GDN(Googleディスプレイネットワーク)の入稿規定総まとめ【2017年最新版】

GDN,入稿規定

ディスプレイ広告の定番であるGDN(Googleディスプレイネットワーク)。Web広告を担当するのなら、避けて通ることは出来ない程メジャーな存在です。

掲載後の運用面はもちろん大事ですが、そもそもその前に、広告が審査を通って掲載されなければ始まりません。

GDNで広告を出すにあたって最も基本的で大切なのが、入稿規定をきっちり守ることです。

そこで今回は、GDNの入稿規定を総まとめしてご紹介します!

リスティング バナー

1. GDN(Googleディスプレイネットワーク)とは?

GDN(Googleディスプレイネットワーク)とは、Googleが運営するディスプレイ広告ネットワークのことであり、ヤフーが運営しているYDN (Yahoo! ディスプレイアドネットワーク)と並び、国内で大きなシェアを誇ります。

GDNのメリットは掲載面がとにかく豊富なことで、Googleのサイト上はもちろん、Googleが提携しているあらゆるWebサイトに出稿出来るのが強みです。

2. GDNのバナーサイズに関する入稿規定

GDN(Googleディスプレイネットワーク)では、バナーを利用したイメージ広告がメインの広告形式になります。

バナーを入稿する際に最も気をつけるべきなのは、そのサイズです。

以下の表にGDNのバナーサイズ一覧をまとめましたので、バナー制作時にはこれらのサイズに合わせましょう。

GDNのバナーサイズ一覧

赤字になっているサイズはパソコン・スマホどちらにも対応しているので、制作リソースが限られている場合は、これらのものを優先して作るのがおすすめです。

なおGDNで一番基本になるのは「336×280」のレクタングル・バナーとなっています。

バナーサイズの入稿規定に関しては以下の記事が詳しいので、ぜひ一度チェックしてみてください!
ディスプレイ広告で必要な全バナーサイズと最低限必要なバナー一覧

3. GDNのバナー・画像ファイルに関する注意事項

GDN(Googleディスプレイネットワーク)の入稿規定には、サイズ以外にも注意すべき重要なポイントがいくつかあります。

一つはファイル形式に関してです。GDNでサポートされている画像ファイル形式は、「JPG・PNG・GIF」のみとなります。

また、ファイルの容量が最大150KBまでなのにも注意してください。

さらに、厳密に言えば「入稿規定」とは少し違いますが、Googleの定めているポリシーに反したバナー画像は、掲載出来ない可能性が高いです。

ポリシー違反の代表的な例は、「画質がやや粗い」「ランディングページとの関連性が低い」などといったケース。

入稿前には、バナーの分かりやすさや画像自体のクオリティを再度確認しておきましょう。

4. GDNのレスポンシブ広告の入稿規定

GDN(Googleディスプレイネットワーク)に最近登場した新しい広告タイプが、「レスポンシブ広告」です。

レスポンシブ広告とは、ユーザーのデバイスや広告掲載面のサイズに自動的に合わせて表示してくれる広告のこと。簡単に設定出来る上、一般的に広告効果を向上させやすいのが特徴です。

GDNのレスポンシブ広告では、画像・見出し・広告文・その他の情報をセットで登録して入稿します。

以下にレスポンシブ広告の入稿規定をリストアップしてみました。

【画像】

レスポンシブ広告の入稿規定 画像

【見出し】

レスポンシブ広告の入稿規定 見出し

【広告文】

レスポンシブ広告の入稿規定 広告文

5. YDNの入稿規定との違い

GDN(Googleディスプレイネットワーク)と並んでメジャーなのがYDN(Yahoo! ディスプレイアドネットワーク)ですよね。

GDNとYDNの入稿規定はある程度統一されている為、そこまで違いを意識する必要はありません。

ただ、細かい部分では微妙に異なることもあるので、注意は必要です。

もっとも違いがあるのが、バナーサイズ。GDNで主流の「336×280」はYDNでは使えず、「300×250」がその代わりとなります。

また、YDNではスカイスクレイパー・タイプの画像サイズが少なく、「160×600」のみ。逆にモバイル向けサイズは豊富で、GDNと同様のサイズに加え、「640×100」と「640×200」が使えます

YDNの入稿規定との違い

6. まとめ

ディスプレイ広告の出稿を考えているのなら、GDN(Googleディスプレイネットワーク)は絶対に外せないプラットフォームのひとつ。

入稿規定を遵守したクリエイティブを作成することが、GDNにおける広告運用の第一歩なのは言うまでもありません。

GDNでディスプレイ広告を掲載しようと考えている方は、ぜひ今回ご紹介した入稿規定をしっかり復習してくださいね。