アナタはこうして狙われる?Instagram広告ターゲティングの仕組みを徹底解説!

若年層に圧倒的な人気を誇っているSNSといえば、多くの方がInstagramを想像するのではないでしょうか?

最近は、24時間で投稿が消えてしまう動画風のStories等も流行ってきており、Instagramに触れる機会が増えてきていると思います。

そんなInstagramですが、最近広告を目にする機会が増えてきましたね。

実は上述しましたStories上にも広告が配信されています。

今回は、どのようにアナタがInstagramにターゲットにされているのかと、広告配信する際のターゲティングに関して詳しく解説していきます。

1.Instagram広告とは

まず、Instagram広告ですが下記の図、赤枠内が広告になります。

ユーザーの投稿との差異があまりなく自然にタイムライン上に流れてくるので、広告と気付かない方も多くいらっしゃるかと思います。

通常webサイト上で見るバナー広告は、一目で広告だと多くのユーザーが分かるかと思いますが、Instagram上の広告は見分けにくい広告になっております。

2.ターゲティングの仕組み

では、この章からターゲティングの仕組みについてご説明していきます。

まず、InstagramはFacebookの傘下にあるプラットフォームになります。

2012年にFacebookが7億1500万ドルでInstagramを買収しています。

Facebookを利用するには、原則実名登録が必要になり、ほとんどの方が実名でサービスを利用しているでしょう。

実名登録が基本のFacebookのユーザーデータは非常に精度が高い事が想像できます。

InstagramはFacebookとユーザーデータを共有しているので、精度の高いターゲティングを駆使して広告配信する事が可能です。

その証拠に、Instagram広告を配信する際は、Facebook広告のアカウントさえ作成すれば配信出来る仕組みになっています。

3.ターゲティングの種類

では、この章ではInstagram広告のターゲティングの種類を解説していきます。

Instagram広告のターゲティングは基本的に、Facebookの登録データを元に配信されます。

Facebook広告と管理画面は同じでターゲティングを設定してきます。

Instagram広告では、大きく3つに分けたターゲティング手法があります。

コアオーディエンス

コアオーディエンスとは、Instagram広告で最も一般的なターゲティング手法になります。

ユーザーの「興味・関心、学歴・職歴、住んでいる地域」など基本的なデータを元にターゲティングする事が可能です。

広告主にヒアリングを実施し、お客様はどのようなユーザーが多いのかを確認します。

年齢/性別/住まい/興味・関心/既婚・独身/仕事は何をしているのか?/よく旅行に行く人

等、書ききれない程の細かいターゲティングを設定する事が可能です。

しっかりとペルソナを設定し詳細にターゲットを設定する事で成果に繋げる事が可能です。

正し、1つ気を付けなければいけない事として、あまりにもターゲットを絞り込みすぎると、リーチするユーザーが極端に減ってしまい広告配信がほとんどされない可能性があります。

ターゲティングは、程々にしておく必要がある事も念頭に入れておきましょう。

カスタムオーディエンス

カスタムオーディエンスとは、広告主のWebサイト(商品ページ等)の訪問者や、広告主が所有しているリスト(メールアドレス等)をターゲティングし広告配信する事が可能です。

例えば、ECサイトを運営しているクライアントの場合はリストを多く所有していると思います。

リピート客にアプローチをしたい場合は直接そのリスト(メールアドレス)に対して広告をうってしまえば効率的にユーザーにリーチする事が可能です。

1つ注意しないといけない事は、ユーザーがFacebookのアカウントやInstagramのアカウントを所有していない場合はそのユーザーに対して広告配信する事は不可能です。

所有しているリストと、Facebook広告管理アカウントで紐づけ作業を実施し、アカウントを持っている事が確認出来て初めて広告配信をする事が可能になります。

上手く活用する事で、大きな成果が得られるのがカスタムオーディエンスの魅力と言えます。

類似オーディエンス

類似オーディエンスとは、カスタムオーディエンスで設定したユーザーや、実際に商品やサービスを購入してくれたユーザーに類似しているユーザーをターゲティングする事が可能です。

ソースとなるカスタムオーディエンスの中に含まれる人たちで共通点(デモグラフィックや、趣味・関心、同じページにイイネしている)等をシステムが自動的に抽出してくれるターゲティング手法になります。

類似オーディエンスは、濃度を1%~10%まで指定する事が可能です。

1%  ⇒類似度合いが高い

10% ⇒類似度合いが低い

類似度合いの10%に関しては、ほとんど利用するケースはないかと思います。

まずは1%で配信をしてみて、成果が良ければ2%~3%に拡張をしてみて配信をしてみるのも良いかと思います。

むやみに拡張をしすぎて成果を悪化させる事だけは避けたいですね。

4.まとめ

如何だったでしょうか?

Instagram広告は、若い世代に相性が良いと言われていますが、実際には30代~以上のユーザーも多くいます。

Facebookと連携する事で簡単に利用出来るので、Facebookをやっている方なら基本的にはInstagramもやっているからです。

例えば、ターゲットが30代以上だからといってInstagramを広告配信媒体から外してしまうのは勿体ないので、しっかりと広告配信出来るようにしていきましょう。