Google AdWordsを使いリスティング広告を運用している人は非常に多くいますが、Google AdWords認定試験を受けていないという方も、実は少なくありません。
認定資格を得ることで、Google partnerバッジやGoogle partnerプレミアバッジを取得出来るようにサポートしてくれたり、専門知識があることを明示出来ます。
そこで今回は、Google AdWordsの認定試験についてまとめてみました。
この記事では、認定試験の概要や受験方法、注意点やどのように勉強すればよいのかなどをご紹介していきます。
目次
1.Google AdWordsの認定試験とは
AdWords認定資格とは、AdWordsに関する基礎知識や応用力、実務能力に優れた個人をGoogleが公式に認定するものです。
AdWords認定試験に合格し、AdWords認定資格取得することで、AdWords認定のスペシャリストであることをアピール出来、所属代理店のGoogle Partnerバッジの取得に役立ちます。
AdWords認定資格理解度テストにはAdWords基礎と下記5つがあり、基礎と下記のいずれかに合格することで、認定資格を取得することが出来ます。
- 検索広告
- ディスプレイ広告
- モバイル広告
- 動画広告
- ショッピング広告
テスト内容としては、下記のような部分から出題されるようです。
いずれも設問は全部で65問、制限時間は90分(検索広告とディスプレイ広告のみ120分)で正解率が80%以上で合格となります。
以前は不合格になったら、7日後にしか試験を受けることが出来なかったので、現在は不合格になった場合でも、1日後から再受験が可能です。
受験するにあたり、まずはAdWords基礎に合格した後、他の分野のテストを受けることが出来るので、まずはAdWords基礎の合格を目指しましょう。
2.Google AdWordsの認定試験の受験方法
受験するためには下記の手順に従ってください。
- Academy for Adsのアカウント取得
- 「認定資格」と表示されているラーニングパスにアクセス
①Academy for Adsのアカウント取得
GoogleのオンライントレーニングプログラムであるAcademy for Adsで認定資格を取得出来ます。
その為、まずAcademy for Adsのアカウントを作成しておく必要があります(https://academy.exceedlms.com/)。
②「認定資格」と表示されているラーニングパスにアクセス
Academy for Adsのアカウントを作成すると、無料のAdWords認定資格理解度テストと、理解度テストに向けた準備に役立つラーニングパスにアクセス出来るようになります。
3.Google AdWordsの認定試験の学習方法
認定試験の勉強方法としては下記の2種類があります。
- Academy for Adsで学ぶ
- Googleヘルプページの学習ガイドを利用する
(https://support.google.com/partners/topic/3204437?hl=ja&ref_topic=3111012)
ただし、実際にGoogle AdWordsを運用したことがない人にとっては難しい内容ではありますので、Google AdWordsを運用して、経験を積んで試験に望むことをおすすめします。
管理画面に慣れ、あまり使わない機能や分からないことはGoogleのヘルプページを見て、正確に知識を習得していきましょう。
4.Google AdWordsの認定資格の注意点
注意すべき点として、AdWords認定資格には1年という有効期限があります。
この期限を過ぎてしまうと認定資格をアピール出来なくなり、もう一度アピールしたい場合には再度受験をして、合格する必要があります。
AdWordsは仕様や機能の変更、アップデートが度々ある為、毎回新たに知識を習得する必要になります。
仕様や機能の変更などが起こっても「今」に対応出来るよう、1年という期間で区切られているので、試験に合格しても、常に勉強を怠る事のないようにしておきましょう。
5.まとめ
Google AdWordsの認定資格の概要から学習方法までを説明しましたが、いかがでしたでしょうか。
たかが資格と思われている方もいるかと思いますが、Googleが公式で認定している資格です。
この資格を取得することで、あなたのGoogle AdWordsのスキルをアピール出来ますし、今後の運用にも役立つと思います。
まだ取得していない方はこの機会にぜひ取得しましょう。