Youtubeの視聴者数は5,078万人といわれており、現在ではテレビ並みのユーザーに広告を配信することが可能になっています。
Youtubeを使う人なら誰でも見たことがあるあの広告、実はいろいろな種類があるのです。
そこで今回は、Youtubeの広告「TrueView広告」についてまとめてみました。
この記事では、TrueView広告の概要とその種類、そしてその中でもインストリーム広告に焦点を当ててご紹介します。
目次
１．TrueView広告
GoogleがYoutubeにて配信している動画広告の事を総称してTrueView広告と言います。
TrueView広告には下記のような種類があります。
- インディスプレイ広告
- インサーチ広告
- マストヘッド広告
- インストリーム広告
インディスプレイ広告
右側の関連動画の上に表示されているのが、インディスプレイ広告です。
視聴しているコンテンツとの関連性で表示される為、潜在層にいるユーザーにリーチすることが出来ます。
クリックするとすぐに動画が再生され、その時点で課金が発生するクリック課金制です。
インサーチ広告
Youtubeで動画を検索した際に出てくる検索結果や、おすすめ動画の最上位に表示されるのがインサーチ広告になります。
入力されたキーワードに合わせて表示させる為、ユーザーに対しピンポイントで訴求することが出来ます。
こちらもクリックされた場合に料金が発生するクリック課金制です。
マストヘッド広告
YoutubeのTOPページの上部に表示される横長の広告がマストヘッド広告になります。
広告を出した人が1日（24時間）この位置を独占できるプレミアムな広告枠です。
掲載のための金額は数百万と高額ではありますが、その宣伝効果は非常に高いと言われています。
２．インストリーム広告
Youtubeで動画を閲覧する直前に流れる広告がインストリーム広告になります。
このインストリーム広告にも下記のような種類があります。
- スキップ可能な動画広告（スキッパブル）
- スキップ不可の動画広告（完全視聴型）
- オーバーレイ広告
- バンパー広告
スキップ可能な動画広告（スキッパブル）
動画か再生される前に一定時間流れるTVCMのような動画広告です。
時間制限がなく、5秒後にスキップすることが可能です。
この広告は、
- リンクがクリックされる
- 動画が30秒再生される
上記のどちらかが発生した場合に課金されます。
スキップ不可の動画広告（完全視聴型）
こちらも動画か再生される前に流れる動画広告ですが、スキップすることが出来ないタイプになります。
あまり表示頻度は高くないですが、広告に興味のないユーザーにはストレスになってしまう可能性もあります。
ただし、メリットとしては動画を最後まで見せることが出来ます。
オーバーレイ広告
動画再生中に突然、画面下側に表示されるバナー広告がオーバーレイ広告になります。
動画が10秒再生された後、表示されるような使用になっています。
バナー右上の小さい×印を押すことで、広告を消すことが出来ます。
バンパー広告
スキップ出来ない6秒間の動画広告が、バンパー広告と呼ばれています。
バンパー広告は6秒間で自動的に終了する為、長い時間を待つ必要はなく、スキップボタンを押す必要もありません。
ですので、これまで問題視されてきたユーザーへの不快感を軽減することが出来、企業イメージを傷つける心配も少ない為、現状、TrueView広告で最良の広告種類と言われています。
TrueView広告は全てユーザーをターゲティングすることが可能ですので、ターゲットユーザーが楽しめる魅力的な動画を配信するように心がけましょう。
３．まとめ
いかがでしたでしょうか。
WEB広告の観点から見れば、TrueView広告は音声付きで動画広告を見てもらえる数少ない媒体です。
ただし、やり方によっては企業イメージを崩す恐れもありますので、いかに魅力的な動画広告を作れるかがカギになってくるのではないでしょうか。
