リスティング広告の勉強方法と注意しておきたい3つのポイント

リスティング広告,勉強

Web広告に慣れていない方にとって、運用に関する様々な知識を覚えるのはとても大変な作業ですよね。

特に広告エンジンを活用したリスティング広告は学ぶべきことが多く、「一体どうやったら効率的にきちんと勉強できるんだろう?」と悩まれる初心者の方も多いと思います。

リスティング広告の勉強方法としてはたくさんの手段がありますが、大まかな勉強の流れを見失わないことが何より大切です。

この記事では、初心者の方がリスティング広告について勉強する際の段取りと、その際に気をつけておきたい3つのポイントをご紹介していきます。

0. リスティング広告の勉強は4ステップ

これから、リスティング広告の勉強をしようと考えている方におすすめの勉強フローは、次の4ステップになります。

リスティング広告の勉強フロー

1. 一番最初の基礎知識を身につける

まずは当たり前ですが、リスティング広告に関する初歩的な知識や用語を覚えて、準備をする必要があります。

この段階では、GoogleアドワーズやYahoo!プロモーション広告の公式ヘルプページであったり、公式の解説サイトであったりを見ながら勉強していくのがおすすめです。

また、公式ページだけだと少し難しく感じる場合は、ネットにあるリスティング広告の解説記事などを適宜検索して参照しながら学習を進めていきましょう(アドリスの情報をたどっていく事もおすすめです!)。

最初から公式ページ以外のサイトばかりを見て勉強してしまうと、知識が断片的になってしまって基礎の基礎が身につきづらいので、あくまでもベースは公式ページにするのが良いと思います。

特にGoogle Adwordsでは、無料で受ける事ができる認定試験があるので、力試しに受けてみるのもおすすめです。

2. とりあえず運用を始めてみる

公式ページである程度用語などの知識を覚えて、リスティング広告の概要がなんとなく見えてきたら、とりあえず実際に広告運用を始めてみましょう

この時点で、知識が完璧である必要はありません。むしろまだわからないことだらけでも大丈夫です。

やはり、実際に手を動かしてみないと知識はなかなか定着しませんし、そもそも「何を学習すればいいのか」ということも自分の中ではっきりしないものです。

一通りの基礎学習を終えたら、とにかく知識の定着度合いに関わらず、すぐに運用を始めてみるのが良いでしょう。

3. 必要な知識を補い、改めて体系的に勉強する

実際にリスティング広告を運用してみると、自分に足りない知識や、もっと知りたい知識などが自然と出てくるはずです。

そうしたら、ここで改めて必要な知識を補ったり、体系的にもう一度勉強したりしてみましょう

この段階でおすすめなのは、リスティング広告に関する書籍を買って勉強することです。

やはり本は情報の量や質が優れていることが多く、しっかりと本格的に勉強するのに適しています。

書籍での学習と並行しながら、ネットの最新記事を参照することによって、細かな知識を補っていきましょう。

4. 常に自分の中の知識・情報をアップデートする

ここまで来れば、みなさんはある程度リスティング広告について詳しくなり、自分なりの考え方や運用テクニックを持てるようになっているに違いありません。

あとは随時、自分の中の知識や情報をアップデートする努力を怠らないようにしていきましょう。

リスティング広告の勉強会やセミナーに定期的に参加するのもおすすめです。セミナーなどは、モチベーションを上げてくれる効果もあります。

また、自分でリスティング広告に関するブログを始めて、情報発信してみるのも良いでしょう。

自ら情報を発信する側になると、それまでになかった気づきや学びがあるはずです。

5. リスティング広告を勉強する際に気をつけたい3つのポイント

ここからは、リスティング広告を勉強するときに注意しておきたい、3つの基本的なポイントについてご紹介します。

信頼のおけるソースを参考にする

リスティング広告について勉強していくときに、何よりも気をつけてほしいのが、「情報ソースの信頼度」です。

ネットには数え切れないほどの記事がありますが、それらの情報がちゃんとしているものなのか、参考にする際は必ず気にするようにしましょう。

一番確実なのは、一次情報である公式サイトのコンテンツなので、最初のうちは、やはり公式コンテンツをベースにしながら勉強することをおすすめします。

ある程度勉強したらとにかく実際に手を動かす

最初にある程度勉強したら、とにかく実際に運用を始めて、手を動かすことが大切です。

実際に広告を運用してみないとわからないことはたくさんありますし、手を動かすことではじめて「何を勉強すべきなのか」が明確になるという面もあります。

勉強と経験はある意味両輪のようなものですから、どちらが欠けてもしっかりとした知識は身につきません。

初心者のうちから運用の場数をこなすことは、その後の成長スピードを促進してくれます。

知識のメンテナンスを怠らない

一通りの知識が身に付いて、運用にも慣れてくると、ついつい勉強を怠ってしまいがちです。

しかしここで現状に満足してしまうのか、それとも常に学ぶ姿勢を持ち続けられるのかどうかで、その実力には大きな差が出ます。

それにリスティング広告は変化の激しい分野ですから、ちょっと前の知識が古くなってしまって役に立たないというのはよくある話です。

どんなにリスティング広告に慣れても、決して知識のメンテナンスを怠らないように気をつけましょう。

6. まとめ

ここまで、リスティング広告の勉強方法や、勉強するときの注意点についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

勉強を始める前は、「覚えることが多すぎてとても自分にはできない」と思ってしまうこともあるかもしれませんが、順を追いながら着実にこなしていけば、決して無理難題ではありません。

これからリスティング広告の勉強をしようとお考えの方は、ぜひ今回の内容を参考にしてみてください。