Twitter広告のエンゲージメントキャンペーンの概要とそのメリット

Twitter広告,エンゲージメントキャンペーン

Twitterは2017年10月現在、全世界で3億2800万人が利用し、国内の月間アクティブユーザー数は4000万人にものぼる、世界を代表するSNSの一つです。

Twitterの特徴であるリアルタイム性と拡散力は他のSNSと比べ、群を抜いて強いものであり、この特徴があるが故、広告を出そうと考えている人も非常に多いです。

しかし、Twitter広告にはいくつかのキャンペーンがあり、商材やサービスによってそれらを使い分けなければ、効果を出すのは大変難しいところでもあります。

そこで今回は、Twitter広告の中でも情報の拡散に特徴がある「エンゲージメントキャンペーン」についてまとめてみました。

この記事ではエンゲージメントキャンペーンの概要やメリット、そしてその設定方法をご紹介します。

0.Twitter広告でのキャンペーンの種類

Twitter広告には、下記の5つのキャンペーンがあります(Yahoo!プロモーション広告を使用した出稿の場合)。

  • エンゲージメント
  • アプリのインストール
  • ウェブサイトのクリックまたはコンバージョン
  • フォロワー
  • 動画の再生数

Yahoo!プロモーション広告使用した場合は上記の5つから選ぶことになりますが、Twitterから直接広告を出稿する場合は、これ以外のキャンペーンを選択することが出来ます。

エンゲージメントキャンペーン以外の物に関してはそれぞれ解説している記事がありますので参考にしてみてください。
Twitter広告のアプリキャンペーンの概要と効果的に使うコツとは
Twitter広告のウェブサイトクリックキャンペーンの概要とコツ
Twitter広告のフォロワーキャンペーンの概要と3つのコツ
Twitter広告のビデオ再生キャンペーンの概要と効果的な配信方法

1.エンゲージメントキャンペーンの概要

エンゲージメントキャンペーンとは、文字通りエンゲージメントを獲得する目的の配信方法のことです。

エンゲージメントとは返信する、リツイートする、お気に入りに登録するなど、ツイートを見たユーザーが何かしらのアクションを起こすことを意味します。

エンゲージメントキャンペーンは通常のツイートを広告として使用することも出来、ターゲティングするオーディエンスに対してのみ訴求出来る広告を作成することも出来ます。

エンゲージメントキャンペーンで設定した広告は、Twitterのライムライン上や検索結果のページに表示され、商材やサービスの認知拡大を行いたい場合に選ぶキャンペーンとなっています。

エンゲージメントキャンペーンの概要

2.エンゲージメントキャンペーンのメリット

エンゲージメントキャンペーンのメリットとしては、費用対効果が高く、拡散力が強いことがあげられます。

エンゲージメントキャンペーンでは、エンゲージメントが起きた場合にのみ課金され、インプレッション(広告が表示された)だけでは課金されません

そして、Twitterはユーザーが気軽に投稿出来、返信やフォロー、リツイート出来ることから広告を見たユーザーが拡散してくれることがあります

これを2次拡散というのですが、2次拡散についてはどれだけ広がっても課金はされないどころか、拡散されればされるほど広告効果が高まっていきます

もともとTwitter広告は単価が安い傾向があり、さらに2次拡散が起こると、それだけ費用対効果が高くなっていく傾向にあるので、情報拡散や認知拡大に効果的であると言えます。

2次拡散

引用:https://promotionalads.yahoo.co.jp/online/tw_merit.html

3.エンゲージメントキャンペーンの設定方法

ここでは、Yahoo!プロモーション広告を使って広告を出稿する手順をご紹介します。

エンゲージメントキャンペーンの設定方法としては下記のような手順があります。

  • 手順1.キャンペーン名や予算などの基本情報の入力
  • 手順2.キャンペーンの目的を選択
  • 手順3.広告(ツイート)を設定
  • 手順4.ターゲティングの設定

手順1.キャンペーン名や予算などの基本情報の入力

まずはキャンペーン名、使用する予算などの基本情報を入力します。

1日を通して配信した方が効率的な配信が出来ることが多いので、配信方法については「均等配信」を選択します。

キャンペーン名や予算などの基本情報の入力

手順2.キャンペーンの目的を選択

Twitter広告には下記の2つの入札価格を設定する方法があります。

  • 自動入札
  • 上限額を設定

自動入札では、エンゲージメント(クリック)単価が高くなってしまう場合があるので、自動入札はここではおすすめ出来ません

1エンゲージメント当たりの金額の上限額を設定すると、基本的にその上限額内に収まるように配信されます。

上限額については、いくらに設定すれば良いのか分からないという方もいらっしゃるとは思いますが、Twitterが推奨する入札価格があるので、参考にしてみてください。

キャンペーンの目的を選択

手順3.広告(ツイート)を設定

この後に設定するターゲットに合わせて、広告を作成します。

ターゲットの興味関心を引くような表現を使用したり、独自のハッシュタグを活用するなどして、興味関心を引くような広告を作成してみましょう。

また画像について、Facebook広告では画像内のテキスト量を20%以下にする必要がありますが、Twitter広告ではテキスト量の制限がない為、画像内にも多くの内容を訴求することが出来ます。

広告(ツイート)を設定

手順4.ターゲティングの設定

ターゲティングには様々な種類があり、その商材やサービスによって細かく設定していく必要があります。

扱う商材やサービスに関連するキーワードやフォロワーだけでなく、リアルタイムで話題になっている出来事も視野に入れると良いでしょう。

例えば、若者をターゲティングしたい場合には、若者がよく使用する言葉をキーワードとして設定してみるなど、柔軟な考え方でターゲティング設定をしてみましょう。

ターゲティングの設定

ターゲティングの種類や、そのポイントについてはこちらの記事を参考にしてみてください。
Twitter広告のターゲティングの種類を徹底解説!

4.まとめ

いかがでしたでしょうか。

設定したキャンペーン目的に応じて広告が配信されるので、キャンペーン目的は広告を出稿する上で最も重要な要素の一つになります。

Twitter広告を使って情報拡散や認知拡大を行いたいと考えている場合は、ぜひこの記事を参考にして広告を出稿してみてください。