リスティング広告は、使い方次第では非常に高い効果を得ることの出来る広告の一つです。
しかし、設定方法や使い方などがしっかり分かっていないと、なかなか難しいですよね…。
そこで今回は、リスティング広告の広告表示オプションの一つ、「テキスト補足オプション」について説明していきたいと思います。
テキスト補足オプションとは?どのように設定するの?そもそも広告表示オプションって何?
この記事を読めばその様々な問題が解決出来ることでしょう。
0.広告表示オプションとは
テキスト補足オプションを説明する前に、広告表示オプションについて説明します。
広告表示オプションとは、リスティング広告の下の方にテキストや電話番号などを表示出来る機能の事です。
Yahoo!で使用出来る広告表示オプションは、次の3つになります。
- クイックリンクオプション
- 電話番号オプション
- テキスト補足オプション
の3種類があります。
クイックリンクオプション
特定のページへ誘導するリンクを指定して表示出来る。
電話番号オプション
電話番号を表示し、1クリックで簡単に電話がかけられるようにする。
と、いったものです。
それでは、テキスト補足オプションについて説明していきます。
1.テキスト補足オプションとは
テキスト補足オプションとは、このように表示出来るオプションになります。
テキスト補足オプションの特徴として、
- リンク先の設定は出来ない
- 全角12文字、半角25文字が入力出来る
- 掲載順位に関わらず表示される
というものです。
クイックリンクオプションでは上位に表示されないとオプションが表示されないという特徴がありますが、テキスト補足オプションでは順位に関わらず表示することが出来ます。
広告表示オプション全体で言えることですが、表示する為には広告の品質などでも判断される為、場合によっては広告表示オプションが表示されないこともあります。
テキスト補足オプションはYahoo!にしかないものですが、これと似たような機能を持ったものが、Google Adwordsのコールアウト表示オプションです。
2.テキスト補足オプションの使い方
テキスト補足オプションの使い方として、広告だけでは訴求しきれなかったポイントを訴求することが出来ます。
また、テキスト補足オプションを使うことによって広告を掲載できる範囲が広がり、目につきやすくなります。
上記のような理由から、クリック率やコンバージョン率の向上が期待されます。
ちょっとしたポイントとして、全角で12文字、半角で25文字の入力が出来ますが、全角で6~9文字くらいに収めるとすっきりきれいに見えますよ!
3.テキスト補足オプションの注意点
注意点として、
- タイトルや説明文と、補足テキストが被っている
- 同じ補足テキストを複数使っている
- クイックリンクオプションと補足テキストが被っている
これらのどれか一つでも当てはまってしまうと、Yahoo!JAPANが定めた掲載基準に反しているものとなり、掲載出来ない可能性もあります。
また、テキスト補足オプションにも審査があり、審査が完了しない限りは表示されません。
4.設定方法
それでは設定方法について説明していきたいと思います。
①Yahoo!プロモーション広告管理画面で「広告表示オプション」をクリック
②広告表示オプションの種類から、ドロップダウンで「テキスト補足オプション」を選択
③「オプション一覧」タブを選択
④「オプション作成・編集」というボタンが現れるのでクリックし、「1件ずつ作成」または「一括作成」を選択し、補足テキストを入力
というのが設定方法です。
ですが、これだけではテキスト補足オプションは表示されません。
ここからキャンペーンまたは広告グループに関連付けを設定します。
①「オプション一覧」の隣にある「関連付け一覧」タブを選択
ここでは試しに「1件ずつ設定」を選択しました。
②関連付けたいキャンペーンや、広告グループとテキスト補足オプションを選択する画面になるので、関連付けたいものを選択して設定ボタンをクリックすれば完了
5.まとめ
いかがでしょうか?
広告枠が広がったり、更なる訴求ができたりと、そのような機能を使うことで広告として更なる成果を上げられるなら、やっておいて損はないですよね!
このテキスト補足オプションを使用することで、追加料金などは発生しないので、この機会にぜひ試してみてください!