Twitter広告「プロモトレンド」の特徴と活用方法
Twitter広告には3つの配信方法があり、その中の1つが「プロモトレンド」になります。
プロモトレンドはメジャーな広告なので、Twitterを日常的に使っている方なら必ず目にしていると思います。
今回は、そんなプロモトレンドの特徴や料金、活用方法などについて説明していきます。
目次
1.Twitter広告の種類
Twitter広告に、現在3種類の配信方法があります。
プロモツイート
目的:問い合わせ、認知拡大、アプリインストールなど
表示場所:タイムライン/検索画面
プロモアカウント
目的:Twitterアカウントのフォロワー獲得
表示場所:おすすめユーザー欄/検索画面
プロモトレンド
目的:幅広いユーザーへの認知拡大
表示場所:トレンド欄
配信の目的や、予算に合わせて、3種類の配信方法を有効に活用しましょう。
今回は、「プロモトレンド」について詳しく説明していきます。
2.プロモトレンドの特徴
プロモトレンドは、1日1社限定で、Twitterのトレンド枠に任意のキーワードやハッシュタグを表示出来る広告です。
トレンド枠には、Twitter上で話題になっているキーワードやハッシュタグが表示され、その最上部に24時間表示出来る広告がプロモトレンドになります。
この枠はユーザーが目にする機会が多く、幅広いユーザーに認知を広げることが出来ます。
プロモトレンドをクリックすると、キーワード、ハッシュタグの検索結果ページが表示され、その最上部に、広告主が設定した任意のツイートが固定で表示されます。
3.ターゲティングと料金体系
プロモトレンドのターゲティングや料金体系は、他の2つの広告と比較すると、制限が大きいです。
ターゲティング
プロモトレンドでは、プロモツイート、プロモアカウントのように、細かなターゲティングは出来ませんが、国単位での地域設定が出来、設定地域内全てのTwitterユーザーに配信されます。
1日1社限定なので、同じ日に出稿しようとしているアカウントが既にあったら配信は出来ません。
料金体系
プロモトレンドの料金は、0時~24時の24時間で800万程度~出稿が可能です。
時期によって料金は変動しますので、詳しくはお問い合わせください。
プロモトレンドは非常に高額ですが、想定インプレッションが1日25,000,000回とも言われており、大規模なプロモーションを行いたい時には、効果的な配信方法かと思います。
ちなみに、2013年のアメリカでは、プロモトレンドの料金が1日1,800万円まで高騰したことがあるそうです。
4.設定ワードの注意点
プロモトレンドに設定出来るキーワード、ハッシュタグには規定があり、文字制限もあります。
キーワード
キーワードはスペースを使って複数ワード設定出来ますが、and条件になってしまう為、基本は1語での登録が推奨しています。
ハッシュタグ
ハッシュタグは、1文字のみ登録することが出来、複数ワードを設定することは出来ません。
また、ハッシュ(#)は、半角のみ設定出来るので、大文字にならないよう注意が必要です。
文字数
全角12文字、半角20文字で登録出来ます。
ただし、句読点・記号・半角カナは使用出来ないので注意するようにしましょう。
配信例
◇配信可
「アドリス」キーワードのみ
「#アドリス」ハッシュタグのみ
「アドリス 広告」キーワード2つ
◇配信不可
「#アドリス #広告」ハッシュタグ2つ
「#アドリス 広告」ハッシュタグ、キーワード
「アドリス #広告」キーワード、ハッシュタグ
プロモトレンドは、24時間に2度変更可能で、全部で3つのキーワード、ハッシュタグを配信する事が出来ます。
ただし、変更には2営業日前までに連絡が必要で、広告出稿後の変更は出来ません。
複数のキーワードやハッシュタグを試す場合は、事前に申請しておく必要があります。
5.出稿方法
Twitter広告の出稿方法には、プロモツイート、プロモアカウントは、Yahoo!プロモーション広告を用いる方法と、セルフサービス式がありますが、プロモトレンドの設定は個人では出来ません。
出稿の際は、Twitter社、広告代理店に連絡しましょう。
6.まとめ
Twitter広告のプロモトレンドは、広告費が高額ですので、小規模な広告配信は難しく個人で配信する機会は中々ないと思います。
「話題性を集めたい」「キャンペーンの告知がしたい」「大規模なプロモーションがしたい」といった場合には、非常に効果的な配信方法です。
配信する機会があれば、設定ワードの規定などに注意し、最大限効果を発揮出来るように設定しましょう。