Facebook広告が効果ないと思った時に見直したいポイント

Facebook広告はターゲティング精度も高いし、効果ありそう!と思って配信してみたものの、なかなか成果につながらない…

急に成果悪化したけど、どこをどう改善したら良いか分からない…

今回は、そんな「効果がない」と思った時に見直したいポイントをいくつかご紹介します。

改善施策で悩まれている方は、参考にしてみてください。

1.関連度スコアは低くないか?

Facebook広告では、広告ごとに「関連度スコア」という指標で広告がランク付けされています。

この「関連度スコア」とは、広告とターゲットとするオーディエンスとの関連性を10段階で表したもので、インプレッションが、500回を超えたら表示されます。

(500に満たない場合でも表示されるケースも時よりあります)

Facebook広告は、Facebook利用者と関連性の高い広告が表示されやすい仕組みになっており、「関連度スコア」が高ければ高いほど、他の広告に比べて自社の広告がターゲットユーザーに広告が優先的に配信される可能性が高くなります。結果、リーチあたりの広告費も抑えられる可能性があります。

※ただし、関連度スコア以外の入札方法や入札額等も影響しますので、絶対、優先的に配信されるわけではありません。

関連度スコアは、主に、広告のクリックや「いいね!」、などの「肯定的な意見」と、広告を非表示にされたり不適切だと報告を受ける「否定的な意見」によって決まります。

関連度スコアの確認方法や、どのようにして上げたら良いのかは、下記の記事を参考にしてください。

(参考)Facebook広告の関連度スコアから成果を上げる!4つのスコアアップ方法

Facebook広告の関連度スコアから成果を上げる!4つのスコアアップ方法

2.画像内のテキスト量は多くないか?

Facebook広告のバナーは20%以内に収めることが推奨されています。

20%を超えているからといって、全く広告配信されないわけではありませんが、、リーチが制限されたり、文字数が少ない画像に比べて、多くの広告費がかかる可能性があります。

(参考)Facebookヘルプセンター 広告画像のテキストについて

下図のように、広告マネージャ内広告画面の「配信」列を確認し、上図のように「画像内のテキスト量過多」となっている場合、テキスト量が多く、広告配信に影響を与えている可能性があります。

また、図のようにメッセージが出ていない場合でも、配信に影響を与えている可能性があるため、出来るだけ画像内のテキスト量は少なく、多くても20%以内に収めるようにしましょう。

なお、画像のテキスト量はこちらのツールを利用してチェックすることが出来ます。

【グリッドツール】

3.同じ広告を流しっぱなしにしていないか?

配信当初は成果が出ている広告でも、長期間配信を継続していると、成果の良い広告でもユーザーに飽きられ、関連度スコアが落ち、急に成果が悪化することがあります。

そのため、定期的に広告の成果検証を行い、成果が悪化している広告は新しい広告に切り替えてください。出来れば常に複数の画像を用意しておき、成果が悪化した時にすぐに対応できると良いでしょう。

まとめ

いくつかご紹介しましたが、いかがでしょうか?

改善施策は浮かびましたでしょうか?

今回、ご紹介した指標に関しては、それだけがすべてではありません。

関連度スコアが低い広告でも、広告の配信目的を達成している広告があったり、テキスト量が多くても配信さるケースもあります。

固執しすぎずに、「さらに効果を上げたい」「獲得数を増やしたい」など、目的や状況に応じて、確認し、改善施策を実施してみてください。