リスティング広告やTwitter広告など、オンライン広告には様々なプラットフォームがありますが、最近特に注目度が高まっているのがFacebook広告です。
「最近Facebook広告の運用を始めた」「これからFacebook広告を活用してみようかと検討している」という方も多いことでしょう。
Facebook広告で何のマーケティングをするのかは色々だと思いますが、商品の宣伝が目的だという方は多いはず。
そこでこの記事では、「Facebook広告で商品を宣伝するなら、どの広告フォーマットを選べばいいの?」という疑問に焦点を当ててみたいと思います!
目次
1. 商品の宣伝にぴったりな「コレクション広告」と「ダイナミック広告」
いきなり結論からになってしまいますが、Facebook広告で商品の宣伝にぴったりなのは、「コレクション広告」と「ダイナミック広告」です。
まずはそれぞれの概要と特徴についてご紹介していきます。
コレクション広告とは
コレクション広告は、2017年にリリースされた比較的新しいスマートフォン向け広告フォーマット。
コレクション広告では、メインビジュアル(画像や動画など)が大きく表示され、その下に4つの関連商品画像が横並びに表示されます。
関連商品が同時に表示されることで、ユーザーにより興味を持ってもらえる可能性が高まります。
広告がクリックされるとシームレスに全画面表示へと移行するため、没入度が高いのも特徴です。
ダイナミック広告とは
ダイナミック広告は、他の広告フォーマットと違い、Facebookが各ユーザーの興味関心・行動に基づいて自動的に最適な商品を選んで表示させる動的な広告フォーマット。
製品カタログとキャンペーン情報を規定のフォーマットで入稿しておくと、Facebookがアップロードされた商品情報や価格情報を元に、自動的にその商品に適したユーザーとのマッチングを行います。
商品の購入など、具体的なコンバージョンにつながりやすいフォーマットだと言えるでしょう。
2. コレクション広告の始め方
それではここからは、コレクション広告とダイナミック広告の始め方について簡単に解説していきます!
まずコレクション広告からです。
コレクション広告の設定方法
コレクション広告の設定は、以下の手順で行います。
※あらかじめ「カタログマネージャー」で商品を登録しておくのがおすすめです。
①広告マネージャにアクセスし、「+作成」ボタンをクリック。
②広告の目的を選択し、「次へ」をクリック。
③広告クリック時の遷移先サイト(あるいはアプリ)を設定。
④予算やスケジュールなど、掲載の詳細を設定し、「次へ」をクリック。
⑤コレクション広告には「製品の販売(グリッドレイアウト)」「商品の販売(ライフスタイルレイアウト)」などいくつかのテンプレートがあるので、最適なものをひとつ選びます。
⑥選んだレイアウトに合わせて、使用する画像・動画のアップロードや、ボタンの詳細設定などを行います。
コレクション広告の注意点
コレクション広告を利用するには、カタログに4つ以上の商品を設定しておく必要があります。
Facebookでは、在庫切れなどの可能性を考慮して、50点以上の商品を設定することをすすめています。
また、クリエイティブの見栄えを良くするため、サイズやアスペクト比にも気を配りましょう。
画像の推奨サイズは「1,200×628」、動画の推奨アスペクト比は「1:1」あるいは「16:9」です。
3. ダイナミック広告の始め方
続いて、ダイナミック広告の大まかな始め方を見ていきましょう!
ダイナミック広告の設定方法
ダイナミック広告の設定は、以下の手順で行います。
※事前にカタログマネージャーで商品を登録しておきましょう。
①広告マネージャにアクセスし、「+作成」ボタンをクリック。
②広告の目的で「カタログからの販売」を選択し、利用するカタログを選びます。
③予算やスケジュールなど、掲載の詳細を設定し、「次へ」をクリック。
④「カルーセル」「画像」「コレクション」の中から、ダイナミック広告で使う表示テンプレートを選択します。
⑤選んだテンプレートに応じて、見出しや広告コピー、表示オプションなどを順次設定していきます。
ダイナミック広告の注意点
ダイナミック広告では、売り切れた商品や取り扱いを停止した商品を削除するなど、随時カタログをアップデートすることが欠かせません。
また、各ユーザーにより最適な商品が表示されるよう、ある程度カタログのボリュームはあったほうが良いでしょう。
コレクション広告の推奨商品数と同様、最低でも50点以上は登録しておきたいところです。
4. まとめ
今回は、Facebook広告で商品を宣伝するのに最適なコレクション広告とダイナミック広告についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
Facebook広告にはたくさんの広告フォーマットがあるので、最初にどれを選ぶかで迷ってしまいがちです。
商品のマーケティングが目的なら、ぜひまずはコレクション広告とダイナミック広告を試してみてください!