Twitter広告の審査の概要と通りやすくなる2つのコツをご紹介!
多くの利用者がいるTwitterでは売上や知名度のアップを期待出来、これから広告を出稿したいという方も少なくありません。
しかし、WEB広告には様々な種類があり、広告を出稿する為には審査を通らなければならず、それはTwitter広告も例外ではありません。
そこで今回は、Twitter広告の審査についてまとめてみました。
この記事では、Twitter広告の審査についての概要と、Twitter広告で審査を通すための2つのコツについてご紹介します。
目次
1.Twitter広告の審査の概要
Twitterに広告を配信する為の流れは下記のようになります。
アカウント自体を広告とする場合は広告申請、ツイートを広告に出す場合は入稿作業を行って審査をし、通過することで広告配信がされるようになります。
審査されるもの
審査項目は次の4つです。
- アカウントのステータス
- 過去のTwitter使用実績
- プロフィール
- 広告の内容
アカウントのステータスや過去のTwitter使用実績、プロフィールは、いわば履歴書のようなもので、自分がどんな企業や個人かということの紹介文や、どんな用途でTwitterを使ってきているというPRが必要です。
広告内容については、どんなことをプロモーションしていきたいか、またその内容がTwitter社のポリシーに反していないかということを見ます。
これらについては2章で触れていきたいと思います。
審査にかかる時間
審査にかかる時間は、最短数日間、最長2~3週間です。
作って間もないアカウントでは広告配信の参加資格がない為、2~3週間はTwitterを運用することが必要になります。
反対に既にアカウントを取得済で利用歴もある場合は、広告の審査のみなので数日間で済むようです。
審査に落ちると?
プロモツイートが審査落ちした場合は特に大きな影響はなく、審査のやり直しをすることが出来ますが、アカウントが審査落ちしてしまった場合は、広告の利用停止もしくはアカウントの凍結の恐れがあります。
アカウントが凍結されると、Twitterを使うことが出来なくなってしまいますので、凍結解除の申請もしくは新しくアカウントを作成しなければなりません。
ただ、アカウントを新規取得した場合、先述した通り広告配信までに2~3週間要することになってしまいます。
2.Twitter広告の審査を通しやすくする2つのコツ
Twitter広告の審査を通す為のコツとしては、下記の2点を意識すると良いです。
これらはTwitterの公式サイトでも触れられていて、Twitter広告だけでなくTwitterの基本とも言えるものです。
Twitter広告への参加資格を満たしている
Twitter広告には参加資格があり、これらを満たしているアカウントが広告を配信する権利を得ます。
①参加資格のある国と言語
国や言語によってはTwitter広告のサポートを受けていないところがある為、広告を配信出来ないことがあります。
参加資格のある国や言語の詳細はこちらからご覧ください。
→「Twitter広告への参加資格がある国と言語」
②アカウントをきちんと運用する
アカウントをきちんと運用していないと、広告を出稿することが出来ません。
- プロフィール画像
- 背景画像
- 自己紹介文
など、プロフィールをきちんと埋めることはもちろん、広告を出稿する為に新しくアカウントを作成した際は、2~3週間は普通に運用しなければなりません。
Twitterの公式サイトには下記のように書かれています。
「Twitter広告で大きな成功を収めている広告主様の多くが、Twitterのヘビーユーザーです。
つまり、優れた情報を発信し、フォロワーと関わってきた土台があります。
広告掲載に興味があってもアカウントを取得してから日が浅い場合は、必ずアカウントのTwitterプロフィールを完成させて、2~3週間かけてTwitterの活用方法に慣れてください。」
引用:「アカウントのアクティビティ」
https://business.twitter.com/ja/help/overview/about-eligibility-for-twitter-ads.html
Twitterのやり方に慣れておかないと、Twitter広告をやろうと思っても上手くいかず、費用を無駄にしてしまう結果になってしまいかねません。
また、Twitter広告で成功しようと思った時、Twitterでの流行などを上手く取り込んでいくことはとても重要なので、トレンドも定期的にチェックしておきましょう。
Twitter広告ポリシーを守る
Twitter広告には信頼性のある広告を提供する為に、以下の6つの原則に基づくポリシーが設定されていて、これらを遵守した広告が配信されます。
- 利用者を保護する
- 誠実なコンテンツのプロモ―ションと責任あるターゲティングを行う
- スパム、危害を及ぼすコード、その他の妨害的なコンテンツを配布しない
- 作成するTwitter広告に関して高い編集基準を設ける
- Twitter外部との接続に関して高い基準を設ける
- Twitter広告ポリシーの仕組みに関する理解を深める
ここでは、最も重要である最初の2つをピックアップしてみます。
3~6の詳しい内容については、公式で確認をしてみてください。
【Twitterポリシー】
①利用者を保護する
Twitter広告では、以下の商品やサービスにプロモーションが禁止されています。
仮に審査に通った広告だとしても、Twitter利用者が不快だと思った場合、運営に通報されることがあります。
Twitter利用者に危害を与えたり、不快を与えないかどうか、きちんと確認してください。
②誠実なコンテンツのプロモーションと責任あるターゲティング
Twitterは特に10代~20代の利用が多いので、未成年者や18歳未満、著作権等に影響を与えない広告を作成するよう必要があります。
例えば、アルコールを販売したい場合、動画や画像内には子どもを載せないといった配慮が無ければ審査には通らないでしょう。
また、Twitterは様々な価値観を持つ利用者がいますので、誰が見ても大丈夫だと思える広告を作ることが必要です。
大手企業がTwitter広告として配信していた中にも、Twitter利用者にとっては不快だと感じると炎上して非難を浴びるといった事例も存在します。
審査に通ったからといっても気が抜けないのがTwitter広告、ということを押さえておきましょう。
3.まとめ
いかがでしたでしょうか。
Twitter広告には審査があり、審査に通らないと広告を出すことは出来ず、最悪の場合アカウントが凍結してしまうこともあります。
審査の基準は明確に記されてはいませんが、Twitter広告の参加資格を満たし、フォロワーを騙したり不快な思いをさせないモラルのあるツイートを心がけていれば、審査落ちすることはないと思います。
Twitter広告の審査で心配になった場合は、ぜひこの記事を見返してみてください。