全世界に3億人、日本には4,500万人を超えるアクティブユーザーを持つTwitter。
それだけのユーザーを抱えるTwitterに、是非広告を出して自社や自社商品をプロモーションしたいと思ったことはありませんか?
しかし、広告と聞くと「運用の仕方が難しそう…」「なんだか敷居が高そうだな」と敬遠してしまうこともあるかもしれません。
そこで今回は、Twitterが新しく発表した運用不要の広告商品「オ―トプロモート」をご紹介します。
Twitterでの広告を検討している方、オートプロモートに興味を持っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
1.オートプロモートの概要
オートプロモートとは、1日つぶやいたツイートを自動的に広告とし、運用・管理の必要性のないTwitter社の広告商品のことです。
Twitterで、このようなプロモーション広告を見たことがありませんか?
本来は、このようなツイートをするのに1ツイートずつ入稿作業を行っていかなければならないのですが、オートプロモ―トは自分が普段つぶやくツイートを広告として自動的に配信してくれるのです。
通常のTwitter広告とオートプロモートを比較すると、このような違いがあります。
オートプロモートはこんなアカウントにおすすめ
オートプロモートは、このようなアカウントにおすすめです。
- Twitter広告を始めてみたい
- 1日10ツイート以上つぶやきを投稿する
- 広告費を抑えたい
オートプロモートは広告配信の自動化に特化しているので、Twitter広告の中で最も始められやすいでしょう。
また、1日10ツイート以上つぶやきを行う場合にも、広告の入稿作業と並行するより広告を自動化した方が成果の見込みが早いかもしれません。
広告代理店等に頼めばプロが運用してくれるので安心かもしませんが、費用が当然かさみます。月額1万円以内という安さなので、まずはお試しで始めるにはオートプロモートは良いですね。
Twitterの公式ページはこちらです。
月額9,900円のTwitter広告 「オートプロモート」
2.オートプロモートのメリット
オートプロモートのメリットは、次の3つです。
①運用なしで簡単に広告が出せる
オートプロモートは自動で広告を出してくれる為、運用・管理の必要性がありません。
通常のTwitter広告等では、どのツイートを広告として打ち出したいかやキャンペーンの設定など、こと細かく設定をした上で広告を配信する為、手間がかかります。
オートプロモートは細かく設定をすることは出来ませんが、ツイートするだけでそのツイートが多くのフォロワーに適度に広告として打たれるので、非常に便利で簡単です。
②1日はじめの10ツイートが広告になる
オートプロモートは、1日はじめの10ツイートが広告として自動配信される仕組みとなっています。
普段通りツイートしている内容がそのまま広告となってくれるので、広告を打つということに敷居の高さを感じている人にとって取り込みやすくなっています。
どのツイートが大きな成果を出したかなど、広告の効果を確認したい時の為にレポートが自動作成されているので、次回ツイートする内容を推敲する為の分析資料にすることが出来ます。
11個目のツイートやリツイート、引用リツイート、返信は広告にはなりません。
広告にしたくないツイートがあれば、一時停止の設定を行うことも出来ますよ。
③月額固定9,900円
通常のTwitter広告はオークション形式の費用の対し、オートプロモートは月額固定費用となっています。
月額固定なことで、大きな成果を上げた時に広告費用が膨大にかかってしまうことを防ぐことが出来ます。
また、費用の計算もしやすく、掛かる金額が確定していることも安心ですよね。
3.オートプロモートのデメリット
オートプロモートの注意点は以下の3つです。
①1日10ツイート以下はマイナスになる場合
1日10ツイートが自動的に広告として配信されるので、1日のつぶやきが10ツイート以下だともったいなく、費用に見合った効果が出ないかもしれません。
Twitterで宣伝や活動を中心にしているアカウントなら問題ありませんが、あまり活用する頻度が少ないという場合は、通常のTwitter広告に出す方法が良いでしょう。
②ターゲティング設定を細かく出来ない
オートプロモートはターゲティング範囲として、「地域」か「興味関心」のどちらかしか設定することが出来ないので、より細かく設定してプロモーションしたい場合は難しいです。
オートプロモートと通常のターゲティングとでは、このような違いがあります。
オートプロモートより通常の方が設定出来る範囲は細かく出来るので、「何をプロモーションしたいか?」によってどちらが良いか検討してみることが大事ですね。
細かくターゲティングした方が、より成果を見込めるものであれば通常の方が良いですが、性別等関係なく誰にでも満遍なくプロモーションしていきたいものであれば、オートプロモートの方が良いかもしれませんね。
③任意のツイートを広告に設定することが出来ない
オートプロモートは1日10ツイートを自動的に広告化するので、例えば「やっぱり11ツイート目を広告にしたい!」と思っても出来ません。
なので、ツイートする順番や、オートプロモートの一時停止を工夫しながら、広告に出すツイートを意識していくことになります。
また、予約投稿も出来ないので、「明日の10時に広告を出したい!」と思った時はリアルタイムで投稿しなければいけません。
4.オートプロモートで見込める成果
オートプロモートの見込み成果は、月間30,000アカウントのリーチと約30人の新規フォロワーの獲得です。
”平均的には、月間30,000アカウントへの追加リーチ、および30人の新規フォロワー獲得が一つの目安となります。パフォーマンスの変動は、アカウントの種類やターゲティングの選択、ツイートの質や数などに起因します。“
通常のTwitter広告でどのくらい成果が見込めるのかははっきりと明言されていなかったですが、ブロガーのわたすけさんが個人アカウントで広告を出稿した際の結果は、5ツイート3,000円のプロモーションで18人のフォロワーを獲得しています。
「フォロワーを増やしたいので個人でTwitter広告出稿してみた」
オートプロモートの見込み成果は30人なので、単純に見ると月間の獲得数としては低く思えるかもしれません。
しかし、オートプロモートでは1番反応のよかった広告を多く拡散してくれること、アカウントやツイートの質による変動を考慮すると、これ以上の効果や、月額9,900円以上の成果があげられる可能性があるとも言えますよね。
5.まとめ
いかがでしたでしょうか。
オートプロモートはツイートを自動的に広告として配信してくれ、運用も不要という、Twitter広告を始めたことがない人でも取り入れやすい広告商品なんですね。
ターゲティング範囲やTwitterの更新頻度によって、オートプロモートに向いているかどうか変わってきますので、通常のTwitter広告と比べながら、プロモーションしたい商品に合わせて活用していきましょう。