リスティング広告でビッグワードを有効に使う3つの方法をご紹介!

リスティング広告 ビッグワード

リスティング広告の運用において重要な要素の一つとして「キーワード」があります。

やはりキーワードを指定して表示させるなら検索数の多いビッグワードで表示したいものですが、ビッグワードで表示するメリットやデメリットって、そんなに多くは思い浮かびませんよね。。。

そこで今回は、リスティング広告の中の「ビッグワード」について、その概要メリット・デメリットなどをご紹介します。

これを読めば「ビッグワード」を使いなして成果を出せる運用者としての土台が一つ出来るでしょう。

1.ビッグワードとは

「ビッグワード」は検索エンジンで検索される数が多いワードのことです。

一般的にキーワードは「スモールワード」、「ミドルワード」、「ビッグワード」の3つに分かれていますが、その中でも特に検索される数が多く、競合の広告主も多いところがビッグワードになります。

例えば、WEB広告系だと「リスティング広告」などがあり、その他にも商品やサービスによっては下記のようなたくさんの種類があります。

ビッグワードとは

ビッグワード、ミドルワード、スモールワードの3つには明確な境界線はありませんが、基本的に1語がビッグワードであることが非常に多いです。

2.ビッグワードのメリットとデメリット

ビッグワードのメリットとデメリットとしては下記のようなものがあります。

メリット デメリット
多くのユーザーへ配信出来る
新たなキーワードの発見
 無駄な予算を消化する恐れがある

一つずつご紹介します。

メリット①多くのユーザーへ配信出来る

人気のあるシンプルなキーワードなので、多くのユーザーが検索するので表示回数が多くなります

つまり多くの人に広告が認知されるので、その分、クリック数が増えやすい傾向にあります。

メリット②検索クエリによる新たなキーワードの発見

多くのキーワードを拾うので、検索クエリの中から自分が出せなかったキーワードを見つけることが出来ます

広告を出稿するにあたり、ビッグワードで登録したとして、ビッグワード以外のキーワードで広告が表示された場合、その検索クエリを参考に、新しいキーワード見つけることが出来ます。

検索クエリに関しては下記記事を参考にしてみてください。
リスティング広告で重要な検索クエリーの概要と効果的な活用方法|Yahoo!プロモーション広告

デメリット①無駄な予算を消化する恐れがある

ビッグワードは検索ボリュームも多く表示回数も多いので、無駄クリックが増えクリック単価やCV単価が高くなることがあり、1クリックあたりのクリック単価が1,000円を超えることも珍しくありません。

ですので、ただビッグワードに出稿するだけではなく一工夫しなければ、なかなか成果に繋がりにくいという点があげられます。

3.ビッグワードを使った3つの配信方法

ビッグワードを使った配信方法として、下記の3つがあります。

  • 広告文でターゲットを絞れるようにする
  • ビッグワードとミドル・スモールワードを同時に配信する
  • リマーケティング広告を出す

広告文でターゲットを絞れるようにする

ビッグワードを登録し広告を出稿すると、多くのユーザーに届けられる反面、無駄クリックなどが増えるというデメリットをご紹介しましたが、広告文を作りこむことで、無駄クリックを減らすことが出来ます

つまり、キーワードで入り口を大きくし、広告文で見込みの高い客が来るようにフィルターをかけ、該当しないユーザーのクリックを多少コントロールすることが出来ます。

広告文でターゲットを絞れるようにする

ビッグワードとミドル・スモールワードを同時に配信する

ビッグワードだけだとなかなかCVに至らない、もしくは至っても費用が掛かってしまうことが少なくありませんが、ミドル・スモールワードを別キャンペーンで同時に配信することでCPAを低く出来る可能性があります。

ビッグワードのみ配信する場合、目的としては認知拡大か新しいキーワードの発見が多く、CV目的で配信することは非常に少ないです。

ただ、ビッグワードにて認知拡大、ミドル・スモールワードにてCVを目的とし、配信する場合、ビッグワードで商品を知ったユーザーがミドル・スモールワードで検索し購入することも少なくありません。

ですので、CVを目的とする場合はミドル・スモールワードも一緒に配信することをおすすめします。

リマーケティング広告を出す

リマーケティング広告とは、一度サイトを訪れたユーザーに対し、再アプローチをかけてくれる広告の事です。

ビッグワードでたくさんの人にアプローチし、リマーケティング広告で購買意識の高い人に再度アプローチをかけることで、CVを発生させましょう。

この方法は、前にご紹介した2つの方法とかけあわせて出来るものですので、ビッグワードで配信する場合は必ず行いましょう。

リマーケティング広告に関しては下記記事で詳しくご紹介していますので、参考にしてみてください。
リマーケティング広告の概要と効果的な使い方|リスティング広告

4.まとめ

いかがでしょうか。

キーワードは人間で言うと心臓に近い役割を担っており、とても重要なポジションとなっております。

ビッグワードの特性を活かし、CVへ繋げる方法を覚えると、リスティング広告運用であげられる成果にも違いが出てきます。

ぜひこの記事を参考に、ビッグワードでの配信をしてみてはいかがでしょうか。