ブランディングのためのFacebook広告の配信方法を紹介
Facebook広告は様々な目的で利用されています。
「問い合わせを増やしたい」「商品を売りたい」「アプリをインストールさせたい」「イベントの参加者を増やしたい」など、多種多様な目的に合わせて広告を配信する事が出来ます。
そこで今回は、企業や商品の認知度を高める「ブランディング」を目的とした場合の配信方法について紹介していきます。
目次
0.ブランディングに最適なキャンペーン目的
Facebook広告は様々な目的で利用されています。
「問い合わせを増やしたい」「商品を売りたい」「アプリをインストールさせたい」「イベントの参加者を増やしたい」など、多種多様な目的に合わせて広告を配信する事が出来ます。
ここでは「ブランディング」に最適なキャンペーンの目的について説明します。
Facebook広告で設定できる全てのキャンペーン目的の詳細については、以下の記事を読んでみて下さい。
「最新版!!Facebook広告で利用できるキャンペーン目的一覧」
https://marketer.jp/facebook-advertising-campaign-purpose-3025.html
「ブランディング」に適したキャンペーンの目的は下記の3つが代表として挙げられます。
- ブランドの認知度アップ
- リーチ
- 動画の再生数アップ
それぞれの目的について詳しく説明します。
1.「ブランドの認知度アップ」とは
「ブランドの認知度アップ」では商品やサービス、ブランドに興味・関心を持ち、広告を覚えてくれる可能性が高いユーザーを狙って広告を配信する事が出来ます。
多くのユーザーに広告を配信し、広告を認知してもらいたいときに利用します。
「ブランドの認知度アップ」を目的として広告を掲載すると、広告は広告想起リフトに最適化されます。これにより、認知を最大限高めることが出来ます。
※広告想起リフト(人)とは
広告を見てから2日以内に広告を想起すると推定される人数を表します。
《設定方法》
①キャンペーン作成時に「ブランドの認知度アップ」の目的を選択し、キャンペーン名を付け、「次へ」をクリックします。
②広告セットに名前を付け、オーディエンス・配置・予算と掲載期間を設定し、「次へ」をクリックします。
「オーディエンス」では、ターゲットの地域、年齢、性別、言語、趣味・関心などを設定します。
「配置」では、広告をFacebook、Instagram、Audience Network、Messengerのどこに表示するかを設定します。
「予算と掲載期間」では、広告の配信予算と、配信期間を設定します。
③広告名を付け、Facebookページを選択し、広告を作成します。
広告の形式を「カルーセル」「シングル画像」「1件の動画」「スライドショー」から選択し、素材を選び広告を作成します。
2.「リーチ」とは
「リーチ」では、出来るだけ多くのユーザーに広告を配信する事が出来ます。
商圏の狭いビジネスでは、近隣エリアへのリーチを増やす事で、来店を促すことが出来ます。
《設定方法》
①キャンペーン作成時に「リーチ」の目的を選択し、キャンペーン名を付け、「次へ」をクリックします。
②「ブランドの認知度アップ」同様に広告セットを作成します。
「ブランドの認知度アップ」と異なる点は、Facebookページを選択する事と、広告配信の最適化でフリークエンシーキャップの設定が出来る事です。
③「ブランドの認知度アップ」同様に広告を作成します。
3.「動画の再生数アップ」とは
「動画の再生数アップ」では、動画に興味を示しそうなユーザーに広告を配信する事が出来ます。
Facebookで動画を視聴するユーザーは増加しており、商品やサービス、ブランドを広める為に効果的な動画を配信する事で、ユーザーの関心を高める事が出来ます。
《設定方法》
①キャンペーン作成時に「動画の再生数アップ」の目的を選択し、キャンペーン名を付け、「次へ」をクリックします。
②「ブランドの認知度アップ」同様に広告セットを作成します。「ブランドの認知度アップ」と異なる点は、広告配信の最適化対象です。
③「ブランドの認知度アップ」同様に広告を作成します。
「動画の再生数アップ」では、「1件の動画」「スライドショー」のみ選択できます。
まとめ
ブランディングを目的とするだけでも、Facebookでは3つの配信方法があります。
商品、サービス、ブランドを広めるために最適な目的を選択し、Facebook広告の効果を最大限高めましょう。