。
それでは詳しく見ていきましょう。
2.必須スキル①広い視点で物事を見る[マーケティング力]
リスティング広告運用者は、クライアントの商品が売れるように手助けするためのマーケティング力が必須となります。
リスティングだけでなく、SNS広告やDSPなど様々な媒体からクライアントの有益になりそうなものを考察・紹介出来るだけの知識も必要です。
また、媒体知識だけではなく、競合調査や顧客のニーズの把握といった広い視野を持ち、クライアントの集客や悩みを解決するための様々な手段を提案出来ることが運用者として求められるスキルとなります。
3.必須スキル②物事を因数分解する事が出来る[論理的思考力]
広告運用は数値改善(PDCA)の連続になりますので、数字を見て論理的に考察する能力は必須となります。
そこで、ぜひ習得しておきたいのが下記のようなロジックツリーを頭に思い描けるようにするスキルです。
例えばCPAを改善したい時は、上記のようなロジックツリーを描けると、どこがボトルネックなのか瞬時に判断出来、無駄な指標を見る時間を省くことが出来ます。
最初は難しいかと思いますが、このロジックツリーは広告運用のみならずビジネスで広く応用出来る考察方法ですので、ぜひ習得しておきましょう。
ロジックツリーについて、詳細は「リスティング広告(検索連動型広告)におけるロジックツリー」をご覧ください。
4.必須スキル③良質な広告文を作成する[コピーライティング力]
言葉だけでユーザーの行動を促すような広告文を作成する、コピーライティング力も重要なスキルとなります。
代表的なhagakure構造のアカウントでは、広告文によって拾えるクエリも変わりますので、良質な広告文を作成し、より良い検索語句を拾うことが成果に直結します。
たくさんの広告文を配信することで様々なクエリを拾い、よりチャンスを広げることが出来ますので、1つでも多くの広告文を作成することをおすすめします。
5.必須スキル④数字から仮説を導き出す[分析力]
良い運用者は仮説構築力が長けており、仮説構築は分析によって導かれるものです。
施策→結果分析・仮説構築→検証→改善という高速PDCAを回していくことが成果に繋がります。
また、3C分析を徹底的に行うことや、データを閲覧出来るツールを活用するといったことも大切です。
※3C分析については「3C分析を活用して効果的にリスティング広告の成果を上げよう!」で解説しています。
現在ではGoogleデータスタジオや、Google Analyticsなど高性能かつ無料で使えるツールがありますので、使いこなせば有料ツールは導入しなくても問題ありません。
6.まとめ
如何だったでしょうか。
今後は、運用者のスキルが多様化する時代に突入し、入札調整や除外KWしか設定してこなかった運用者は淘汰されていくかと思います。
次々と生まれる広告媒体や新しい機能など、広告運用者は常に勉強をしていかなければすぐにおいていかれます。
最先端の集客を学び続けて、クライアントの力になれるように日々努力していけば成果になって表れると思いますので、一緒に業界を盛り上げていきましょう。