YDNのレスポンシブとは?その概要とメリット、効果の程をご紹介!

オンライン広告の定番プラットフォームとして幅広い企業から利用されているYDN(Yahoo!ディスプレイアドネットワーク)。

日本有数のアクセス数を誇るYahoo! JAPAN関連サイトや、多数の有力な提携サイトに広告を掲載出来る為、YDNをメインの広告出稿先としているWeb担当者の方も少なくありません。

そんなYDNには、テキスト広告やディスプレイ広告などいくつかの広告タイプがありますが、近頃、特に存在感を増しているのが「レスポンシブ」です。

そこで今回は、「レスポンシブ」について、その概要やメリットなどをご紹介していきます。

目次

1.YDN(Yahoo!ディスプレイアドネットワーク)の「レスポンシブ」とは?

YDNの「レスポンシブ」とは、広告の掲載面やユーザーのデバイスに合わせて、広告の表示内容が自動的に最適化されて配信される広告フォーマットのことを指します。

従来型の一般的なディスプレイ広告では、パソコンやスマートフォン、タブレットなど、デバイスの種類に合わせて、それぞれ別のクリエイティブを用意しなければなりませんでした。

しかしYDNのレスポンシブでは、1種類の広告画像だけ用意すれば、広告の表示内容がデバイスに合わせて自動的に最適化されて配信されるようになります。

広告の表示項目やレイアウト、デザインなどは、常に個々のユーザー環境に最もマッチしたものへと自動調整される為、広告制作や運用における労力を大幅に減らすことが可能です。

ちなみにGoogleのGDNでも、同じような「レスポンシブ広告」が利用可能となっています。

2.YDNのレスポンシブを使うメリット

YDNのレスポンシブを使用することで、下記のようなメリットがあります。

掲載面が増えて、チャンスが広がる

掲載面の選択肢が増えて、ユーザーに広告を見てもらえる可能性が高まります。

Yahoo!は2016年以降、レスポンシブをYDNにおける主力フォーマットとして採用しています。

その為、YDNにおいてレスポンシブは一番多くの掲載面が割り当てられています。

これまでのディスプレイ広告とテキスト広告だけではなく、レスポンシブでの配信も行えば、広告が掲載されるチャンスが一気に広がるのです。

ユーザーの注意を惹きやすく、広告効果の向上が見込める

レスポンシブでの広告はユーザーの注意を惹きやすく、広告効果の向上が見込めます。

YDNのレスポンシブは、掲載されるページや広告スペース、コンテンツに最も馴染むように表示が調整されます。

その為、レスポンシブ広告はユーザー側の目から見て違和感が少なく、自然な形で広告のメッセージを伝えることが可能です。

レスポンシブの利用は、広告効果を改善する為の、最も簡単で効果的な手段のひとつだと言えるでしょう。

3.YDNのレスポンシブの具体的な効果は?

YDNにおいてレスポンシブで広告を掲載することの効果は、データとして明確に証明されています。

Yahoo! JAPANの統計調査によれば、従来型のテキスト広告と比較すると、レスポンシブはクリック率が約1.2倍、CVR(コンバージョン率)は約2.5倍、そしてCPAは約-30%になるとの数字が出ています。

さらに、同じくYahoo! JAPANの統計調査によれば、通常のディスプレイ広告(スマートフォン)と比べて、レスポンシブはクリックユニークブラウザー数が約2倍、CVRが約1.2倍になるという結果に。

つまりYDNのレスポンシブは、広告パフォーマンスの向上という面でも、新規ユーザーの獲得という面でも、非常に効果的なフォーマットだと言えるわけです。

4.YDNのレスポンシブの入稿規定

最後に、YDNのレスポンシブの入稿規定について、簡単に確認しておきましょう。

YDNのレスポンシブでは、下記の8つの入稿項目があります。

そのうち特に注意しておきたいポイントは、以下の通りです。

さらに細かい規定や注意点などについては、YDNの公式ヘルプページを参照するようにしてください。

5.まとめ

ここまで、YDN(Yahoo!ディスプレイアドネットワーク)の新しい広告フォーマット「レスポンシブ」の概要やメリットなどについて見てきましたが、いかがでしたでしょうか。

先述の通り、レスポンシブは現在YDNにおける主力の広告タイプとなっており、他のフォーマットよりも圧倒的に掲載面の選択肢が広がります。

今までYDNを利用する中で、テキスト広告やディスプレイ広告でしか広告を出したことがなかったという方は、ぜひこれを機に、レスポンシブでの広告出稿を検討してみてください!

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