新機能YDNプレイスメントターゲティング運用事例紹介

ノウハウ,リスティング広告

先日4月21日にYDNより正式追加となりました。

「プレイスメントターゲティング」という機能ですが、まだ公開したばかりなので、効果測定なども業界内では未知数ですよね。

そこで、実際にこの設定を活用して運用する際「このような設定をすればより効果的に運用出来るのでは?」という運用方法をご紹介します。

リスティング バナー

1.プレイスメントターゲティングとは?

そもそも「プレイスメントターゲティング」とは何かといいますと、今までのようにYDNの配信システムに任せて広告を出す方式ではなく、自分で指定して配信したいサイトURLを設定する事が出来る機能です。

GoogleAdWordsではかなり前より常設していたのですが、やっとYDNにも設置されました。設定方法は実に簡単で、「ツール」より「プレイスメント管理」というタブから行います。

「プレイスメント管理」
そこで希望のURLを設定していくのですが、指定出来るURLの大前提として「YDNの広告枠を常設している提携サイト」に限ります。

「YDNの広告枠を常設している提携サイト」

このように「Ads by Yahoo! JAPAN」という広告枠があるサイトの事ですね。この枠があれば、そのサイトを指定する事が可能です。

2.プレイスメントターゲティングのおすすめ設定方法

その設定時にオススメなのが、「1リストにURLを詰め込みすぎない事」です。

管理画面でURLを指定する場合は「リスト」を作成する必要があります。

リスト作成の例は、

  1. ターゲットを決定し、それに属したURL候補が出てきます
  2. 指定したいURLにチェックを入れます
  3. 追加します
  4. リスト名でその中にどのようなURLがあるかをわかるように記載します

プレイスメントリスト設定

このように細かく管理する事で、そのリストのパフォーマンスを効果測定する際に、わざわざレポートなどで見なくとも管理画面上で把握する事が可能です。

逆に入れすぎて1リストに30個もプレイスメントを追加してしまうと、効果測定をレポートで見て、「どのURLが良いか悪いか?」を確認しなければならない為、後々面倒になります。

3.コンバージョンしたURLを注力する

その他にも、すでにYDNを運用していたならば、「配信先レポート」を管理画面より抽出して、過去の配信先でコンバージョンが取れていたサイトを設定して積極的に出す事も可能です。

「配信先レポート」

このように、既にコンバージョンの取れているURLがあるのであれば、ここを指定して単価を少し強めに出す、という戦術も考えられます。

まとめ

まだ公開して数日しか経過しておりませんので、GoogleAdWordsの手動プレースメントと異なる結果が出るのか非常に楽しみですね。

良い結果が出たら本ブログで報告しますので、是非今後の動向をお楽しみにしてくださいね!