初心者でも簡単に出来る!Instagram広告の出し方を分かりやすくご紹介!
リスティング広告や通常のディスプレイ広告などに加え、最近ではTwitter広告とFacebook広告を始めとするSNS広告の利用も当たり前になってきました。
そんな中、新たな定番広告プラットフォームとして急速に存在感を増しているのがInstagram広告です。
特に若年層の間で圧倒的な人気を誇るInstagramは、企業にとって非常に魅力的なプラットフォームとなりつつあります。
今回は、そんなInstagram広告のメリットや、出稿の方法についてをご紹介します。
目次
1.Instagram広告の概要とメリット
Instagram広告は2015年にスタートした比較的新しいサービスで、Instagramのメインフィードや「ストーリーズ」に広告を出稿することが出来ます。
広告の出し方として特徴的なのが、Facebook広告と同じ管理画面から出稿出来る点で、InstagramはFacebook傘下なので、Facebook広告と使用するプラットフォームが同じになっています。
Instagram広告のメリットとしては、やはりアクティブな若年層や女性に効率的にリーチ出来るという点です。
特に、若者の間でのInstagram人気は非常に高く、今やTwitterを超えるとの意見もあります。
また、Instagramでは約8割のユーザーが何らかのビジネスアカウントをフォローしているというデータもあり、広告との親和性が高いのも特徴だと言えるでしょう。
2.最初に理解しておきたいInstagram広告の基本構造
Instagram広告の基本構造としては、下記のようになっています。
Instagram広告では、まず基本の入り口として「広告キャンペーン」という括りがあります。
これはInstagram広告を管理する際のベースとなる枠組みで、広告の目的などはこの広告キャンペーンに紐付けられます。
広告キャンペーンの次にあるのが「広告セット」で、広告キャンペーンの中にいくつかの広告セットがあるイメージです。
広告セットでは、広告のターゲットや掲載期間、予算などを設定します。
そして広告セットをさらに細分化した単位が個別の「広告」で、これはユーザーに最終的に表示されることになる具体的な広告のことで、画像や動画といったクリエイティブを設定します。
3.Instagram広告の出し方をご紹介!
Instagram広告の出し方としては、下記のような手順で出稿することが出来ます。
- FacebookとInstagramのアカウントをリンクする
- キャンペーンの目的を選択する
- 広告セットの作成
- 広告の設定・公開
Facebook広告と利用するインターフェイスは同一なので、Facebook広告に触れたことのある方なら、出稿するのも簡単かもしれません。
①FacebookとInstagramのアカウントをリンクする
Instagram広告はFacebook広告と同じプラットフォームを使用するので、まずはFacebookページとInstagramアカウントをリンクさせる必要があります。
始めに持っているFacebookページにアクセスし、右上の「設定」をクリック、次に管理画面の左側メニューから、「Instagram」を選択します。
すると「ログイン」というボタンが現れるので、それをクリックして、リンクさせるユーザーネームとパスワードを入力し、「確認」ボタンを押しましょう。
これでFacebookとInstagramの連携が完了しました。
InstagramアカウントがなくてもInstagram広告を出稿することは出来ます。
ただし、Facebookページ名が使用され、広告のコメントに返信することが出来ない上に、ハンドルネームがグレーで表示されクリックすることは出来ない等の制約があります。
詳しくは下記を参考にしてみてください。
Facebook businessページ
②キャンペーンの目的を選択する
ここからは広告の出稿プロセスに入っていきます。
まずFacebook for businessのページにアクセスし、上部メニューの「広告」から「Instagram」を選択します。
次に青い「広告を作成」というボタンが表示されるので、クリックします。
すると、広告キャンペーンの目的を選択する画面が表示されるので、広告を出す目的を選びましょう。
③広告セットの作成
キャンペーンの設定が終わったら、続いて広告セットの作成です。
まずはページの上から順にオーディエンスなどを設定していきます。
ターゲット設定が終わると次は配置、予算や掲載期間の設定画面に移動しますので、こちらも設定を済ませましょう。
ここで一番注意したいのが、広告の配置に関する設定です。
Instagram広告では、デフォルトで自動配置となっており、Instagram上のみならず、Facebookやオーディエンスネットワーク等にも同じ広告を掲載する仕様となっています。
そのため「この広告はInstagram”だけに”出したい!」という場合は、配置を編集を選択し、「Instagram」以外の項目をすべて削除しておきましょう。
④広告の設定・公開
最後に、広告で表示する画像や動画といったクリエイティブやリンク先の設定、CTAなどを設定し、「実行する」ボタンを押せば完了になります。
同じようなやり方でFacebook広告も出稿することが出来ますし、配置を自動配置にすればFacebookとInstagramの両方に配信することも出来ますので、商材やサービス、目的に合わせて設定してみてください。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか。
数あるソーシャル広告の中で、今もっとも勢いがあるとも言われるInstagram広告。
つい数年前に始まったサービスではありますが、Facebook広告と管理インターフェイスが同様なため、初めてでも取り組みやすいという特徴もあります。
現在Instagram広告の出稿をご検討されている方は、ぜひ今回ご紹介してきた内容を参考にしてみてください!