リスティング広告は、ユーザーが検索といったアクションを起こすことで配信されるWEB広告になります。
適切な配信を行うことで、商材に興味関心の高いユーザーに狙って表示させることができるため、少額の予算でも運用することができます。
ただ、商材によってどのようなユーザーに配信したいのかはまったく異なりますし、どのような配信を行えば適切なユーザーへアプローチできるのかというのは難しい問題ですよね。
そこで今回は、リスティング広告を適切なユーザーへ配信する4つの方法を解説していきます。
目次
1.リスティング広告とは?
リスティング広告とは、GoogleやYahoo!といった検索エンジンで、特定のキーワードを検索したユーザーに表示される広告になります。
ユーザーが自身で興味のあるキーワードを検索し、それに伴った広告が表示されるため、直接的な成果に繋がりやすいのが特徴です。
たとえば、新しいテレビを購入する際に、どのメーカーの評判が良いのか調べることがあるかと思います。
「テレビ 評判」といったキーワードで検索したユーザーに対して、販売したいテレビの広告を表示されれば、興味を引きやすいということがおわかりいただけたかと思います。
2.リスティング広告を適切に配信する4つの方法
リスティング広告を適切なユーザーに配信する方法は下記4つになります。
リスティング広告は、その商材に対して興味のないユーザーに広告を配信しても成果には繋がりにくくなります。
商材に対して興味関心のあるユーザーに狙って配信することで、コンバージョンへと繋げることができます。
方法1.キーワードの選定を行う
リスティング広告を配信する上で、まず最初に重要となるのがキーワードの選定です。
予算をたくさん使えるようであれば完全一致、部分一致、絞り込み部分一致であらゆるキーワードを設定することで顕在層・潜在層まで幅広くアプローチでき、そこから成果を見て選定していくのが一番確実かと思います。
予算が少額であれば、商材と関連性の遠いキーワードは避け、少ないキーワードで成果の出やすいメインキーワードが中心になります。
ただし、どのような商材なのか、配信する目的は集客、ブランディング、直接の購入なのかなど、様々な要素によって適切なキーワードは変わってきてしまうというのが正直なところです。
キーワードの選定について、詳しくは下記の記事をご覧ください。
「リスティング広告のキーワード選定が簡単にできる4つの手順」
方法2.適切なターゲティングを行う
GoogleでもYahoo!でも、狙ったユーザーのみに広告を配信したいときはターゲティング設定を行いましょう。
といっても、ディスプレイ広告では様々なターゲティング方法がありますが、検索広告ではリマーケティングか、Googleであれば「購買意欲の強いユーザー層」という設定を行うことで、Googleが商材について興味が強いと判断したユーザーを判別してくれます。
また、年齢、性別、配信地域などを指定することで、狙ったユーザーのみに広告を表示させることができます。
詳しくは下記の記事をご覧ください。
「リスティング広告で効果が出やすいターゲティング手法9選」
方法3.ユーザーがクリックしたくなる広告文を作成する
ユーザーがクリックしたくなる広告を作成するのも非常に重要なポイントになります。
広告文作成で重要なポイントは下記3つです。
ポイント1.検索キーワードを広告文に入れる
⇒ユーザーの求めている情報がサイト内にあると認識させる
ポイント2.見出しにユーザーの欲している情報を入れる
⇒ユーザーが欲している情報をなるべく目立つ箇所に入れることでクリックを促す
ポイント3.他社に負けないポイントを入れる
⇒「ランキング1位」「満足度90%」など、数字を入れると具体的な訴求ポイントになる
ポイント4.ユーザーの行動を促す文言を入れる
⇒「無料体験」「今すぐ予約」など、具体的な行動を促すフレーズを入れる
方法4.配信結果から成果の高いユーザーを読み解く
広告を配信することで、どのようなユーザーからの反応が高いのか確認することができるようになります。
より可能性の高いユーザー層に絞って配信を行うことでCPAも改善しやすくなります。
たとえば、30代以上の男性からの獲得が多いと思われる商材が、いざ配信してみるともっと若い世代からもクリックを集められいるといったこともあります。
そうなると、広告をもっと若い人向けにすることで、コンバージョンにつながりやすい、といったことが考察できるようになります。
難点としては、ある程度の期間と予算を消費する必要があるということです。
3.まとめ
いかがでしたでしょうか?
リスティング広告は配信方法によってはかなり費用対策の高い広告となります。
キーワード、ターゲティング、広告文を選定することも重要ですが、配信結果から確度の高いユーザーを導きだすこともできます。