Twitterは全世界で3億2800万人が利用し、日本国内での月間の利用者数も4,500万人(2017年10月)にも登るSNSです。
参照:https://twitter.com/TwitterJP/status/923671036758958080
Twitterと聞くと、「10代の若い子が使っている」といったイメージを持つ方もいらっしゃいますが、情報収集などが目的で使用している30代・40代のユーザーも少なくありません。
つまり、Twitter上で広告を配信することで幅広い年代層にアプローチすることが可能です。
ただ、そんなTwitter広告ですが、もちろんメリットやデメリットがあります。
そこで今回は、そんなTwitter広告の概要やメリット・デメリットなどをご紹介します。
目次
1.Twitter広告の特徴
【キャンペーンの種類】
Twitter広告には下記のようなキャンペーンがあります。
- フォロワーキャンペーン
- ウェブサイトクリックキャンペーン
- エンゲージメントキャンペーン
- アプリキャンペーン
- クイックプロモートキャンペーン
- 動画再生キャンペーン
- オートプロモートキャンペーン
キャンペーンの種類によって出来ることが違ってきますので、下記記事を参考にしてみてください。
- フォロワーキャンペーン(フォロワーを増やす)
「Twitter広告のフォロワーキャンペーンの概要と3つのコツ」 - ウェブサイトクリックキャンペーン(自社HPへの誘導)
「Twitter広告のウェブサイトクリックキャンペーンの概要とコツ」 - ツイートのエンゲージメントキャンペーン(エンゲージメントを獲得する)
「Twitter広告のエンゲージメントキャンペーンの概要とそのメリット」 - アプリキャンペーン(アプリインストールやアプリのエンゲージメント促進)
「Twitter広告のアプリキャンペーンの概要と効果的に使うコツとは」 - クイックプロモートキャンペーン(ツイートを拡散することが出来る広告タイプ)
「Twitter広告のクイックプロモートの概要と効果的に使える2つの場面」 - 動画再生キャンペーン(動画の再生数を増やす)
「Twitter広告のビデオ再生キャンペーンの概要と効果的な配信方法」 - オートプロモートキャンペーン(つぶやいたツイートを自動的に広告にする)
「Twitter広告「オートプロモート」の特徴や成果、注意点まとめ」
【料金体系】
Twitter広告はリスティングなどと同様にオークション形式の課金体系となっており、競合企業の入札額や広告の品質等によって変動します。
また、課金のタイミングは配信目的によって異なります。
例えば、フォロワー獲得目的で配信した場合は、フォロワー獲得1件につき費用が発生しますし、ウェブサイトへの誘導であれば、広告がクリックされた時点で料金が発生します。
オークションの状況や配信目的によって異なりますが、1クリック(フォロー等)あたりの単価は数十円程度となっており、少額の予算から始めることが出来ます。
【ターゲティング】
Twitter広告では、下記のようなターゲティングがあります。
- キーワードターゲティング
- フォロワーターゲティング
- インタレストターゲティング
- テイラードオーディエンスターゲティング
- 行動ターゲティング
- デモグラフィックターゲティング
広告をどのようなユーザーに配信するかを決めるのがターゲティングですが、こちらもかなり種類があります。
それぞれのターゲティングについての詳細は下記記事を参考にしてみてください。
- キーワードターゲティング(ユーザーが入力したキーワードに基づいてターゲティング)
「Twitter広告のキーワードターゲティングの概要と効果的な使い方」 - フォロワーターゲティング(指定したアカウントのフォロワーやフォロワー層にターゲティング)
「Twitter広告のフォロワーターゲティングの概要と効果的な使い方」 - インタレストターゲティング(ユーザーの興味関心に合わせてターゲティング)
「Twitter広告のインタレストターゲティングの概要や効果的な使い方」 - テイラードオーディエンスターゲティング(サイト訪問履歴や自社保有リストに基づいたターゲティング)
「Twitter広告のテイラードオーディエンスターゲティングの概要と設定方法」 - 行動ターゲティング(Twitter以外のサイトでのショッピング履歴などの行動に基づいたターゲティング)
「Twitter広告における行動ターゲティングの概要と効果的な使い方」 - デモグラフィックターゲティング(地域・言語・性別・地域・端末)
「Twitter広告のデモグラフィックターゲティングの概要と活用方法」
2.Twitter広告のメリット
Twitter広告のメリットとしては下記の3つがあります。
- 2次拡散による広告費は一切かからない
- 新たなユーザーにリーチしやすい
- CPCがリスティング広告などに比べて安い傾向にある
2次拡散による広告費は一切かからない
出稿した広告がユーザーによってリツイートされ、そのツイートから配信目的のアクションが行われた場合には、料金は発生しません。
これを2次拡散といい、仕組みとしては下記のようになります。
引用:https://promotionalads.yahoo.co.jp/online/tw_merit.html
その為、拡散されればされるほど、安いCPCでサイトへのアクセス等を集めることが出来ます。
新たなユーザーにリーチしやすい
検索エンジンでは検索しないユーザーやキーワードでも、Twitter広告のキーワードターゲティングを利用すれば、ユーザーのツイートに反応して、広告が配信される為、リスティング広告ではリーチ出来ないユーザーに広告配信することが出来ます。
また、リアルタイムでつぶやきが見ることが出来るSNSならではですが、ユーザーの声を確認しやすいので、広告などに即座に反映することが出来ます。
CPCがリスティング広告などに比べて安い傾向にある
Twitter広告もリスティング広告と同様にオークション形式ですが、CPCが年々、高騰傾向にあるリスティング広告に比べてCPCが安い傾向にあります。
これは2次拡散の影響も少なからずあります。
完全に同じキーワードではありませんが、下記が弊社の事例の一部になります。
3.Twitter広告のデメリット
Twitter広告のデメリットとしては下記の2つがあります。
- Facebookに比べるとデモグラのターゲティング精度が低い
- 非公式リツイートされたものは消せない
Facebookに比べるとデモグラのターゲティング精度が低い
Facebookは、利用登録をする際に性別や誕生日の入力が必須となっておりますが、Twitterは登録時に誕生日の登録は必須ではありません。
その為、Twitterはユーザーが入力した情報を基にターゲティングするのではなく、ユーザーのフォローやツイート内容などから類推した、性別・年齢をもとにターゲティングされます。
ですので、実年齢の登録を要求するFacebookに比べるとターゲティング精度は低くなります
非公式リツイートされたものは消せない
一度、非公式リツイートされたツイートは自ら削除することが出来ません。
リツイートについては、「公式リツイート」と「非公式リツイート」があります。
これは、広告配信においても同様です。
その為、配信内容には誤りのないよう十分に注意しましょう。
4.まとめ
いかがでしょうか。
Twitter広告をはじめとしたSNS広告は、商材との相性が良いもの、そうでないものがあります。まずは、どういったユーザーをターゲットにするのか?
最初から「この媒体が何となく良さそうだから」という理由で、決めつけず、リスティング広告・Twitter広告など、各広告媒体の特徴やメリット・デメリット等を理解し、どの広告媒体が良いのか検討していきましょう。
また、Twitter広告の効果的な配信や事例など、下記の記事で紹介しておりますので、参考にしてみてください。
「Twitter広告の効果が出る使い方と3つの事例をご紹介!」